セラミックベアリングのBBは、体感できるほど回転が軽いのか?【質問いただきました】

セラミックベアリングのBBって体感できますか?という質問をいただきましたので、回答いたします。
これ、結構気になっている人が多いカスタマイズだと思います。
BBだけならそこまで高くないし、それで効果が上がるなら導入したい人って多いですよね?



そんなセラミックBBについて解説を。

シマノのBBの回転が重い理由

シマノのBBですが、そもそも回転が重いと言われています

これには大きな理由があります。

BBは構造的に水や埃などが入り込みやすい構造なので、シールと言うもので水やゴミが入りにくいようになっています。
シマノのBBは、このシールが頑丈で、それでいてシールがベアリングに密着しているような構造です。
そのため、シールが回転性を邪魔するから回転が重いのです。

シマノのBBはメンテフリーの構造を目指しており、そもそもメンテナンスすることができません。
水分やゴミなどが入り込みにくいようにすることで耐久性を重視しているのです。
ちなみにシマノのBBに入っているベアリングは鋼球です。

セラミックベアリングと鋼球だと、やはりセラミックベアリングのほうが回転性はいいです。
巷で売られているセラミックベアリングのBBの回転が軽い理由ですが、セラミックベアリングだからと言うのがまず第一の理由です。
そして、シマノのBBほどシールが強固ではないため、回転が軽いというのが第二の理由です。

シマノはあくまでも耐久性重視、シマノ以外のメーカーはシマノと同じ【耐久性重視】で作っても売れませんから、【耐久性よりも回転性】に狙いを定めて作っているという感じです。

チェーンをかけずに回すと恐ろしく回る

セラミックBBにしたことがある人はわかると思いますが、BBつけてクランク入れて、チェーンをかけずにクランクを回すとグルグル回ります。
シマノのBBだとそんなに回りませんが、セラミックBBだともうグルグル回っちゃいます。

だいたいの人は、【すげー!!】と思うでしょう。

ところがです。
チェーンをかけて回すと、チェーンなどの抵抗も入ってくるため、シマノのBBとセラミックBBを比べてもそこまで大きな差にはなりません。
この状態でもセラミックのほうがシマノよりは良く回りますが、チェーンをかけずに回した時のような驚きは少なくなります。

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実際に走ってみて体感できるのか?

これ、ぶっちゃけて書きますが、短い時間しか乗らないと【気持ちの問題】に近いレベルの差です。
わかんない人にはわかんないと思います。

私の感覚ですが、ロングライドで疲れてきたときに、シマノのBBよりも回せるような感覚があるのと、高速域でシマノよりも回せるような感覚はあります。
これについても個人差があるので、明確な違いとして実感できるかと聞かれるとちょっと怪しいところです。
どのBBがついているかを知らされずに乗った場合、もしかしたらわかんないかもしれません。

それでもセラミックBBはあえて試してほしいパーツの一つです。
というのも、ロードバイクで速くなる秘訣としては、己の鍛錬はもちろんのこと、機材面でいえば【あらゆる抵抗を軽減すること】にかかってきます。
セラミックBBにすることでBBの抵抗性は軽くなるわけですが、BBだけで速くなろうとせず、プーリーとかチェーンとかいろんな回転抵抗を見直していけば、体感できるようになってきます。
つまりはBBだけで速くなろうとせず、あらゆるパーツの抵抗性を軽減することが大切なんです。

あと一歩が踏み込めないとか、ロングライドで疲れて距離が伸びないとか、そういう人は一度試してみてほしいパーツです。
あと、何気にオシャレなパーツもあります。
例えば、TNIのセラミックBBは、カップのカラーがブルーとレッドがありますよね。

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個人的にはスギノしか使ったことがありませんが、スギノの品質はいいように感じます。

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注意点としては、お使いのフレームに合ったものを選ぶことです。
当たり前ですが、フレームのBB規格がJISならJIS,ITAならITAなど、適合するサイズを間違わないように。



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