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【重要】ビアンキからリコール情報が出ているぞ!

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ビアンキのロードバイクについて、フロントフォークのリコール情報が出ています。
非常に重要なことだと思いますので、サイクルヨーロッパジャパン様のアナウンスを紹介いたします。



対象車種

対象車種は、2017年モデルの以下の車種です。

・インフィニートCV
・インテンソ
・インテンソ Dama Bianca

(ディスクブレーキモデルは対象外です)

これらの車種にてフロントフォークが破損して深刻な事故を起こす可能性があるものが一部存在するとのことです。

交換について

該当車種に乗っている方はフロントフォークの交換が完了するまでは乗らないようにとのアナウンスが出ています。

該当車種については、代替フロントフォークの無償交換をしてくれるそうです。
なので購入された店に連絡し、代替フォークが届き次第交換という流れのようです。

ビアンキの正規販売店を通してフロントフォークの交換を行った場合には、ビアンキ製品の購入時に使える8000円分のクーポンを発行してもらえるとのこと。
ただし、クーポンは発行した店舗のみで使用可能。

危険なので、とりあえず該当車種に乗っている方は必ず交換しましょう

プロのレースでも、走行中にフォークのコラムが折れてしまった事例はあります。

こうなった場合、ブレーキ操作もできなくなりますので、転ぶ以外には方法はありません。

現段階では代替フォークは生産中のようなことが書かれているので、もしかしたら乗れるようになるまでには時間が掛かる可能性もありますが、転んで爆死するよりはマシなので、とりあえず購入したプロショップに連絡して対応を協議したほうがいいかと思いますね。

通販で買った人の場合、送料の負担がどうなるのか、近隣でビアンキの正規取扱店がある場合に、購入店でなくても対応できるのかについても確認されたほうがいいかと思います。




コメント

  1. toris より:

    個人的な印象ですが、2017.07.31のお知らせでは

    http://www.japan.bianchi.com/news/index.cgi?mode=news_detail&task_type=3&category_type=0&news_ym=&news_id=119
    > Infinito CV/Intenso/Intenso Dama Biancaキャリパーブレーキモデル全台数
    > (ディスクブレーキモデルは該当しません)

    としているので、今までとは別の原因 (ブレーキのタイプによる差が出るとしたら、ブレーキの取り付け部付近にかかる力など)もあるのではないかと思います。この場合は、割れやすい位置なども変わるかと思います。

    —-
    5mm以上のスペーサーが・・・の方も引用しておくと、

    2017.07.24 安全に関する重要なお知らせ から引用
    http://www.japan.bianchi.com/news/index.cgi?mode=news_detail&task_type=4&category_type=0&top_small=0&news_id=75
    > カーボンコラムフォークを使用したモデルにおいて、ステム・コラムスペーサー・エクスパンダーがそれぞれ正しく組み付けられていないと、競技用トレーニング等のハードユースな場合にコラムに傷が入り、破損原因となる可能性がございます。

    > ステム上部に5mmより厚いスペーサーが入れられている場合、コラム内部のプレッシャーアンカーがステム下端まで届かず、且つハードユースによりステム下端で過度な力がコラムにかかります。

    http://www.japan.bianchi.com/news/index.cgi?mode=news_detail&task_type=3&category_type=0&news_ym=&news_id=45
    2017.03.25 安全に関する重要なお知らせ (2017年1月6日改定)
    なども、同じ内容(スペーサーのサイズの問題)かと思います。

    個人的な想像ですが、スペーサー問題の方は、
    ・上側のスペーサーが5mmを超えた場合は、心棒 (プレッシャーアンカー)が途中までしか入っていない状態になるので、境界付近で割れやすい (公式にある通り)
    ・下側にスペーサーを入れない場合は、てこの原理でステムを折り曲げる方向に大きな力がかかり、割れる可能性があるから (スペーサーがあると、斜め方向でなく長軸方向に力を逃がせる…ような気がするので)
    ・上端に2mm出す必要があるのは、おそらく、端面をつぶす力をかけたくないから(カーボンは竹みたいなものなので、端を押されると割れやすい、ひびが成長しやすいという事かと思います)
    という感じなのかな? と思っています。

    スペーサー問題の方は対象モデルがかなり広めに設定されているので、2017.07.31のお知らせに無いモデルも注意しておいた方が良さそうな気がします。(2017.07.24のお知らせの最下部に、対象モデルのリストがあります)
    > カーボンコラム使用モデル一覧
    http://www.japan.bianchi.com/documents_news/20170426/Dg8dkYRSqH.pdf

