コンポの違いで乗り心地やスピードが変わるのか?





良く聞かれる質問です。
「コンポが高いものに変わると、スピードアップしたり乗り心地は変わりますか?」
実際のところ、コンポが変わると何が変わるのでしょうか?

ロードコンポの種類

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シマノには6つのロードコンポがあります。
・デュラエース  2×11
・アルテグラ   2×11
・105     2×11
・ティアグラ   2×10
・ソラ      2×9
・クラリス    2×8

変速段数が違うのはわかると思います。

高いコンポと安いコンポの違い

変速段数の違いは置いといて、高いコンポと安いコンポでは次のような違いがあります。

変速のスムーズさ

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高いコンポほど変速がスムーズです。
変速するには、STIレバーをカチっと操作して、ワイヤーが動いて、ワイヤーがつながっているディレーラー(変速機)が動きます。
高いコンポほどレバーの操作が軽い力で済み、またレバー操作に伴う変速機のレスポンスが早いです。
実際にはディレーラーの質やレバーの質だけでなく、チェーンのグレード、スプロケット(リアのギアが付いている歯)、クランクのギアの部分の精度も関係します。
とりあえず、高いものほどスムーズな変速が可能と思ってください。

例えるなら、デュラエースは「スパッ」という感じ、クラリスだと「ガテャ」という感じでしょうか。

ブレーキの効き

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高いコンポほど、ブレーキが良く効きます。
ロードで大切なのは、ブレーキのコントロール性。
ブレーキレバーをちょっと握ったらちょっと減速し、きっちり握ったらキュっと止まるのが高いコンポのブレーキです。
安いコンポのブレーキだと、ブレーキレバーをきっちり握っても、ズルズルとした感じで止まりにくいです。

よく、ブレーキだけは105以上に!というくらい、コンポのグレードによるブレーキの差はあります。

重量

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高いコンポほど軽量化されています。これはヒルクライムでは有利ですね。

回転性

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ロードバイクが動くには、チェーンが回転したり、リアディレーラーのプーリーが回転したり、BBが回転したりします。
理屈の上では高いコンポほど回転性がよいのですが、実際のところは体感しにくい要素です。

剛性

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剛性というのは、パーツのたわみにくさと考えてください。
自転車はペダルを踏み込んで、クランクが回り、チェーンが動き、後輪に力を与えて前進します。
高いコンポのクランクのほうが剛性が高いので、パワーがきちんと伝わります。
ですがこれもよっぽどの剛脚でないとわからないと思います。




またソラ以上のコンポと、クラリスでは、BBが違います。
ソラ以上はホローテック2タイプのBBですが、クラリスはオクタリンクというBBです。
ホローテック2タイプは剛性が高く、踏み込んだパワーをロスしにくいという特徴があります。

結局のところスピードは上がるのか?

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コンポを変えてスピードアップすることはほぼありません。
ただし変速段数が増えることで、今までになかったギアを使えるメリットがあります。
クラリスの8速で、「このギアだと重すぎるけど、一段軽いギアにすると軽すぎる」という場合に、リア11速コンポにすると今までになかったギアが使えるため、速くなる可能性はあります。

コンポが変わることでのメリットは、操作性の向上です。
軽いタッチで変速できる、軽いタッチでブレーキが効くなら、長距離走ったときに体力温存になります。
体力温存になるということは、ペダルを回すほうに体力を使えるため、速くなる可能性はなくはありません。
ですがコンポ交換の主なメリットは、操作性の向上と考えてよいです。

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