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衝撃ニュース!!チームスカイやアームストロングに隠しモーター疑惑が!

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今日のヤフーニュースで【強豪スカイやアームストロング氏に隠しモーター使用疑惑、米報道】というとんでもない記事が出ています。



アームストロングについてはドーピング違反ですでに永久追放されていますが、今回の件はどういうことなのか、詳しく見ていきます。

隠しモーター??

報道を見る限りでは、まだどこにどんなモーターがあったのかという確証はないようで、【ハブに内蔵するタイプもある】という一例を紹介しているだけだ。
モーターを搭載した車輪は800g程度重くなると書いてあり、2015年のツールではスカイの選手だけほかの自転車よりも800gほど重かったという関係者の話も掲載している。

ロードに乗る人ならば、車輪(=ホイール)が800g重くなったら大事件だ。
ホイール中心部にあるハブの重量は、走行速度に影響を与えないとも言われたりするが、それでも800gもハブが重くなったら大事件。

20分間、推進力が一定度増す仕組みで、モーター音も静か、リチウム電池で動くなどと結構具体的に書かれている。
心拍と連動する仕組みもあり、選手の心拍が一定レベルを超えるとモーターが駆動するのもあるそうだ。

隠しモーターは、前例がある

記憶に新しいところでは、2016年一月に行われたシクロクロス世界選手権で、U-23女子のレースにて【隠しモーター付きのバイク】が発見されたことが有名ですね。こういう不正を【メカニカル・ドーピング】と呼びます。

この件では、該当する選手が【メカニックが間違って友人の自転車を準備した】と言い訳していますが、そんな言い訳は子供でも通用しません。
どういうレベルなんでしょうかね。

これらの隠しモーターですが、いわゆる【電動アシスト自転車】と同じ原理です。
私も電動アシストのママチャリを持っていますが、登坂ではものすごい威力を発揮します。
例えば勾配15%くらいの坂があったとして、ロードバイクだと結構きついですよね。
ダンシングしたり、やっとのことで登ると思います。
電動アシスト自転車の場合、勾配15%の坂が続いても、座って鼻歌交じりで登れます。
汗一つかきませんし、呼吸が乱れることもありません。

それくらい電動アシストの威力は強力なんです。

日本で市販されている電動アシスト自転車は、法令上速度が24キロまでしかアシストしてくれません。
ですが、今回のようにロードバイクに不正目的で使われるアシストにはリミッターなんてないでしょうから、ロードレースでの高速域でもアシストしてくれる仕組みだと考えられます。

白か黒か

これについては全く分かりません。
今後の報道を注意してみるしかありません。

それにしても、なんでレース前の検車で、もう少し細かく確認しないのでしょうか?
今のところスカイの広報担当者は【空力を考慮したためにほかの自転車よりも重めだった】というコメントを出しているようですが、今の時代のバイクは、プロが使うような機材なら余裕で6.8キロジャストくらいに収まります。
空力を重視してもほかのバイクに比べて車輪が800g重くなることは考えづらい気がしますが・・・

ハブを確認すればモーター付きかどうかはわかるはずですし、よく言われるシートポストの中にバッテリーがあるというのも、確認すればわかりそうなものです。
しかしながら、今は電動コンポも普及してきていますから、バッテリーについてはうまく偽装できるんでしょうかね?
電動コンポとアシストのバッテリーを共用にするなどすれば、ごまかせるのかもしれません。

今回の報道が間違いであることを祈るばかりですが、現代の技術を駆使すればロードに電動モーターを付けること自体は余裕で可能です。

ちなみにヤマハが出している電動アシストロードバイク、YPJ-Rについても、基本的にはレースで使えません(当たり前ですね)。
というより、見た目ですぐにバレます。

バッテリーは外装でダウンチューブにガッツリ付いてますし、BB周りに明らかなレベルでモーターがあるのがバレバレです。

これをレースの車検に持ち込んだら、ネタだと思われるだけでしょう。

ヤマハの出している電動アシストロードバイクについては、レースを意識しているわけではないことを理解しましょう(当たり前ですね)。
ちなみにこのヤマハのYPJ-R、登坂がメッチャ楽です。
登りで爆速可能。




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