もし予算3万でホイールを買い替えるならば??何がオススメなのか?

ロードバイクのホイールって、高いですよね。
10万を超えるホイールなんてザラにありますし、ライトウェイトなんて50万超えますし。

さて、ホイールを買い替えると走りが変わるというのは良く知られたことですが、やはり高いホイールには手を出せないとか、レースに出るわけでもないのでそれほど予算をかけずに今よりもグレードアップしたいという声はよく聞きます。



なのでもし予算3万という縛りがある場合に、買うべきホイールを挙げてみます。

予算3万という縛り

人それぞれ予算には限りがありますので、その予算の中で最もいいホイールを手にしたいという気持ちはわかります。
ロードに乗り始めて、ホイールを買い替えたいという話になったときに、【予算3万なんだけど・・・】という相談はよく受けます。

個人的には、もうちょっと予算を挙げるだけで別世界が待っていると言いたいところなんですが、予算3万という縛りがある場合に、買う価値があるホイールを挙げてみます。

※価格表示は2017年6月17日現在です。

フルクラム レーシング5

定価 34,300円⇒24,683円(28%オフ)


Fulcrum – Racing (レーシング) 5 LG アロイクリンチャーホイールセット

重量 1645g(ペア)
リムハイト F24mm、R27.5mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ x(25c以上)
スポーク数 18/20
対応スピード シマノ8-11s

レーシング5ですが、予算3万という縛りの中ではベストな選択肢な気がします。
というのも、リムハイトが低めなので【このグレードの中では】リムが軽めであるということがまず第一の理由です。
(もちろんですが、軽量リムではありません。この価格帯では、という条件付きです)

フルクラムのラインアップを見ていくと、下位ホイールとしてレーシング7があり、一つ上位ホイールとしてはレーシング3があります。
レーシング7の弱点ですが、レーシング7は首折れスポークであり、レーシング5以上がストレートスポークになります。
首折れスポークが絶対にダメというわけではありませんが、完組ホイールとしてみた場合、ストレートスポークに軍配が上がるのは間違いない事実で、スポーク折れも起こりにくく、それでいて剛性があります。

で、レーシング3以上になると、リアのスポーク数が21本となり、2:1パターンとなります。
2:1スポークパターンだと駆動剛性が上がるため走りはレーシング3には敵いません。
ですがレーシング5の魅力というと、この価格帯としてみるとまとまっている構成かなという点でしょうか。

当たり前ですが、上位ホイールに比べたら様々な点で劣るというのは間違いない事実ですが、2万円台で1600g台というのは大きな魅力かなと思います。

強いて弱点を挙げるとするならば、2017年モデルからワイドリム化した関係で23cタイヤが使えないという点でしょうか。
レーシング3だけはなぜかワイドリム化しなかったのですが、レーシング5もどうせならワイドリム化しないで欲しかったというのが本音です。

※通販サイトでは【9-11s】と書かれていることがありますが、8sと9sはスプロケ幅が同じですので、9sに対応するということは8sも自動的に対応しています。

8s用にスペーサーを買ったりする必要性もありませんし、そんなスペーサーもありません。

カンパニョーロ VENTO アシンメトリックG3

定価 41,408円⇒24,211円(41%オフ)


Campagnolo – Vento Asymmetric (ヴェントアシンメトリック) G3 ホイールセット

重量 1640g(ペア)
リムハイト F24mm、R27.5mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 18/24
対応スピード シマノ8-11s

カンパニョーロとフルクラムというのは、基本的には同じ会社です。
なぜ別会社にしているかというと、一昔前は【シマノコンポを使いながら、カンパニョーロのホイールを使うのは邪道】と考えられていた時代があり、シマノコンポユーザーにもカンパのホイールを使ってもらうために立ち上げた別会社と考えればいいです。

※今の時代に、シマノコンポとカンパホイールを合わせるのは邪道とかダサイとか考える人はほぼいません。

で、上に挙げたレーシング5と同ランクなのが、カンパニョーロのVENTOになります
なのでスペック的にもほぼ同じような感じです。

リアのスポークパターンが、カンパニョーロのG3組です。
ただし、VENTOはリア24本ですが、ゾンダ以上になるとリア21本となります。
こういう点ではゾンダ以上のホイールには劣るわけですが、このホイールのメリットというと、レーシング5とは違ってナローリムなので23cタイヤが使えるという点です。
そのためリム重量もワイドリムのレーシング5よりもわずかに軽いはずです。

こちらもレーシング5と同じくらいのオススメ度です。
ちなみに定価ベースでみるとVENTOのほうが高く見えますが、国内定価だとここまで大きな差ではありません。

シマノ WH-6800(アルテグラ)

まず最初に断っておきたいのですが、アルテグラはつい最近、廃版になってしまいました
そのため海外通販ではほとんどのサイトですでに品切れになっていると思います。
国内通販ではまだ在庫があると思いますが、3万を超えてくると思われます。

SHIMANO(シマノ) ホイール ULTEGRA WH-6800 前後セット R-QR163 アルテグラ
SHIMANO(シマノ)
売り上げランキング: 73,909

