コンポは105以上?の真実





よく言われることですが、『コンポは105以上にしたほうが無難』という説があります。
これは果たしてどういうことなのか、説明していきます。

105(いちまるご)の立ち位置

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シマノコンポは、上からデュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、ソラ、クラリスと6つのグレードがあります。
105は上から3番目、下から4番目という立ち位置、つまりは真ん中に近い位置にいます。

シマノのロードコンポは、おおよそ4,5年でモデルテェンジしていきます。
今はデュラエースが9000系というもので、リア11速ですが、数年前まではデュラエースと言えば7900系、リア10速でした。
シマノのロードコンポがモデルテェンジする際には、一定の法則があります。
まずデュラエースがモデルテェンジして、その一年後にアルテグラがモデルテェンジ。
さらに一年後に105がモデルテェンジして・・・とつながっていきます。

105はデュラエースの設計思想を受け継いでおり、デュラエースを基本にしながら細部のコストダウンをして完成しています。
そのため、105まではデュラエースと変速段数も同じになります。

シマノ的には105以上をレースモデルと位置付けているようです。

ティアグラと105ではそこまで差があるのか?

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『105以上にしたほうがいい』という説が真実ならば、105とティアグラの間には巨大な性能差があるのではないかと考えるのが普通です。
実際のところ、どうなのでしょうか?

これについてですが、正直なところで言えば、ブレーキの制動力以外は、そこまで大きな差ではありません。
ティアグラの前のモデル(4600系)までは、ワイヤーがハンドルのバーテープの外にあるいわゆる『触角』状態だったので、見た目を気にしてティアグラを敬遠している人もいました。
ワイヤーがバーテープの中を通れば、見た目はスッキリします。
あと、4600系ティアグラまではクランクのデザインがイケてないなど、性能以外の問題もありました。

ですが実際のところで言うと、変速性能はティアグラも105も大きな差ではなかったのです。

それでも105以上の理由

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ロードバイクにハマる人の多くは、上位パーツに交換してみたくなります。
コンポはすべてデュラエースとか、全てティアグラとか、統一したほうが性能がいいとシマノは言っていますが、実際のところ『105をベースにしながら、チェーンだけデュラエース』とか、『アルテグラをベースにしながら、クランクだけデュラエース』などと一部分だけパーツをグレードアップしている人も多いのです。

コンポの互換性として、『同じ変速段数同士であればミックスできるが、変速段数が違うコンポのミックスはできない』というのがあります。
現状ではリア10速コンポはティアグラしかありませんから、ティアグラにほかのコンポをミックスさせることができません。
全てデュラエースにするとか、全て105に変えることはことはできますが、お金がかかります。

最初から105にしておけば、後々一部分だけパーツのグレードを上げることができるので、それが『105以上にしたほうがいい』と言われる理由なのではないでしょうか?
ブレーキを除けば、ティアグラでも十分な性能はあります。
クラリスでもきちんと整備すればサクサク変速します(とはいえ、デュラエースの滑らかさには全く敵わないですが)。

レースシーンでは、たくさん変速段数があったほうが有利という事情もあります。

これらが最低でも105と言われる理由なのかと思います。




実際、ソラで組まれたバイクを買った後に、『105にしたいけどいくらくらいかかりますか?』という質問は多いのです。
最初から105にしておけばそこまでお金がかからなかったものが、後からコンポ載せ替えだと10万近くかかってしまうのが現実です。

4700系ティアグラはなかなかよい

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ティアグラが新型になり4700系となりましたが、実は結構評判がいいです。
クランクのデザインも断然よくなりましたし、ワイヤーも触角から卒業してバーテープ内を通るようになりました。
変速性能についてもそこそこ無難にこなします。

なので個人的にはティアグラ以上をオススメしています。

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