ロードバイクやクロスバイクで、カラータイヤが絶対NGな理由

ロードバイクやクロスバイクを買ったあと、オシャレ目的でカラータイヤにする人がいます。
カラータイヤは、結論から言うと絶対NGです。




その理由を解説します。

カラータイヤと、ライン入りカラータイヤの違い

カラータイヤと書きましたが、タイヤの全てが黒以外のカラーになっているものと、タイヤの接地面は黒でサイドにカラーラインが入っているタイヤがあります。

カラータイヤというのは、こういうものです。

地面に接する部分までレッドになっていますね。
こういうのをカラータイヤと言います。

接地面はブラックで、サイドにカラーラインが入っているタイヤというのは、こういうものを指します。

Michelin – Pro4 Endurance V2 フォールディングタイヤ
人気が高いミシュランのPRO4です。
このようにサイドにカラーラインが入っているものは、分類的にはカラータイヤとは呼びません。



カラータイヤが絶対NGな理由

ロードバイクでもクロスバイクでも、タイヤは非常に重要なパーツで、安全性に大きく関わります。
タイヤが持つ「グリップ力」により地面を捉えるわけですが、グリップ力が低ければ滑ってしまいます。
ブレーキ性能にも大きく関わります。
ブレーキ性能というと、多くの人はブレーキキャリパー(クロスバイクならVブレーキ)のグレードを思い浮かべると思います。
デュラエースのブレーキキャリパーはよく効きますし、テクトロのブレーキキャリパーならあまり効きません。

このように、ブレーキキャリパーのグレードだけがブレーキ性能に関わると思われがちですが、ブレーキをかけるとタイヤと地面との摩擦力で止まるわけですので、タイヤのグリップ力が低ければやはり滑ってしまい、安全に止まれないのです。

そのため、タイヤのグリップ力は超重要な要素です。

自動車でもオートバイでも、タイヤって黒一色ですよね。
これはグリップ力を出すために、タイヤを製造するときにゴムにある混ぜ物を使うからです。
その混ぜ物を入れると必然的にタイヤは黒くなります。
ちなみにですが、自動車でもオートバイでも、黒以外のタイヤは法律上禁止されています。

ロードバイクとかクロスバイク用に販売されているカラータイヤですが、グリップ力を出すために必要な混ぜ物を使っていないため、カラータイヤになっているのです。
そのため、カラータイヤはグリップ力がかなり低く、晴れている日の路面でも滑りがちになりますし、雨天時などで濡れた路面では最悪です。
ブレーキかけても滑ってしまいますし、転んでしまう原因になりうるのです。

ロードバイクやクロスバイクは、細いタイヤを使います。
自動車やオートバイなどの太いタイヤでも禁止されているのに、それよりもはるかに細い自転車用タイヤが余計滑るのは想像がつくと思います。

ドレスアップ目的なら、サイドカラーのみに留めるべき

ドレスアップ目的でカラータイヤを検討する人がいますが、これは本気で危ないのでNGです。
ドレスアップ目的なら、サイドにカラーライン入りで留めるべきでしょう。

サイドにカラーラインが入っているものは、ラインは地面に接地しませんからグリップ力は関係ありません。
ただし、同じタイヤで比較した場合、ブラック一色のたいやよりもサイドライン入りのタイヤのほうが10g程度重くなることが多いようです。
それを嫌って、レースでサイドライン入りタイヤが使われることはほぼありません。

私もサイドライン入りを使っていますが、フルカラータイヤだけは本当に危ないのでやめましょう。

Michelin – Pro4 Endurance V2 フォールディングタイヤ

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