ZONDAはワイドリム化しても人気が高すぎる!そんなゾンダのメリットとデメリットを。

カンパニョーロのエントリーグレードホイールとして人気が高いゾンダ。
昨年、ゾンダはワイドリム化しました。
それに伴い、リムのデザインも一新しました。



過去に、【ゾンダがワイドリム化した今、「最低限ゾンダ」は通用しなくなったのか?】という記事を書いたことがあります。
ゾンダはその昔、【完成車付属のホイールから買い替えるなら、最低ラインをゾンダにしたほうがいいよ!】という格言(?)のようなセリフがありました。
これの真意は、ゾンダ以下のホイールなら正直買い替える価値が薄いし、ゾンダを買っておけば性能がアップしたことを体感できるし、それでいて見た目もカッコいいからとりあえずゾンダ買っておけばいいよ!という意味です。

もちろんそれ以上の価格のホイールにすれば、ゾンダよりももっといいものもあります。
ゾンダはバランスが取れていて、プロ選手も練習用に使っていたりします。

そんなゾンダは昨年、ワイドリム化しました。
ワイドリム化すれば23cタイヤが適合外になり使えなくなるし、リム重量も20g程度は増えるので微妙というのが私の感想です。

ですがゾンダはワイドリム化した今でも、やはり売れ筋であることは間違いないようです。
そんなゾンダのメリットとデメリットを、解説していきます。

ゾンダのスペック


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量 1596g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

他のサイトでは重量などで間違いを書いているところもありますが、重量は前後ペアで1596gです。
ワイドリム化する前のゾンダさんは、1550gだったと思いますが、リム重量が片側20g程度増えたというイメージです。

ゾンダのメリット

見た目

※画像はゾンダではなくボーラです。

このホイールの特徴ですが、まずは見た目から。
カンパニョーロの後輪は、【G3組】といって、3本のスポークを一つの塊のように配置しているということが挙げられます。
この見た目に惹かれて、カンパニョーロのホイールを買う人もいるでしょう。

カンパニョーロのG3組ですが、これはいわゆる2:1パターンと同じ考えです。
リアホイールはスプロケがくっつく【フリーボディ】がありますが、11sスプロケは大きいため、どうしてもハブの内側までスプロケが食い込むような形でセットされています。
これにより、フリーボディがある側と反対側では、スポークテンションが変わってしまうのですが、左右のスポークテンションを是正するためにフリー側が2本に対して反フリー側を一本のスポークにするようにしています。
これをカンパニョーロでは3本セットのような形でデザインしているということです。

耐久性、剛性

ゾンダは特別軽量ホイールというわけではありません。
約1600gということなのでホイール界の中では【極めて普通】の重量です。
これくらいの重量のホイールの特徴ですが、軽量ホイールのように気を遣わなくても壊れにくいですし、重量級ホイールよりも走りは軽いので、極めてバランスがいいということになるわけです。

そしてエントリーグレードということもあり、剛性が高すぎるということもありません。
ハイエンドのホイールだと、どうしても剛性が高すぎるものもあります。
そういうホイールは誰が乗っても良く進むというメリットはありますが、同時に脚力がない人には疲れやすいという問題もあります。

価格

実質的に、ウイグルだと4万円弱くらいで買えてしまうことが多いのです。
2017年7月11日現在で、39,683円です。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット

重量 1596g(ペア)
リムハイト F25mm、R30mm
対応タイヤ クリンチャー
23cタイヤ ×(25C以上)
スポーク数 16/21
対応スピード シマノ8-11s

価格、見た目、性能のバランスが取れていて、耐久性も高いのでゾンダが売れ筋となる理由でしょう。

ゾンダのデメリット

ゾンダのデメリットですが、【この価格帯であるなら】大きなデメリットはありません。
もっと高いホイールになれば、例えばリムが軽量になるとか、スポークがアルミになって剛性が上がり加速力が増すとか様々なメリットがあります。
ですが、実売4万弱で買えるホイールとしては非常にバランスが取れているかなと思います

ワイドリム化する前のゾンダのフロントリムは、450~460g程度と言われていました。
ワイドリム化してリム重量が20g程度増したはずなので、恐らくはフロントリムで470~480g程度はあると思います。

参考までに、軽量リムで有名なデュラエース9000-C24クリンチャーのフロントリムは385g程度(+リムテープ20g弱)、キシリウムエリートで410g程度です。
なのでゾンダのリムは決して軽量とは言えないですが、この価格帯ではごく普通の重量です。

一点だけ大きなデメリットですが、カンパニョーロのG3組は、振れ取りが難しいです。
残念ながら、プロの自転車屋でもカンパのG3組の振れ取りはできないと公言している方もいるようです。
ほとんどの自転車屋では振れ取り作業をしてくれるとは思いますが、できない人もいるのが事実。
ちなみに素人だと、まず自力で振れ取りするのは無理だと思ったほうがいいと思います。

もう一つデメリットというならば、ワイドリム化しているので23Cタイヤが使用不可能です。
これについてですが、自己責任の元23cタイヤを使っている人もいるようですが、無理して23cを使うことに何一つメリットがないのが現状です。
25c推奨のリムに23cタイヤを入れると、タイヤが横に広がる形になるため、押しつぶされるような形になります。
この時点でタイヤの性能が落ちているので、メリットはなくデメリットしかありません。
また推奨外のサイズなので、脱輪する可能性もゼロではないということです。

近年、多くのメーカーではワイドリム化の波が押し寄せているので、ナローリムのホイールを探すほうが難しくなってきています。
カンパニョーロとフルクラムは同じ会社ですが、ゾンダに相当するのがフルクラムのレーシング3です。
ゾンダとレーシング3は乗り味もほぼ同じで、レーシング3のほうがちょっとだけ硬いかなという違いしかありません。

レーシング3はワイドリム化していないので、23cタイヤを使いたい人はレーシング3を選ぶしかないでしょう。

ゾンダの魅力

ゾンダの魅力ですが、4万円弱でそこそこの性能のものが買えるという点に尽きます。
デザイン的にカンパニョーロのホイールはカッコいいという点も見逃せません。

4万円を切る価格ではピカイチの性能なので、もしホイールを4万以下で探しているならば、選択肢はゾンダもしくはレーシング3に集約されると言っても過言ではないでしょう。

最近は、大手ではないメーカーから、4万円程度の価格帯で軽量ホイールも出ています。
そういうホイールの場合、よーく見ると首折れスポークになっていて剛性面で不安があったり、軽いだけで全然進まないようなホイールもあります。
ゾンダのメリットは、そういう不安がないということです。


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセット




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