    • roadbikenavi より:

      コメント頂きありがとうございます。

      ディスクブレーキ車はフォークの強度設計がまるで違います。
      ディスクブレーキは制動力が中心部で発生してスポークを介して伝える形なので、フォークのエンドなどの剛性や強度を上げないとビビリが発生してしまうので原則として別物というのはわかりますが、昨年末のフォークコラムとスペーサーの通達と合わせても、何かしらの問題が起こっているのは確実ですね。

      過去にビアンキは【サスペンションフォークの重大な事故】により多額の賠償を負っているので、もしかしたら神経質になっているのかなとも思っていましたが、さすがに今回の件で詳細を知っている人もいないようですし・・・

      • toris より:

        返信ありがとうございます。

        気になるのは、2017.03.25の、安全に関する重要なお知らせ (2017年1月6日改定)
        http://www.japan.bianchi.com/news/index.cgi?mode=news_detail&task_type=3&category_type=0&news_ym=&news_id=45
        にある写真を見ると、カーボンチューブに筒を押し当てたようなダメージが入っている点です。ブレーキが問題になる場合はダメージが別の位置に入りそうな気がします。
        (ハンドルが取れるのではなく、フォークの付け根にひびが入ったり折れたりという事になるような気がします)

        ブレーキをかけた際の振動でトップチューブなどがステムに穴を開けるような挙動になる場合は同じ傷になるとは思いますが、この場合はディスク車を対象から外すという判断はしないかと思います。また、この挙動の場合、力がかかる位置を考えると、条件はディスク車の方が不利かと思います。(フォーク端で力が発生するので支点からの距離が2~3倍になると考えると、厚さを増加しにくい(外径、内径で制限される)ステムなどの強度設計の違いではカバーしきれないかと思います。)

        サスペンションフォークの重大な事故は、(整備・点検不良か設計不良かが問題になった)錆びて抜け落ちた事故かと思いますが、自転車は設計の奥が深いですよね…

        • roadbikenavi より:

          コメント頂きありがとうございます。

          フルカーボンコラムの件、昨年末より様々なプロショップがブログなどで書いていますが、どこの自転車屋もかなり疑問を持っているようです。
          あと個人的に気になるのは、ビアンキが書いているセッティングは、他社のカーボンフォークでも当てはまる話なのかどうかということです。

          この件ですが、前にサイクルヨーロッパジャパンに問い合わせたという方が言っていましたが、サイクルヨーロッパジャパンでも何がどうなっているのか詳しくは把握していないっぽいですよ。
          本国からの指示で動いているだけのようです。
          そもそも、日本国内では何ら問題が出ていないという話でしたし。

          • toris より:

            カーボンは材料の特性として、(特に力がかかる場所で)金属の断面や角と接触するような位置に使うと破損に繋がりやすいというのがあると思います。これは、繊維にのこぎりを当てている所を想像するとよいかと思います。そういう意味では、破断に繋がるレベルかどうかは別として、他社製の場合も可能性は否定できないかと思います。(トップチューブがカーボンの側に突出しないような構造かつ、カーボンと接触する面は磨きを入れている・・などの対策をしない限りは。とはいっても、トップチューブ自体がフレームから外れては本末転倒なので、難しい所かと思います。)

            セッティングに関しては、部品の形状に依存する(形状によりどのような力がかかるかが変わる)部分かと思いますので、他社のものにそのまま当てはめるのは難しいかと思います。(先端を2~3mm残すといったチューブ端の割れを防ぐ対策は共通で使えるかと思います。逆に、スペーサー5mmは構造依存の部分かと思います。)

            ビアンキの場合は過去の事例もあるので、事故に繋がる可能性があるなら早めに回収しておこうという事なのかもしれませんね。

          • roadbikenavi より:

            コメント頂きありがとうございます。

            他社のものがどうなっているか、ちょっと調べてみました。
            例えばステム上のスペーサーが5mm一枚の件ですが、某社では【ポジションが固まるまでの間の〇×キロは仕方ないけど、なるべく早くコラムカットしてね】みたいな表記があるようです。
            プロ選手の場合、ステム下のスペーサーがゼロの人もいるかと思うのですが、どうなんでしょうかね。

            ビアンキがなんでこんなに盛大に騒いでいるのかちょっと真相まではわかりませんが、過去の【サスペンション事件】で過敏になっている可能性もありますね。

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