そしてアルテグラが廃版になり、ほぼ同じホイールとしてWH-RS500が登場します。

RS500 6800
ブレーキ リムブレーキ リムブレーキ
OLD F100mm

R130mm

F100mm

R130mm

対応タイヤ チューブレス、クリンチャー チューブレス、クリンチャー
リムサイズ 622×15c 622×15c
リムハイト 24mm 23mm
リム外幅 20.8mm 20.8mm
スポーク数 F16,R20 F16,R20
重量 F705g,R944g

ペア1649g

F700g,R940g

ペア1640g

まだ通販サイトではRS500が出回っていないようですが、いずれ出てくるでしょう。
このホイールはチューブレス対応なので、クリンチャーでも使えますがタイヤの脱着が少々面倒です。
コツを掴めば簡単ですが、普通のクリンチャーリムでもタイヤの交換が苦手という人は、さらに苦労すると思います。

走りについてですが、個人的にはレーシング5のほうが上だと思っているので、それほど強くはオススメしません。
【アルテグラ】という名前がついていましたが、そもそも性能はアルテグラとは言い難いものがあったため、今回はRS500になった上にアルテグラという冠が取れてしまいました。

フルクラム レーシングクアトロ

定価 47,414円⇒31,040円(35%オフ)


Fulcrum – Racing Quattro (レーシングクアトロ) LG アロイクリンチャーホイールセット (2016)

重量 1725g(ペア)
リムハイト 35mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25c以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

レーシングクアトロですが、これについては挙げるべきか非常に悩ましいホイールです。
というのも、上に挙げた3つと違い、リムハイトが35mmのアルミリムなので、漕ぎ出しではズッシリ感があります。
正直なところ、感謝付属ホイールと比べても漕ぎ出しについてはそれほど変わりありません。
なので漕ぎ出しの軽さや加速性を求める人には向かないかもしれません。

しかしながら、高速域までもっていけばよく転がるホイールなので、あえて挙げました。
これと下に挙げるシロッコについては【見た目重視】だと思ったほうがいいと思います。

完成車付属ホイールが2キロ超えだから、クアトロにしたら300g以上軽くなって漕ぎ出しも軽いはず、などと考えていると期待を裏切られるかもしれません。

カンパニョーロ シロッコ35

定価 48,520円⇒27,315円(43%オフ)


Campagnolo – Scirocco (シロッコ) 35 クリンチャーホイールセット

重量 F788g、R1004g

1792g(ペア)

リムハイト 35mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

レーシング5とVENTOが同じグレードと書きましたが、レーシングクアトロとシロッコも同じグレードの類似商品です。
リム幅に違いがあります。

これもレーシングクアトロと同様に、見た目重視で選ぶホイールかなと思います。
こう書くと性能が悪いみたいに勘違いされるかもしれませんが、ローハイトリムに比べたら当然のようにリムが重くなるわけで、漕ぎ出しが重く感じるのはごく当たり前の出来事です。
レーシング5やアルテグラなどとの大きな違いは、リムハイトが35mmであるということです。
これにより空力が良くなるので、高速域では良く回ります。
これはリムが重いからという理由もありますが。

問題は、その高速域まで持っていけるだけの脚力を持っているのかという話であって、レーシングクアトロとかシロッコを脚力が強い人が使うと【いい練習ホイールだね】という評価になりますし、脚力が弱い人が使うと【これ、重いっすね】という評価になります。

本音は・・・

予算3万という縛りの中でいくつかのホイールを挙げましたが、全般的に共通する事項としてはそれほど軽くないという事実です。
なので本音でいうならば、予算3万という縛りを持った人に対しては、【あと1万足して4万じゃダメなの??】と聞きたいのです。

例えばですが、あと1万くらい足すと、ゾンダとかレーシング3が視野に入ります。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量 1596g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s


Fulcrum – Racing (レーシング) 3 クリンチャーホイールセット

重量 F670g,R885g

1555g(ペア)

リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

レーシング3もゾンダも、重量は1500g台。
レーシング5とレーシング3の大きな違いは、リム重量とリアのスポークパターンであって、レーシング3は2:1なので駆動剛性が上がる、つまりは加速性が良くなるということです。
ワンランク上がるとこういういいことがあるので、【できればもう一万、足したほうがいいよ】という話になります。

レーシング3の上となるとレーシングゼロというホイールになりますが、レーシング3とレーシングゼロの間にも巨大な性能差があります。
具体的なところでいうと、レーシングゼロはアルミスポーク採用でなおかつ軽量なリムを使っているので、加速性が半端ないです。
ですがお値段もぐっと上がります。

なのでほどほどの値段でそこそこのホイールとなると、やはりレーシング3とかゾンダ以上になってくるわけです。

とはいえ、予算には限りもあるでしょうから、予算3万という枠にてホイールを買うならば、個人的にはレーシング5もしくはVENTOかなと思います。
強いてどっちか選ぶとすれば、個人的にはVENTO推しです。
理由はワイドリムではないからという点だけになります。

シマノのニューホイールのRS500についても、恐らくは販売価格は3万円以上になると思われますし、予算3万という枠で縛るならレーシング5もしくはVENTOで決まりかなと思います。




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