クラリス完成車を買って、お金ができたら105に組み替えること【質問いただきました】

ロードバイク選びについて質問いただきましたので、回答いたします。
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今あまりお金がなく、とりあえずクラリスが付いているロードバイクを買ってお金ができたら105に組み替えようと考えていますが、いくらくらいかかりますか?
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これについて回答いたします。



クラリス完成車と105完成車の大きな違い

クラリスがついているロードバイクは、基本的にロードバイクとしては最も低価格なフレームに、クラリスを付けているというのが一般的です。
なのでアルミフレームの中でも重めなアルミフレームであることが一般的です。

例えばですが、メリダのスクルトゥーラ100を見てみましょう。

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メリダのアルミフレームに、メインコンポをクラリスにしています。
クランクだけFSAにしてさらにコストダウンしているのですが、これはこの価格帯では良くみられることで、単純にシマノクランクよりもFSAのクランクのほうが安いというだけの話です。
この価格帯だと、ブレーキもシマノ以外にしていることが多く、これも単純にシマノブレーキよりも安いブレーキを付けて完成車価格を下げたいと言うだけの理由です。
ですがこのスクルトゥーラ100については、ブレーキはシマノのクラリスですね。

次に、105完成車について考えます。
105完成車の場合、クラリス完成車と同じような低価格で重めのアルミフレームの場合もあれば、アルミフレームの中でもハイスペックな軽量アルミフレームの場合もあれば、カーボンフレームの場合もあります。
カーボンフレームでも、エントリーグレードのカーボンフレームの場合もあれば、ミドルグレードのフレームの場合もあります。

例えばですが、ビアンキのヴィアニローネ プロの場合です。
ヴィアニローネの場合、クラリス完成車から105完成車までありますが、これらは全てフレーム自体は同じものです。
コンポやホイール、細かいパーツが違います。

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メリダのスクルトゥーラ700の場合、105完成車ですが、フレーム自体はスクルトゥーラ100と違って軽量なアルミフレームが使われています。

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<2017年4月17日追記>
メリダのスクルトゥーラ100と700の違いについてですが、販売元であるMIYATAに問い合わせしました。
結果、BB部分の違いがあるだけで、両者はフレームが全く同じもので溶接処理なども同じだそうです。
大変失礼いたしました。

カーボンフレームの105完成車でも、例えばエントリーグレードのカーボンフレームであるビアンキのイントレピダもあれば、ミドルグレードのオルトレXR1もあるわけです。


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なのでクラリス完成車の場合は、フレームの質としては【ロードバイクとしては最下層】と言っていいでしょうし、105完成車の場合は、フレームの質は車種によって差が出ると言ったところでしょうか。
105完成車の場合、エントリーグレードからミドルグレードのフレームが多いですね。

※ロードバイクとしては最下層、と書きましたが、きちんとロードバイクとしての性能は持ち合わせています。

<2017年4月17日追記>
最下層と書きましたが、これについて補足します。
あくまでも比較論であり、世の中にはフレーム単体で50万以上のものもあり、そういう高級車から比べたらフレームとしての質は落ちるという意味です。
高級なフレームの場合、基本的にはレーススペックなので、フレームによっては落車一発でシートステーが破断するほど軽量化されているフレームもあります。
なので必ずしも高いフレームだからいいというわけではなく、適材適所で使い方次第では低価格のアルミフレームのほうがいい場合もあります。

このように、フレームの違いがあります。

次に見なければならないことはホイールです。
ホイールには【8-10速対応】と【8-11速対応】のものがあります。
ホイールとして市販されているもの(完組ホイール)は、原則として【8-11速対応】です。
完成車についてくるホイールの場合、市販されていない【メーカーオリジナルホイール】のこともあり、メーカーオリジナルホイールの場合、11速に対応していないことがあります。

例えばですが、先ほども挙げたビアンキのヴィアニローネ クラリスの場合ですが、

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ホイールはクラリスのハブを使ったビアンキオリジナルのホイールです。
クラリスのハブは8-10速までしか対応していないわけです。

原則として、クラリス完成車についてくるホイールは、ほぼ11速には対応していないと考えていいでしょう。

105に組み替える場合の値段

上で書いたように、クラリス完成車の場合はホイールが11速には対応していません。
そのため、11速である105に組み替えるには、以下のパーツが必須になります。

・105フルセット
・リアホイール
・バーテープ

フロントホイールは何速だろうが関係ないので、リアホイールだけ変えればいいという話になります。
ただし、前後で違うホイールが付いていると、カッコ悪いです。
高級なホイールで、あえて前後で違うホイールを履く場合もありますが、これは例えば【フロントをローハイトリム、リアをディープリム】などとする場合であって、低価格なホイールで前後違うとちょっと見た目のバランスがおかしいかと思います。

バーテープが必要な理由ですが、クラリスはSTIから出るワイヤーが飛び出ていますが、105はバーテープの中をワイヤーが通ります。
なのでバーテープは張り替えになります。

