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半額になっているBHのフレームセット、G6 PROに105完成車から組み替える場合。

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現在、楽天バイクキング様で超お得の半額セールになっている、BHのフラッグシップモデルのフレーム、G6 PRO
エアロフレームで加速性に優れ、カーボン素材も改良されたまさに上位モデルなのですが、【今、アルミ105完成車に乗っているのですが、G6 PROのフレームに組み替える場合、フレーム以外に必要になるものはあるのか?】という質問を受けましたので回答します。



その前に、G6 PROのフレームの魅力を

まずはスペックから。
定価は37万円(税抜き)。
フレーム重量は860g、フォーク重量は350gと超軽量フレームと言っていいでしょう。
まさにハイエンドモデルといっていいフレームです。

このフレームは空力向上を目指したリアルレーシングバイクなのですが、特筆すべきは加速性だけでなく乗り心地もいいところです。
シートステーをみるとわかりますが、かなり細くなっており、さらにわずかにベンド形状(曲がっている)ことがわかりますが、シートステーが細いと振動吸収性がよくなります。
加速性と振動吸収性を超ハイレベルに両立したフレームと言っていいでしょう。
路面追従性もよく、BB周りのボリュームもかなりあってペダリングのパワーをロスなく伝える剛性もあり、それでいて軽い。
サクサク進む軽さ、グイーーーンと加速できる剛性、きちんと振動吸収するシートステーなど、まさにハイエンドなスペックとみていいでしょう

Di2にも対応するフレームです。

Di2バッテリーを内蔵できるシートポストと記載があるので、恐らくはシートポストは付属しているはずです。(要確認)

アルミ105完成車から組み替える場合、ほかに必要なパーツはあるのか?

今まで乗っていたバイクが一般的なフル105完成車で、BBがねじ切りJISの場合を想定します。

BB、クランクの問題

まず、G6 PROのBB形式は、BB386EVOです。
BB386というのは圧入系BBの一種で、強いて言うなら乱立する圧入系BBのいいところ取りをしたような規格とでも言いましょうか。
どちらにせよ、ハイエンドカーボンフレームにしか採用されない規格です。
そもそもアルミ完成車でBB386EVOの車種を見たことがありませんから、BBについては新調する必要があります。

BB386EVOは少々ややこしい規格で、そのままではシマノクランクの取り付けができません。
ここで考えなければいけないのは、可能性としてはいくつかあるわけです。
1、BB386EVOに、BB386EVO対応クランクを新調する
そもそもBB386EVOというのは、FSAが提唱する規格です。
そのため、BB386EVO対応のクランクは、FSAのSL-Kくらいしかないのですが、まあ高いんですよ。

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どうしてもBB386EVOの実力を試したいという人にはFSAのクランクしかないですが、かなり割高になることは覚悟してください。

2、コンバーターBBを使いシマノクランクを使う
こっちのほうが現実的かなと思いますが、BB386EVOのフレームに、シマノクランクを使うためのコンバーター機能が付いたBBがスギノとかTNIなどから出ています。

奮発してセラミックベアリングのBBにするのもアリ。

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これらのBBは圧入なので、素人が下手打つとフレームに致命的な損傷を与えます。
なのでどうしても自分でで組みたい人でも、BBの圧入だけはプロショップに依頼したほうがいいですね。



ブレーキの問題

G6 PROではブレーキがダイレクトマウントになるため、アルミ105完成車についていたブレーキが普通のキャリパーブレーキであれば流用できません
元々、例えばメリダのリアクトのようなエアロフレームに乗っていたならダイレクトマウントのこともありますが、普通のロードバイクからの乗り換えではブレーキを買いなおす必要があります。

フロント用、リア用があるので要注意

その他

今まで使っていたフレームとチェーンステイ長が違う場合、もしくはこの機会にスプロケ歯数やクランク歯数を変える場合、チェーンの長さが足りなくなったり長くなったりする場合もあります。
ていうか、せっかくハイエンドフレームにするのですから、チェーンは一新して新しいものに変えたほうがいいですね。
伸び伸びのチェーンだと、やはり加速力は落ちますから。

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あとはバーテープが必要です
とりあえずは高望みしなければ105完成車からパーツ載せ替え+数万あればハイエンドモデルのフレームになれます。
工具を持っている人なら、BBの圧入はプロに任せたほうがいいですがそれ以外は自力でやれば安上がりですし、プロショップにすべて任せてしまうのもアリかと。
持ち込みフレームがOKなショップと、NGなショップがあるので要注意。
大体の場合、持ち込みフレームだと工賃だけで25000円~30000円程度かかり、パーツ代は別のことが多いようです。

いろいろ工夫すればほぼフレーム代のみでいけるかも

例えば105アルミ完成車からG6 PROに組み替えるとして、実は新たに買わなければならないパーツがあることは上で書きました。
で、105完成車から組み替えると、理屈の上ではアルミフレームと105の普通のキャリパーブレーキとBBが手元に残ります。

これらを売ったとしてお金になるかと聞かれたら、正直難しいです。
例えば余るアルミフレームがそこそこのもの(例えばキャノンデールのCAAD10とか)ならフレーム単体でも欲しがる人はいるかもしれませんが、例えばジャイアントのDEFYなどの低価格のフレームなら、ヤフオクなどでは売れないでしょうし、中古屋に持っていっても1万円にもならないかと思います。
状態にもよりますが、アルミフレーム、BB、キャリパーブレーキを中古屋に売った場合、うまくいけば15000円程度にはなるかもしれません。
そういうのを使って要らないものを売却して、新しいパーツ購入代金に充てれば、トータルで見たらフレーム代+ちょっとくらいで済むかもしれません。

そうすれば憧れのハイエンドフレームに様変わりですよ!!

こういうハイエンドフレームには、多くのショップは【アルテグラ以上を付けないとフレームがもったいない】などと言ってきます。
別に105でも十分です。
でも、できればホイールはいいものを履かせてあげたいですね。

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