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ロードバイク乗りが考える、酸素カプセルの効果。

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2日前に小指の骨折をした私ですが、知人のお店で酸素カプセルに入ってきました。
ロードバイク乗りはトレーニングと同時に疲労回復、ケガの早期回復がポイントになります。



ロードバイク乗りが考える酸素カプセルの効果を考えてみます。

酸素カプセルは酸素を吸う?

一時期やたらとスポーツ選手に流行った酸素カプセルですが、近年は一時期に比べると下火のような印象があります。
斎藤佑樹選手が高校時代に、確か甲子園に持ち込んでいたような印象があります。

 

さて、酸素カプセルですが、意外とメカニズムを知らない方が多いような気がします。

酸素カプセルでは、酸素ボンベから出てきた高濃度の酸素を吸うことで疲労回復やケガの早期回復に効果がある。

 

この文章は合っていると思いますか?
間違っていると思いますか?

 

正解は、完全な間違いです。
酸素カプセル内でも、酸素カプセル外でも酸素の量は変わりません。

 

ではなぜに酸素カプセルというのでしょうか??

酸素カプセルのメカニズム

まず、疲労回復やケガの早期回復のために、酸素は必要不可欠なものです。
細胞レベルまで酸素が行き渡ることで、様々な効果を生み出します。

 

酸素カプセルですが、入ったことがある人はわかると思いますが、中の気圧を上げるためにコンプレッサーみたいなので空気を送り込みます。
これを酸素ボンベと勘違いしている人もいるようですが、違います。
原則としてはただのコンプレッサー、つまりは自転車の空気入れと同じようなものです。
なので空気をどんどんカプセル内に送り込むだけのものになります。

 

空気の成分は、約4分の3が窒素で、あとの残りは大部分が酸素、それ以外にごくわずかな二酸化炭素などで出来ています。

 

えっ?酸素出てないのに酸素カプセル??と思うかもしれませんが、酸素カプセルが酸素カプセルと言われるには理由があります。

 

高校レベルの物理や化学などで、ヘンリーの法則というのを習ったのを覚えていますか?
ヘンリーの法則というのは、簡単に言えば【圧力が上がるほど、気体が液体に溶け込む量が増える】というものです。

 

酸素カプセル内は、高気圧になっています。
つまりは気圧を高めることで、血液中に溶け込む酸素の量を増やすというのがメカニズムです

 

酸素カプセルで酸素を吸っているという表現は、間違っていないのですが正解とも言えません。

アスリートには人気が高い

私の知っている範囲では、アスリートには一定数の酸素カプセルファンがいる感じがします。
今回も知人から、骨折の早期回復にいいから、ということで強く勧められて入りました。

 

酸素カプセルですが、これに入った後の感想は人それぞれです。
ものすごい爽快感が出るという人もいれば、一時的にダルさが出るという人もいます。
また閉所恐怖症の人はパニックに陥ることもあります。
閉所恐怖症は、実は隠れ閉所恐怖症もいて、自分自身で気が付いていない人もいます。
そういう人は酸素カプセルに入って気圧が上がりきる前に【もう出してくれ】とサインを出してきます。

 

私の場合ですが、直後は倦怠感のほうが強く出ます。
一時間後あたりからやたらとすっきり感が出てくる感じですね。

 

膨大な運動量を誇るロードバイクでは、酸素カプセルというのは大きな武器になるでしょう。
ロードバイクの場合、意外とケガも多いスポーツです。
私みたいに単独落車することもあれば、レースでは集団落車もあります。
生身の体むき出しで走っていますので、ケガするときは大きなけがになりやすいです。
そういうときに、酸素カプセルはけがの回復を早める可能性があるということです。




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