ジャイアントは早くも2017年モデルを一部発表してますが、クロスバイクの定番と言えるエスケープR3。
これを買って自転車の面白さに気がついてロードバイクを買ってしまう人も多いと言われています。
2016モデルのR3は定価55000円。
対する2017モデルのR3は50000円。
5000円安くなって何がどう変わったのでしょうか?
主な変更点
主な変更点は以下の通り。
・フロントディレーラー
SHIMANO M191⇒SHIMANO TY710
・シフター
SHIMANO EF51⇒SHIMANO EF500
・タイヤ
MAXXIS DETONATOR 700x28C⇒KENDA K-193 700x28C
・重量
10.2キロ⇒10.7キロ
フロントディレーラーがアルタスからターニーにグレードダウンし、シフターも少しグレードダウン。
タイヤもグレードダウンし、500g重くなったのが2017モデルのエスケープR3です。
重くなった原因は?
これのほとんどは、タイヤのせいです。
28cで全く同じ太さのタイヤですが、実はこれ全く重さが違います。
MAXXIS DETONATOR 700x28Cは、メーカー値で350gなのに対し、KENDA K-193 700x28Cはメーカー値で550gもあります。
つまり、片輪で200gの差。前後で400gの差。
これが重くなった原因です。
じゃあ、残りの100gは何の違いかというと、フロントディレーラーの重量差は大したことありません。
タイヤのメーカー値なんていい加減なので、いろいろ誤差が出ると両輪で500gくらいの差になります。
だから重量差はタイヤのせいです。タイヤが真犯人といっていいでしょう。
2017年モデルのエスケープR3は買いなのか?
私が聞いたところによると、2017年モデルは500g重くなったからということで敬遠し、2016モデルを探している方がそれなりにいるようです。
しかしながら、「タイヤなんて消耗品」。
しかも2016モデルのタイヤだって、そんなにいいものではありません。
私はクロスバイクに乗っていたときに28cで290gのタイヤを使っていましたが、初期装備のタイヤが摩耗したら、どうせタイヤを交換します。
そのときに軽くて高性能なタイヤに変えれば、2016モデルよりも軽くなります。
正直な感想でいえば、ターニーのフロントディレーラーはあまりイケテないです。
ですが、2016モデルについているアルタスのフロントディレーラーが素晴らしいかと言われたら、そうでもないんですね。
なので個人的な感想でいえば、タイヤ交換の前提なら2017年モデルのほうが安い分良い!
だって、走りを重視する人なら、2016モデルでも買ってすぐにタイヤ交換しますよね。
どっちにしてもタイヤは交換するのだから、安いほうがお得。
街乗りメインでタイヤを交換する予定がない人でも、たった500gの差は街乗りなら関係なし。
なので2017年モデルのエスケープR3は値段から見たらアリですかね。
しかしながら、デザインだけはやはりジャイアントというか、どうにも安物感が否めません。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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