実体験を元に、【効果があるパーツ交換】と【効果を感じ取れないパーツ交換】を語る

ロードバイクに乗る人なら、必ずと言っていいほどするのがパーツ交換です。
ホイールの効果や、タイヤの交換はよくすることですし、細かいところだとプーリーの交換などもあります。



ぶっちゃけて言えば、お金を出した割にはたいして違いを感じないパーツ交換もありますし、出したお金以上に感動するパーツ交換もあるわけです
実体験を元に、私が体感したことを書きます。

今までにしたことがあるパーツ交換

私はクロスバイクに乗っていたころからパーツ交換をし、ロードバイク一本になった今でもパーツ交換は時々やります。

クロスバイク時代

クロスバイク時代にしたパーツ交換というと、以下の通りです。

タイヤ

元々は32Cタイヤでしたが、パナレーサーのT-SERV PT(28c)に変更。
その後、パナレーサーのTYPE DとTYPE A(ともに23c)を使っていました。

クロスバイクにしてはいいタイヤをチョイスしていたので、加速性などの違いは明らかに良くなりました。
アルミフレームにアルミフォークだったので、一番バランスが良かったのはT SERV PT(28c)だったかもしれませんが、軽量でオールラウンドに使えるTYPE Aが最も長く使っていたタイヤです。

値段の割には性能がいいタイヤの一つでした。
恐らく、TYPE Aだけで10本以上使っていたと思います。

ホイール

私のクロスバイクはエンド幅135㎜だったので、ショップに依頼して作ってもらった手組ホイールを使っていました。
リムはKINLIN XR-240。
リム重量は450g程度なので、クロスバイク標準装備のリムよりもはるかに軽くて乗っていて楽しいホイールでした。
スポークは32本でしたので持って劇的に軽い感じにはなりませんが、リムが軽い分だけ加速性は抜群でしたね。

チューブ

クロスバイク時代に試したのは、パナレーサーのR-AIR、パナレーサーのブチルチューブです。
R-AIRは個人的な感覚としては、良さが全く分かりませんでした。
乗った違いもあるのかないのかわからない上に、やたらとパンクするためにそれ以降は使っていません。

ステム

ポジションを変えるために、長いステムに交換しました。
素材はどちらもアルミなので、ポジションが変わったこと以上の変化は見出せませんでした。

ハンドル・バーエンドバー

ハンドルとバーエンドバーをカーボン化したのですが、これについては特にメリットは感じませんでした。
振動吸収性が良くなるといった印象もありませんし、乗ってみて重量の違いを感じることもなく、個人的にはお金の無駄だったと感じるパーツ交換です。

ブレーキ

事故によりブレーキが破損したため、テクトロのVブレーキから、シマノDEOREのVブレーキに変更しました。
テクトロよりはブレーキのコントロール性が上がったような気もしますが、制動力では大きな違いは感じませんでした。
そもそも、Vブレーキはテクトロでも十分すぎるほどの制動力を発揮しますから、それ以上の制動力があっても危ないだけの気がします。

ロードバイク時代

タイヤ

私のロードバイクには、初期装備でMAVICのアクシオンがついていました。
このタイヤはショップから家までの数キロしか使っていません。
家に帰るや否や、即座にクロスバイクにつけていたパナレーサーのTYPE Aに交換したためです。

それからしばらくはTYPE Aを使っていましたが、元々クロスバイクで使い慣れていたタイヤなので、特に感動もなく使っていました。
ある時、たまには違うタイヤも試してみたいと考えて、評判の良かったコンチネンタルのグランプリ4000S2に交換。

グランプリ4000s2は高速域で良さがわかるというか、かっ飛ばすと楽しさが感じ取れます。
耐久性が高いのも良かったです。

その次にヴィットリアのオープンコルサCX3を試しました。

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これが私のツボに嵌ったというか、走りが上質になってそれ以来オープンコルサしか使っていません。
微振動を打ち消すような感覚があり、コーナーリングでのバイクの倒しやすさ、加速性などすべてが私の要求を満たしてくれる感じです。

ホイール

完成車についていたのはマヴィックのアクシウム(現行モデルだとアクシウムエリート)でした。
このホイール、持つと重いのに走るとなぜか軽いという、意外と【お値段以上の価値】があるホイールです。

アクシウムからキシリウムエリートに変えましたが、これは感動レベルで違いを感じました。
ゼロ加速のスムーズさや、30キロ後半でシフトアップしたときの加速感、登りでの軽さなどすべてが私好みです。

そのほかにも試乗や借り物などで様々なホイールを使ったことがありますが、私の乗り方ではキシリウムエリートがしっくりくる感じがします。
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チューブ

クロスバイク時代にパナレーサーのR-AIRは痛い目にあってますので、ロードでは使っていません。
ロードで使ったチューブは、ブチルチューブかラテックスチューブです。

