ここ最近、メリダの2020年モデルをいくつか紹介してきましたが、今回はスクルトゥーラ200ディスクです。
とその前に。
カーボンフレームのリアクト4000が出ていたので、あれ?MGD(メリダグローバルディーラー)指定モデルだから通販禁止じゃね?と思ってたら、やっぱりリンク削除。
話は戻ります。
メリダのスクルトゥーラはレーシングバイク(といってもオールラウンダーに近い)なのですが、リムブレーキモデルにはスクルトゥーラ200はありません。
ディスクブレーキモデルとしてあるのが、スクルトゥーラ200DISCなわけです。
2020 MERIDA SCULTURA200 DISC
スクルトゥーラ200ディスクは、ソラ9速完成車になります。
700と400が105完成車、100がクラリス完成車なので、その中間ということですね。
メリダのアルミモデルの特徴ですが、基本的にフレーム自体はどのグレードでも共通です。
強いて言うなら、700はBB形式が違うのでフレームも違うのですが、軽量性や作りなどは基本的に同じだそうです。
パーツの違いやカラーリングの違いだけで値段が変わります。
スクルトゥーラ200ディスクのカラーは2つ。
SILK_ANTHRACITE(RACE_RED)。
スペックはこちらです。
フレーム | アルミ |
フォーク | カーボン |
STI | ソラ |
クランク | FSA Omega 50-34 |
FD,RD | ソラ |
スプロケ | Sunrace CS-9S 11-28 9S |
ブレーキ | Promax D5K-330R Mechanical disc |
ホイール | メリダオリジナル |
タイヤ | Maxxis Dolomites 700x25C |
定価(税別) | 129,900 |
ソラグレードには油圧ディスクがありませんから、プロマックスの機械式ディスクブレーキになっています。
いわゆるワイヤー引きのディスクブレーキですね。
ここはソラに油圧ディスクが無い以上、仕方ないポイント。
個人的にちょっといいなと思うポイントは、スプロケが11-28Tなんですね。
シマノではないという点はまあ仕方ないというか、ケチった感は否めませんが、最近の10万円程度のロードバイクって、やたらとワイドギアで11-34Tとか多かったのですが。
34Tみたいな軽すぎるギアは使う機会も少ないですし、28Tがあればだいたいの坂は登れますし。
ワイドギアだと、ギアのつながりが悪くてストレス感じる人も多いですしね。
重量表記は、2019モデルで9.8キロとなってます。
リムブレーキか?ディスクブレーキか?
これから初めてロードバイクを買おうとする人にとって、リムブレーキにしたほうがいいのか、ディスクブレーキにしたほうがいいのかは、結構難問だったりします。
ディスクブレーキのほうが制動力がいいということもありますが、これくらいの価格帯のロードバイクなら、ディスクブレーキ車は重量面ではどうしても重くて約10キロになってしまうので、個人的には少しでも軽いリムブレーキ車のほうがオススメです。
ただ、ディスクブレーキ車にも可能性はたくさんあるので、もう最後は見た目の好みで決めてもいいかなと。
メリダの完成車の場合、特にこの価格の完成車ですが、ホイールがクソ重いです。
これは他社の10万クラスの完成車でもクソ重いことには変わりないのですが、ホイールをそこそこのものに変えるだけでもかなりの軽量化になるでしょう。
ディスクブレーキ車の場合、カーボンホイールでもリムの放熱性を考える必要性がないので、初心者でもカーボンホイールを使いやすいという点ではディスクブレーキ車に分があります。
Fulcrum – Racing Quattro (レーシングクアトロ) カーボンクリンチャーホイールセット (ディスク)
重量 | 1605g(ペア) |
リムハイト | 40mm |
対応タイヤ | クリンチャー |
23cタイヤ | x(25c以上) |
スポーク数 | 21/21 |
対応スピード | シマノ8-11s |
リムブレーキ車だと、リムをシューで挟むため、カーボンリムだとブレーキ熱で壊す人がいますからね。
昔よりもカーボンリムの放熱性はよくなっていますが、下り坂でブレーキの当て効きさせまくっていると壊れやすいです。
低価格で買えるディスクロードとしては、よく出来ているなと思わせるのがスクルトゥーラの魅力でしょうか。
恐らく、油圧ディスクとカーボンフレームは通販禁止っぽい。
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