チューブの違いは効果的なのか??安価で感じ取れる性能差??

ロードバイクに乗る上で、クリンチャータイヤを使うならばタイヤ内にはチューブが必須です。
ロードバイク用のチューブですが、様々なメーカーから様々なチューブが出ています。

チューブの交換はわかりやすいほど性能差を感じ取れるのかについて書いていきましょう。



チューブの種類

ロードバイク用チューブは、大きく分けて3つの種類があります。

ブチルチューブ

これは一般的な完成車についているチューブで、ロード用チューブとしては最も安く、最も一般的なチューブです。

これの特徴ですが、まずは安く買えるというのが大きなポイントです。
性能的にいうならば、ロード用チューブの中では最も重く、パンクしづらいというのが特徴です。

軽量ブチルチューブ

代表的なのはパナレーサーのR-AIRです。

ブチルチューブを薄く作って軽量化してあるのですが、耐パンク性能は弱いです。
薄く作っているからか、振動吸収性がちょっとだけよくなり、転がり抵抗もちょっとだけよいと言われます。

ラテックスチューブ

ラテックスチューブの特徴ですが、振動吸収性が良くなり転がり抵抗も減ると言われています。
ただしラテックスチューブには大きな欠点があり、自然なエア抜けが早いです。
目安としては12時間で1Bar程度抜けると言われています。

こちらは一ヶ月以上乗らずに放置した前輪と後輪なのですが、前輪はブチルチューブ、後輪はラテックスチューブが入っています。
前輪は押してもまだガチガチ感がありますが、

後輪はペコペコです。

まあ一ヶ月も放置することはないでしょうが、ラテックスチューブの場合は毎日空気を入れないと使えないレベルになってしまうので、何日にもわたるツーリングには不向きでしょう。

貫通パンクに対してはラテックスチューブは強いです。
またパンク時にスローパンクになることが多いのも特徴です。

ブチル、軽量ブチル、ラテックスの比較

ブチルチューブ、軽量ブチルチューブ、ラテックスチューブを比較するとこんな感じです。

ブチル 軽量ブチル ラテックス
耐パンク性
耐久性
軽量性
価格 安い 高め 高い
禁忌 カーボンクリンチャーは使用禁止

まず、わかりにくいポイントで耐パンク性能と耐久性の違いです。
耐パンク性能は、異物などの貫通に対する耐性で、これは実はラテックスチューブが一番強いです。
ラテックスチューブは繊細ですぐに破裂すると思っている人が多いようなのですが、これはある意味真実ですが、これについて詳しく説明しましょう。

ラテックスが破裂する、という人の話ですが、だいたいはタイヤに組み付けるときに破裂させたという話ばかり聞きます。
これはタイヤレバーを使ってチューブに擦るような傷をつけると、確かにラテックスは弱いです(軽量ブチルはもっと弱いですが)。

そもそも、タイヤ組付け時にタイヤレバーなんて使うなよ!!という話でもあるのですが、下手な人は組付け時にラテックスチューブを破裂させます。

組付けた後についてですが、実走では貫通に対する耐性は実は強いです。

耐久性というのは、チューブ自体の寿命です。
ラテックスチューブをある程度使ってから外してみるとわかるのですが、異常にビロビロに伸びてしまっていて、再びタイヤ内に収めようとしてもタイヤの外径よりも大きくなっていたりします。
そうなるとどうやっても使えません。
これはチューブの寿命だと思って諦めたほうがいいです。

チューブの重量ですが、重たいものと軽いものではせいぜい20gとかそんな程度の差しかありません。
この辺を感じ取れるかはなかなか難しいところですね・・・

チューブの違いは感じ取れるのか??

これについてですが、私の印象ではブチルチューブとラテックスチューブの違いは感じ取りやすいです。
ちょっと荒れた路面を走った時に、ブチルチューブだとゴツゴツくる感覚が、ラテックスだとコンコンとマイルドな感触になります。

ブチルと軽量ブチルの差ですが、これについては私には正直よくわかりませんでした。
微妙に振動吸収性がいいような気もしますが、ラテックスチューブほど明確でもないので、ブラインドテストされたら当てる自信はありません。

私が使った中では、軽量ブチルのR-AIRは繊細すぎるチューブという印象で、空気を入れてちょっとでも擦ると即座にパンクします。
慣れれば特に問題なく組付け出来ますが、実走でもパンクしやすい印象が強いので、個人的にはあまりお勧めしていません。

私は前輪はブチル、後輪はラテックスになっていますが、単にリアの振動吸収性を上げたかったというのが一つの理由です。
また、峠を攻めることが多いので、アルミクリンチャーでも前輪がラテックスだとブレーキ熱で溶けた事例があるようなので、念のため前輪はブチルにしています。

ラテックスチューブはカーボンクリンチャーホイールでは使用禁止なのですが、ラテックスチューブは熱に弱いからです。
カーボンクリンチャーの場合、リムの放熱性の問題からラテックスを使うとチューブが溶けることがあるようです。

チューブの違いですが、分かると言えばわかりますし、鈍感な人だとわかりづらいかもしれません。
ただ、ラテックスチューブは変化がわかりやすいパーツなので、個人的には一度は試してもらいたいパーツです。

軽量ブチルの愛好家の方も多いですが、軽量ブチルは差がわかりづらかったりしますし、それでいてパンクしやすくなるので普通のブチルでもいいような気がします。




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