ラテックスチューブは、明らかに乗り心地が良くなります。
エア抜けの早さだけはどうしようもありませんが、私の場合は連泊するような乗り方をすることがないため、ラテックスは愛用しています。

ステム

完成車付属のステムはアルミでしたが、ポジションを変えたくて10mm長くするときに、カーボンステムを選択しました。

正直なところ、ポジションが変わること以外の効果、例えば振動吸収性などは全く期待せずに購入しました。
で、いい意味で期待を裏切られたというか、なぜかハンドル周りの剛性が良くなりました
ダンシングしたときに、今までのアルミステムよりもたわみが少ない感じで、剛性があってシャキシャキした感じとでも言いましょうか。
一般的に長いもののほうがシナリが大きいので、長くなったのに剛性が上がったということはステム自体の剛性がアルミよりも高いのだと思います。

振動吸収性の違いは全く分かりませんでした。

チェーン

私は10速105ユーザーですが、10速デュラエース、10速アルテグラのチェーンは使ったことがあります。
105⇒デュラエースのチェーンに変えたときは感動しました。
加速力が上がったのと、変速が良くなった感じですね。

10速デュラエースのチェーンは廃版になってしまいましたので、デュラエース⇒アルテグラのチェーンに交換したときも感動しました。
加速力と変速が良くなりました。

グレードダウンしたのに加速力と変速が上がった???
なぜだか私なりに考えてみましたが、結局はデュラエースのチェーンが伸びていたところから新品のアルテグラに交換したため、【使い古しの伸び伸びチェーン⇒新品】という効果で良くなったものと思われます。
新品同士のチェーンを比べたことがないのですが、アルテグラのチェーンでも十分満足できる感じですし、私の考えではチェーンのグレードでそこまで大きな差にはならないという感じがします。
デュラエースのチェーンのほうが、ちょっとだけ変速が滑らかだった気もしますが。

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プーリー

プーリーだけデュラエースに交換しました。

これについてですが、乗ってわかるような明確な違いは感じ取れませんでした。
気持ちの面では【デュラエース使っている】という絶対的な満足感は出ますが。

ビックプーリーも試したことがあります。
こちらについては高速域で回転が上がるように感じました。

個人的には見た目がどうにもしっくりこなかったので、売却して元に戻しましたが。

BB

セラミックベアリングのBBに交換していた時期があります。

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これ、賛否両論あるというか、チェーンをかけずにクランク回すと驚くほど回ります。
チェーンをかけるとチェーンの抵抗が強くなるため、大きな差にはなりません。
実走ではどうかというと、疲れてきたときにいつもより回せるような感覚はありますが、そうでないときは驚くような差は感じません。
疲れてきたときにペダリングがいつもより軽く感じるというのは大きなメリットになると思いますが。

コンポ

フロントディレーラーだけアルテグラにしたことがありますが、正直なところ違いは全く分かりませんでした。
友人のバイクのコンポ交換を何件か手伝っていますが、コンポのグレード差が大きいような交換(例えば、クラリス⇒アルテグラなど)ではかなりの違いを感じ取れると思います。
ところがぐれドサが小さいコンポの交換、例えばティアグラ⇒105などは、ほとんど変速感の違いはわからないです。

ペダル&シューズ

クロスバイク時代からSPDを使っていました。
PD-A600というアルテグラグレードのペダルです。

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これをある時、TIMEのXPRESSOにペダルを変えて、さらにシューズもロード用に変えました。
シューズはSIDIです。

これが劇的な反化を生みました。
SPDシューズは構造的にどうしても重いのですが、ペダルとシューズでだいぶ軽量化したからか足回りが恐ろしく軽くなり、これも感動したパーツ交換の一つでした。

意味があるパーツ交換

様々なパーツ交換をしてきたわけですが、交換して感動したレベルなのはタイヤとホイールです。
これについてはもしケチって安めのタイヤを使ったり、ホイールも予算を抑えていたら感動はなかったと思います。

完成車付属のホイールから変えるときは、最低でも6万以上のホイールを狙わないとほとんど違いは分かんないです。
例えば、完成車付属のホイールからシマノRS21などの交換をしても、少々の違いは感じても感動レベルにはならないです。

SPD⇒SPD-SLへの交換も、かなりの変化を感じ取れます。

ホイールとタイヤ、ペダルとシューズ以外の交換で、劇的な変化を生んだパーツ交換は正直言うとありません。
しかし、ちょっとの積み重ねが速くなるわけで、駆動系ならBB単体ではわずかな回転抵抗の低減でも、プーリーの交換も組み合させればその効果は大きくなるでしょうし、全く意味がないという意味ではないことをご理解ください。
そのうえで、予算というものは人それぞれ限りがありますから、最も効果を生みそうなところに予算を全力投球していくほうがベターかと思います。

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