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MAVICの手組用リム、オープンプロUST。チューブレス手組としてなかなか良さそうなリム。

2018モデル
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MAVICは今年、ロード用ホイールのチューブレス化(UST)が話題となっています。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1955

 

マヴィックが出している手組ホイール用のリムというと、定番中の定番のオープンプロがあります。
そのオープンプロまでチューブレス対応の【オープンプロUST】となり、すでに国内の自転車屋では流通し始めているそうです。



オープンプロUST


Mavic マビック オープンプロ Open Pro ロードバイク用リム CD

※上はUSTではない、旧製品のオープンプロです。

下がオープンプロUST。

 


オープンプロUSTのスペックはこんな感じです。

重量 430g
リム内幅 19mm
リム外幅 23mm
リムタイプ ISM4D
ホール数 24、28、32
対応タイヤ クリンチャー、

チューブレス

推奨リムテープ MAVIC USTリムテープ

 

今までのオープンプロは、ホール数が32と36しかありませんでした。
ここにきて24、28、32になったのは、手組ホイール派にはうれしいところではないでしょうか?

 

その代わり、カラーはブラックのみです。
今まで存在したシルバーリムは廃止です。

【MAVIC】(マビック)OPEN PRO シルバー 700C ロードクリンチャーリム (LJ2420400)【ロードリム】【自転車 パーツ】

クロモリフレーム派の人で、シルバーホイールにこだわりたくてオープンプロを使っていた人もいると思いますが、在庫が尽きる前にシルバーリムを入手しておいたほうがいいかもしれません。

 

重量も今までのオープンプロは435gが公称値でしたが、ワイドリム化したのに重量は軽くなっているそうです。

 

リム加工はISM4D。
キシリウムと同じような、リムの切削が入ります。

手組ホイール派の人には、新たな選択肢か

既に自転車屋では、このオープンプロUSTを使った手組ホイールを作っているところもあるようで、ある自転車屋はフロント24、リア28で組んで重量は1500g以下だったと書いてありました。

 

ただしリム幅が広めなので、メーカーサイトによると推奨タイヤ幅は28~47cのようです。
ただしタイヤ幅は62mmまで対応とも書いてあります。

なのでシクロクロスとかグラベルロード向きなのかもしれません。

 

またリムには【空気圧は6Barまで】と書いてあるようです。

 

最近のロードバイクでもフレーム側のクリアランスが28cまでOKのものもありますし、ワイドリム派でかつ手組ホイールが欲しい人には朗報かもしれませんね。

手組ホイールと完組ホイール

先日頂いたメールの中で、こういう表現がありました。

上手い人が組んだ手組ホイールは、機械で組んだ完組ホイールを凌駕する。
ただし、下手な人が組んだ手組ホイールは、機械で組んだ完組ホイールに勝てない。

なかなかの名言だなと思います。

 

上手い人が組んだ手組ホイールは、正直なところでいうとすごくいいです。
全く同じリム、ハブ、スポークでも、下手な人が組むとクソホイールしかできません。

 

やたらとスポークが折れるとか、そもそもまともに走らないホイールになったりします。

 

この言葉について補足すると、どんなに優れた手組ホイールでも超えられない完組ホイールはあります。
あと、最近やたらと中華カーボンホイールやら低価格のアルミホイールが流行っている(?)気がしますが、これらは完組ホイールではありません。
ICANでもSACRAでも、ALX473でも要は【手組ホイール】です。
手組ホイールを一つのパッケージ化しているだけの商品です。

 

今は手組ホイールを組める職人さんも少ないですが、いい手組ホイールに出会うと低価格で高性能のホイールが手に入ります。
そういう選択肢の一つとして、オープンプロUSTも入ってくるのではないでしょうか?




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