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新型デュラエースR9100のホイールについて。C40はリムハイト40mmではない!!

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今日、自転車屋とちょっと話をしていました。
新型デュラエース、R9100はC24、C40,C60というラインアップに変わっています。
9000系ではC24,C35,C50でしたので、リム高が変わったのだと思っていたのですが、これは実は大きな間違いだったことに気がつきました。



C40とC60のクリンチャーについて

C40とC60ですから、てっきりリム高は40mmと60mmだと思っていました。

これ、実は間違いです。

ではまずは、C40ーCLから見ていきましょう。

WH-R9100-C40-CLのスペック


Shimano – Dura Ace (デュラエース) R9100 C40 カーボンクリンチャーホイールセット

重量 F674g、R834g

ペア1508g

スポーク数 F16、R21
リムサイズ 17c(ワイドリム)
リム高 35mm
リム素材 アルミ(カーボンラミネート)
SHIMANO BIKE-EU
To Build Closer Relationships between People, Nature, and Bicycles. We believe in the power of cycling to create a bette...
SHIMANO BIKE-EU
To Build Closer Relationships between People, Nature, and Bicycles. We believe in the power of cycling to create a bette...

ずっと、C40は40mmハイトだと思っていましたが、35mmです!
なんて紛らわしい・・・

じゃあ、9000系との違いは何なのかというと、R9100はワイドリム(17c)、9000系はノーマルリム(15c)ということです。

※リム幅についてですが、どうやら9000とR9100では同じという説が濃厚です。
詳しくはこちらをご覧ください。

WH-9000-C35-CLの重量は1488gですから、R9100は20g増量したということですね。

ちなみにですが、C40のチューブラーはリムハイト37mmだそうです。
もう意味がわからん・・・

WH-R9100-C60-CLのスペック


Shimano – Dura Ace (デュラエース) R9100 C60 カーボンクリンチャーホイールセット

重量 F832g、R1019g

ペア1851g

スポーク数 F16、R21
リムサイズ 17c(ワイドリム)
リム高 50mm
リム素材 アルミ(カーボンフード)

C60クリンチャーのリムハイトは50mmです。
もうなんのこっちゃという感じですね。
ちなみにチューブラーモデルはリムハイト60mmだそうです。

WH-9000-C50-CLの重量は1672gですから、その差は179gですね。
リムハイトが変わっていないのに179g増量は、単にワイドリム化しただけでもなさそうな気がします。

正直、リムハイトが上がったのだと勝手に思い込んでいました

C40だから当然40mmだと思いこんでいましたし、C60だから当然60mmだと思い込んでいました。
ていうか、9000⇒R9100では、クリンチャーについてはリムハイトが全く変わっていません!
変わったのはリム幅で、ワイドリム化していますね。

※リム幅については、9000とR9100ではどうやら同じであるという説が濃厚です。
詳しくはこちらをご覧ください。

これは恐らく、最近のトレンドのワイドリムで空力云々という話なんでしょうけど、どうなんですかね・・・
プロレベルだと空力を体感できる速度なんでしょうけど、一般人はノーマルリムで十分というか、ワイドリムで重くなったほうが不利な気がします。

それよりもネーミング。
個人的には、リムハイトが良くなったと勝手に評価していましたが、大きな間違いだったようです。
というのも、35mmハイトでも高速域ではエアロ性能を感じ取れますが、ちょっと中途半端というかエアロを重視するなら40mmくらいのほうがいいんじゃね?というのが私の意見だからです。
もちろん、登りも平坦もこなすオールラウンド性を求めるなら35mmハイトは正解といていいでしょうけど。

リムハイトが変わっていないなら、無理に名前を変えないでほしかったです。
紛らわしい・・・

そんなわけで、R9100のクリンチャーホイールは、リムハイトと名前は一致していません!
ここ重要です。




コメント

  1. ee より:

    いまさらですが、リム幅も変わっていないはずですよ。
    つまりクリンチャーリムに関しては9000系ホイールと変更なしです。
    カタログ表記についてはシマノの技術者向け講習会で訂正されています。
    探せばパワポの写真が確認できるはずです。
    が、いまだにHP上でも何のアナウンスもないのはメーカーの姿勢としてどうなんでしょうかね。

    • roadbikenavi より:

      コメントいただきありがとうございます。

      ちょっと調べてみたのですが、こちらではそのような事実は確認できませんでした。
      シマノに直接聞いてみるというのも一つの手法ではあると思いますが、私の調べた範囲ではリム幅の間違いについて言及している自転車屋のブログが見当たらないのですが、何かソースはお持ちではないでしょうか?

  2. ee より:

    確かに検索しても見つけにくいですね(笑)。申し訳ない。
    https://twitter.com/TAGcycling/status/831878629936148481/photo/1
    こちらで。
    PAXの中の人も言及してるのでほぼ間違いないかと。
    あとのむラボののむさんも記事に一言書いてましたがこれは探せませんでした。
    ていうか今シマノのHPみたら
    http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/components1/wheels/road-wheels/WH-R9100-C40-CL-F.html
    622x17Cでリム外幅20.8mmとかいうまたアホな表記になってる。(従来は15Cの20.8mm)
    まあシマノはもともと内幅16mmに近かった(はず)のを15cと書いてたから
    逆方向に振れただけで、これまでと何ら変わりないのか。。。?

  3. ee より:

    あ、でもC24の方は15Cの20.8mmに直してますね。
    外幅変わらないのに内幅だけが広がるとはこれいかに。
    リム壁の厚みが2mmしかないリムもあるにはあるけど、
    シマノがC40でのみそんなものを使うとは考えにくいですねー。
    なんにせよ実物を見ればわかることですが、9000系と何も変わりませんよ。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      確かにおかしいですね・・・
      で、気になったのでシマノに電話してみました。

      結論から言うと、C40クリンチャーについては、【C17,20.8mm】で間違いないそうです。
      そして聞いてもいないのに、【推奨タイヤ幅は23c~28c】と明言されました。

      リム内幅17mmで23cは適合外では?と聞いたのですが、【問題ないし、私も23cで使ってますよ】と言っていました。

      9000-c35のリムとの違いを聞きましたが、【ほぼ同じものであるが、製造工程を変えている】そうです・・・
      もはやなんのこっちゃという感じです。

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