ヒルクライムでダンシングをしていて、質問されたこと。

昨日のことですが、某峠にヒルクライムに行っていました。
先日積雪があったことをすっかり忘れていて、上のほうは積雪と路面凍結が少しありました。
完全に凍結しているわけでもないので、乾いているところを登っていき、下りはいつもより慎重に下りてきました。



私は10%以上の勾配が続く場面では、ダンシングをかなり使います。
シッティングで苦しそうに登っていた方を追い抜いたのですが、登り切ってお店で休憩していたところ、その方が後からきて【ダンシングのコツ】について質問されました。

ダンシングが苦手ですぐに足が終わってしまう方は多い

まあ、私も初心者時代はそうでした。
峠道でダンシングなんてした日には、数十秒で足が終わってしまい、そこから先は足が動かなくなるほど重く感じるという状態です。

今の私ですが、勾配10~15%程度の坂であれば、10分とかでもダンシングのままでいけます。
ダンシングをパワーでやろうとすると、速攻で終わります。
ダンシングは体重移動と適切なギア比の選択、視線が重要です。

質問してきた方が言ってましたが、登りでダンシングすると10秒ほどで終了してしまうそうです。
じゃあシッティングならいけるんですか?と聞きましたが、リアに32Tを入れているからいけるけど、インナー×ローのままじゃないと無理だそうです。

プロ選手ってダンシングを軽そうにしてますよね。
やっぱりダンシングにもコツがあります。

休むダンシングの習得

ダンシングというとスプリントのような感じでガシガシやろうとする人がいますが、それをやるとプロ選手でも持ちません。
ガシガシやるダンシングは、陸上競技でいえば100m走です。
オリンピックの金メダリストでも、100m走のような速さで何分もいける人はいないでしょう。

ダンシングには【休むダンシング】というものがあります。
これはどういう状態かというと、【休みながら体力を回復させて進む】という状態です。
筋力を使うのではなく、筋力を温存し回復させる時間のようなものです。

つまりは力を使わずに、回復させながらダンシングできれば、何分でも持つわけです。

私の場合、参考にしたのはこちら。

この中で休むダンシングが紹介されていますが、私が考えるに疲れないダンシングのコツとしては
・上半身はリラックスし、無理に前重心になりすぎない
・ペダルを踏んだり引き上げるような感覚ではなく、体重移動でペダルに【乗せる】ような感覚
・ギア比を重すぎないように調整。シッティング時からリアを2枚シフトアップし、ダンシングに移行
・視線が下を向くと下向きに荷重が乗りやすくなるため、あくまでも前方を見る
・ダンシング時のケイデンスは低くてよい。というより、最初は5分程度維持できそうなケイデンスでよい

私のバイクは、フロント50-34、リアは12-25です。
ヒルクライムに来ている方のスプロケを見ると、最近はワイドギアの人が多いですよね。
私はクロスレシオのほうがメリットが大きいと考えているので、12-25のままです。

ヒルクライム時には、シッティングではインナー×ローに入りっぱなしです。
ダンシング時にはリアを二枚シフトアップしてダンシングに移行し、シッティングに戻るときはリアを二枚シフトダウンするだけ。

ダンシングする場所は、急こう配の場所がメインです。
特に峠の登坂の左カーブはどうしても内回りになるために勾配がきつくなります。
かといって勾配が緩く感じるように右側通行するわけにはいきませんから、ダンシングすることが多いです。

姿勢が下を向いていると、つらく感じやすいです。
視線はあくまでも前方を見るほうが楽です。
下を向いていると下に踏み込もうとする力が強く働きます。
踏み込まなくていいんです。
あくまでも体重移動でペダルに乗せるだけというイメージ。

ホイールも大切です。
ヒルクライム用ホイールとしてはデュラエースC24が軽量で人気がありますが、どうにもあれは剛性が低く、ダンシングする人には向かないです。
デュラエースc24でダンシングすると、力が逃げる感じがして個人的には疲れます。
私が使っているのはマヴィックのキシリウムエリートですが、リム重量はC24とそれほど変わりないものの剛性が高いので、ダンシングしたときにきっちり進んでくれる感触がします。

ヒルクライムのコツは頑張りすぎないこと

途中で足をついてしまう人は、スタートからもっとペースを落としたほうがいいです。
ヒルクライム攻略の秘訣は、ゴールまで一定のペースで登れるかということです。
ペースを落として進み、きつくなる前に休むダンシングで筋肉の疲労を緩和させます。
シッティング⇒休むダンシング⇒シッティングの繰り返しで、違う筋肉を使い分けるという風に考えたほうがいいかもしれません。

同じ筋肉に負荷をかけていたら、疲れますよね。
だから疲れてくる前に、違う筋肉にバトンタッチするという感覚です。

質問してきた方とは、この後ちょっとだけ一緒に走りました。
ダンシングのコツがちょっとわかったようで、だいぶ楽になったと喜んでいただけました。

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