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WH-RS500。こいつはもしかして、WH-6800(アルテグラ)の後継ホイールか??

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シマノの北米サイトにて、今年のホイールのラインアップが掲載されています。
今年のホイールなので当然、新型デュラエース(R9100)も記載されていますが、その中に見慣れないホイールがありました。




それがWH-RS500です。

WH-RS500のスペック

ブレーキ リムブレーキ
OLD F100mm,R130mm
対応タイヤ チューブレス、クリンチャー
リムサイズ 622×15c
リムハイト 24mm
リム外幅 20.8mm
スポーク数 F16,R20
重量 F705g,R944g

ペア1649g

 

このスペックを見て、勘のいい人なら即座に分かると思うけど、これってアルテグラ(WH-6800)じゃね?ということです。
ちなみにアルテグラのスペックですが

RS500 6800
ブレーキ リムブレーキ リムブレーキ
OLD F100mm

R130mm

F100mm

R130mm

対応タイヤ チューブレス、クリンチャー チューブレス、クリンチャー
リムサイズ 622×15c 622×15c
リムハイト 24mm 23mm
リム外幅 20.8mm 20.8mm
スポーク数 F16,R20 F16,R20
重量 F705g,R944g

ペア1649g

F700g,R940g

ペア1640g

 

つまり、WH-RS500とWH-6800の違いは、
・RS500のほうが、リムハイトが1mm高い
・RS500のほうが9g重い

もはや誤差の範囲内なんじゃないかというくらいの差しかありません。

そもそもRS500とアルテグラは

RS500というと、クランクとかBBでも同じ品番のものがあります。
クランクやBBのRS500ですが、【ティアグラ以上、105以下】みたいな存在で、ノーグレード品と言われています。

蛇足になりますが、このRS500のクランク(FC-RS500)をわざわざ105のクランク(FC-5800)に買い替える人がいますが、これは超コスパが悪いです。
使ってみて違いを感じ取れる人はいないでしょう。

シマノ BB-RS500 シェル幅:68mm(BC1.37) BB-RS500
SHIMANO(シマノ)
売り上げランキング: 9,722

で、アルテグラ(WH-6800)とほぼ同じようなグレードのホイールを、わざわざRS500という名前でリリースしてきたわけです。

そこで考えなければならないことですが、そもそもWH-6800にアルテグラという名前付いていたこと自体がおかしかったのです。
これはシマノホイールの歴史上仕方ないことなのですが、コンポのグレードでいうとアルテグラというのはデュラエースに次ぐ上位コンポです。
シマノのホイールは、そもそもはラインアップが少なく、例えばRS81シリーズなども後出しで出てきています。
RS81とWH-6800では明らかにRS81のほうが上位なのですが、先にリリースされているWH-6800にアルテグラという名前を付けてしまったために、名前と実態が伴わないホイールになっていたんですよね。

そんなわけで、勝手な予想ですがWH-RS500はWH-6800の後継ホイールであって、ついに【アルテグラ】という冠が外されたのではないでしょうか?
ちなみに、シマノ北米サイトでは、RS500も6800もどちらも記載があります。
ですが、ほぼ誤差くらいの違いしかないホイールを別々に販売する理由もないでしょうから、恐らくはアルテグラ廃止に向かうのではないでしょうか?

<追記>
WH-RS500はアルテグラの後継ホイールとされており、販売店によっては【同じもの】と説明しているところもあるようです。
まあ、ぶっちゃけ同じようなもんですからね・・・


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット




コメント

  1. てぬる より:

    はじめまして。
    下記リストを見るとすでに6800もRS81も載っていませんね。
    http://productinfo.shimano.com/#/spec/2.0/ROAD/Wheel%20(Rim%20Brake)
    「Line-up chart」には載っているのですが・・・

  2. てぬる より:

    連投スミマセン。
    Line-up chartによると、RS500は105グレードでの記載になっています。
    6800を実態に合わせて105へ格下げ、今年のUltegraモデルチェンジのタイミングで相応のホイール発表なのかなーと推測してます。

    • roadbikenavi より:

      コメントいただきありがとうございます。
      前から思っていたのですが、WH-6800って【アルテグラ】を名乗るにはふさわしくないホイールだと思っていまして、私の勝手な解釈では
      ・デュラエースグレード⇒R9100のフルカーボン(チューブラー)
      ・アルテグラグレード⇒R9100のクリンチャー(アルミ&カーボンのハイブリッドリム)
      ・105グレード⇒RS81シリーズ
      ・ティアグラグレード⇒WH-6800

      こんな解釈のほうが実態に合っているように思っていました。
      RS500が105グレードなら、やはりアルテグラグレードとしてニューホイールの登場なのかと思いますが、勝手な予想ですがR9100のリム+アルテグラハブのホイール、つまりはRS81のリニューアルという感じなのでしょうかね。

  3. rossi より:

    おじゃまします。
    問題は「WH-RS500」がいくらで売られるかですよね。
    画像を見る限り、現行のWH-6800と見た目は一緒(ステッカーはちがいますが…)スペックもほぼ同じなので、値下げはないと思うのですが。とすると、売価で4~5万てところでしょう。105グレードとしては高い印象を持たれるかもしれません。もしかしたら、ハブがダウングレードされて値下げされるのか?

    ちなみに、今はサイト上で見られないようなのですが、「WH-RS700-C30」という全く新しいモデルも用意されているようです。こちらはハイトがフロント24リア28のチューブレス対応リムらしいので、今までにないモデルということがわかります。新型アルテグラはR8000なので、このホイールはアルテグラの下のグレードという位置付けでしょうか。

    それと、こちらはサイトで見られますが、「WH-RS170」というディスクブレーキホイールも加わっています。

    以上の事から、WH-RSシリーズが順次リニューアルされて100番台~700番台(RS81の後継が800番台かも?)の間でそれぞれ出てくるのではないかと予想しています。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      確かに、RS500についてはハブのグレードダウンはあり得ますね。
      105グレードとしては高いという印象は出る可能性はありますが、そもそも「アルテグラ」と言いながら4万程度で売っていたほうが問題とも見れると思います。
      アルテグラを名乗るなら、8万くらいのスペックであったほうが自然な気がしますので。

      RS700-C30は以前からチェックしていたのですが、いかんせん情報が少なすぎて、もうちょい情報が出そろってから書こうと思っていました。
      24・28のリムハイトでC30と名乗るのにはかなり疑問がありますね・・・
      デュラエースのC40が実際には35mmだったりするので、最近のシマノは「盛る」のが好きなのでしょうか・・・

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