ロードバイクに【カウベル】ってどうなの?【質問いただきました】

ロードバイクにつけるベルと、カウベルについて質問を頂きましたので回答いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サドルのレールなどにたぶんカウベルだと思われるものをつけて走っているローディーを見かけます。
自分もブログ主様と同じく、自転車はちゃんと整備して余計な音を出さないようにしているので、あまりまわりに気づいてもらえたいことが多々あります(歩道からノールックで車道に来るママチャリ等)。なのでカウベルをつけることによってこちらの存在をアピールすることで事前に面倒を防げるのではないかと思い導入を検討しました。
そこでツイッターでロードにカウベルってどうなの?と調べてみると、それなりにいいよね、という意見と、まったく逆に激しく嫌悪している方もいました。

ブログ主様への質問ですが、カウベルをつけることはどう思いますか?また、カウベルだと意識的に鳴らすことができず、基本ずっと鳴らしっぱなしになるのでそれは法律的にどうなるのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




回答いたします。

まずはベルのほうから

キャットアイ(CAT EYE) ベル [OH-1200] 真鍮製 シルバー
キャットアイ(CAT EYE)
売り上げランキング: 2,247

ロードバイクにベルを付けることは、法律上必須のことです。
べルなしでの乗ることは、違法になります。

このベルですが、法的には車のクラクションと同じ扱いであって、警笛に該当します。
警笛はむやみやたらと鳴らす行為は警笛の使用制限違反となりかねないのです。

よく、歩道を走るママチャリが、歩行者をどかすためにベルを鳴らしているのを見かけますが、これは完全に違反です。
警笛の使用は、見通しの悪い場所や危険を回避するとき以外は使ってはいけないと決まっています。

歩行者をどかす行為は、当たり前ですが【危険を回避する行為】にはなりません。
危険を回避したいなら、自転車から降りて歩けばいいだけです。

これがベルの法的な概念です。

カウベルについて

カウベルというのは、本来は牛などの家畜の首に付けるものです。
家畜が動くとカウベルが鳴るので、放牧時に家畜の所在がわかるという利点があります。

似たようなものでベアベルというものがありますが、これはいわゆるクマよけのベルです。
クマは本来、臆病な動物なので、急に人が現れたりすると襲ってくる可能性があります。
予め存在を知らせておけば、襲ってくる可能性は下がるということで、クマに対して人間の存在を知らせているような役割です。

キャプテンスタッグ 登山 ハイキング用 熊よけ すず ベアークマ SM-1919
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) (2012-03-09)
売り上げランキング: 1,722

これらに共通することですが、振動が加われば音が鳴るという点です。
また、いわゆる警笛のような感じではなく、おとなしい音が鳴ることから、あえてカウベルをロードバイクに付けている人もいるのだと思います。

昔サイクリングロードによく行っていた時期には、必ずカウベルらしきものを付けた人と遭遇していました。
要はサイクリングロードの歩行者に向けて、ロードバイクが通るということをアピールして安全性を確保しようとしているのでしょう。

ベル鳴らすのは違法ですから、カウベルならいいだろということでしょうか。

カウベルを歩行者に向けて鳴らすのは違法??

これについてですが、調べてみましたがよくわかりませんでした。
ですが一般論として書くのであれば、いわゆる自転車用ベルとカウベルには決定的な違いがあります。

・自転車用ベル ⇒ レバーなどで【操作】することで鳴らすことができる

・カウベル  ⇒ 振動で【勝手に鳴ってしまう】

要はカウベルの場合、狙って鳴らすという行為が困難で、振動が加われば勝手に鳴ってしまうだけの構造です。
危険性が迫っているときに、全力で振動を加えて鳴らす、というのは非現実的ですし、そもそも音色自体も大きくないので、カウベルが警笛替わりとして認められるとは思いません。

なのでカウベルの場合、【歩行者に鳴らしている】というよりも【勝手に鳴っている】ものと思われますので、それ自体が違法性があるとは思いません(正確なことは警察へ聞いてください)。

逆に言えば、カウベルを付けているからと言ってベルの装着をしなくてもいいかと聞かれたら、多分ダメでしょう。

要はカウベルは自転車用ベルの代わりとはならないということです。
ただし、現実的にベルの装着うんぬんでお咎めを受けることはほぼないのも事実です。

カウベルは付けたほうがいい??

これについては人それぞれの価値観なので、好きにしてくださいとしか言いようがないのですが、一つだけ勘違いしてほしくないことがあります。

サイクリングロードは、あくまでも歩行者が優先です。
サイクリングロードでかっ飛ばしたいためにカウベルを付けて歩行者に注意喚起するというなら、そもそも間違っている気がします。

私はだいぶ前にサイクリングロードは卒業しました。
サイクリングロードは、あくまでも歩行者優先です。
ロードバイクは交通弱者である歩行者の安全を最優先にして走行するのが基本です。

なのでサイクリングロードではせいぜい20キロそこそこしか出すべきではないのですが、これの理由は歩行者の安全を優先するからです。
サイクリングロードをかっ飛ばしたいためにカウベルを付けているというなら、そもそも間違っている気がします。

それ以外の場面で、不測の事態に備えてカウベルを付けておきたいというなら、特に違法性があるとは思えないので好きにすればよいかと思います。
ただ、付けることによってどれだけの効果があるのか私にはよくわかりません。

歩行者へロードバイクの存在を知らせるために、あえてラチェット音を大きくしているという声も聞きますが、私の走り方では歩行者に注意喚起するような場面がないので、あまり必要性を感じません。
ごくまれに、歩道を走っているママチャリが、急に車道に出てくることがありますが、ラチェット音が大きくてもそういう飛び出しをする人は気にしていない気がするので、そんなに効果的だとも思いません。

ただ、やりたい人はやればいいというだけです。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Scroll Up