これらがいくらくらいかかるかというと、おおよそですが10万弱です。
これはショップで組んだ場合の、定価販売&工賃の合計です。

海外通販を使って購入し、自分で組むのなら安くすることはできます。
例えば、105のセットは¥43034 – ¥49540となっています。

Shimano – 105 5800 グループセット

この場合、クランク長やスプロケ歯数など自分で決めていく形になるので、クランク長とかスプロケ歯数の意味がわからない人には向きません。
というより、ショップで組む場合でもスプロケ歯数どうする?などと聞かれるはずなので、これらに答えられなければ難しいという話になります。

ウイグルでは、例えば【172.5mm-50×34-11-28】と書いてあります。
これの意味ですが、
172.5mm  ⇒ クランク長
50×34    ⇒ フロントのチェーンリングの歯数(クランク)
11-28    ⇒ スプロケの歯数

こういう意味です。
クランク長はあなたの完成車と同じものにすれば良く、チェーンリングの歯数は一般人なら50×34でいいかと。
ちなみに52×36というのもありますが、これは50×34よりも重いギアになります。
フロントは数字が大きいほど重たいギアです。

リアの歯数は、11-28あたりが使いやすいと思いますが、これは好みで選んでいいです。
リアは数字が小さいほど重たいギアです。

これにリアホイールが必要になります。
最安だと、シマノのRS010でしょうか。6000円弱で買えます。

Shimano – WHRS010 クリンチャーリアホイール

バーテープはそんなに高いものではありません。

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これらを合わせると6万円もしないわけで、工具を買ってもショップに依頼するよりは安くなります。

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ちなみに通販で買ったものをショップに持ち込んで取り付け依頼する場合、ショップによってはお断り、もしくは工賃2倍になる場合もあるので注意が必要です。

正直、コスパは悪い

クラリス完成車を買ってお金ができたら105に組み替えるという選択肢ですが、正直なところでいうとコスパは悪いです。
例えばですが、クラリス完成車は9万程度で買えるとします。
105に組み替えるための資金が9万くらいだとして、トータルで18万程度はかかっているわけです。

18万くらいかけたのに、フレームはアルミフレームの中では重いほう、さらにホイールの質も最下層・・
こんな感じになってしまうのです。

例えばですが、上に挙げたエントリーグレードのカーボンフレームに105の完成車であるビアンキのイントレピダ105は、売値で17万チョイです。
メリダの軽量アルミフレーム&105のスクルトゥーラ700は16万5千円程度です。

なので最終的に似たようなお金がかかっているのに、最終的に手にするバイクの質が全然違うのです。

これらの意味を理解して、とりあえずお金がないからクラリス完成車だというのならいいですが、あとから105に組み替えるというのは非常にコスパが悪くなる可能性があることも理解しておいたほうがいいでしょう。

一気にお金を用意できない場合は、仕方ないですけどね。




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コメント

  1. さかい より:

    スクルトゥーラ100のアルミ素材は上位モデルと同じ品質のものですよ。
    廉価のコンポーネントだけど上位モデルと同等(ちょっとは違うけど)のフレームというのが
    スクルトゥーラの売りなので、例としてあげるのはちょっとちがうのでは?

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      アルミ素材は同じですが、加工が全く違うのが100と700ですよ?
      700はトリプルバテッド ハイドロフォーミングを施しているので、ヘッドチューブとトップチューブの部分が違うのはわかりますよね??
      http://www.merida.jp/lineup/road_bike/scultura_700.html
      http://www.merida.jp/lineup/road_bike/scultura_100.html

      拡大してみればわかると思いますが。
      加工も違うのでフレーム重量に差がありますし、BB部も違うので【似ているけど、根本的に違うフレーム】では?
      メーカーの宣伝文句をうのみにしないほうがいいと思いますよ。

  2. さかい より:

    ページを見てみると100のフレームもトリプルデパデットでハイドロフォーミング製法ですよ。ついでに溶接はどちらもsmooth weldingとあります。
    (見た目はたしかに700のほうがよさそうですね)
    ちなみに重量差はどれくらいあるんでしょうか?表記が見つかりませんでした。

    • roadbikenavi より:

      確かに、どちらのページにもハイドロフォーミングのマークが付いています。
      溶接がsmooth weldingというのは当たり前の話ですので、あまり関係ないかと。

      塗装の問題もあるので私が間違っているのかもしれませんが、シートステーとシートチューブ、トップチューブのところの溶接は100も700も綺麗になっていて大差がないように思いますが、ヘッドチューブ、トップチューブ、ダウンチューブの溶接は私の眼では全く違う出来にしかみえません。

      ハイドロフォーミングも、使っている場所が違う可能性はありそうですが、これ以上は正直わかんないです。
      でも、どちらにせよ、700のほうがフレーム自体は軽くなるということ自体は普通に考えて合っていると思いますが。

  3. さかい より:

    ご丁寧なご回答ありがとうございます。

    105以上の完成車のほうがお得というのは正しいと思います。
    ただスクルトゥーラ100のフレームを値段のわりには良いものだと思ってコンポホイールを入れ替えて大切にしてる人間からしたら(たしかに700買うより高くつきましたが)、最下層と呼ばれると悲しいキモチになります。
    ご理解下さい。

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