ルイガノはなぜ評判が悪いのか?やたらと低評価である理由。

ルイガノはスポーツサイクルの中ではそこそこ有名なブランドですが、ルイガノのロードバイクやクロスバイクは、なぜか評価が低いという現実があります。

私自身、正直なところルイガノにそこまで悪いイメージはないですし、乗ってみるとわかりますが値段相応という印象です。



なぜルイガノが低評価なのか、その理由に迫ります。

ルイガノが低評価な理由

ネット上での様々な意見を見ていると、ルイガノはダメとかそういう意見がよく見られます。
ルイガノに低評価を下す理由は何なのか、ネット上での意見を調べてみました。

アパレルブランドだから


ルイスガーナー レディース サイクリング ウェア【Louis Garneau Modesto Jacket 2】White / Candy Purple

ルイガノはカナダのメーカーですが、創立者のルイ・ガノーさんは自転車のトラック競技の選手であり、ロサンゼルス五輪にも出場しています。
ルイガノが初期に手掛けていたのは自転車用のウェアで、その後ヘルメットや自転車などにも手を広げていってます。

元がウェアメインのアパレル会社が作ったスポーツサイクルだからダメという理屈ですね。

ただこれについて思うのですが、LOOKだって最初はスキー用品のメーカーでしたし、スコットだってスキー用品の製造から始まっていますよね。
ジャイアントなんて、元はウナギの養殖業ですよ??
https://www.giant.co.jp/giant18/about_02.php

異業種から自転車業界に参戦したからと言って批判するというのは、どうにも筋が通らない気がします。

日本企業が設計したライセンス商品だから


日本で販売されているルイガノバイクについてですが、日本の企業であるアキコーポレーションがライセンス使用許可を得て、アキコーポレーションが独自に設計して製造しているからダメだという意見があります。

要はカナダの本社は一切関係ない商品ということですよね。

これについてですが、これ自体が悪いとは思いません。
要は出来上がった製品がどうなのかという一点だけであって、どこで設計しようがいいものさえ作ってくれればそれでいい気がします。

アキコーポレーションは自転車の輸出入などを手掛ける企業です。

これもこじつけと言われてしまえばそれまでですが、今は世界第二位の地位を築いたメリダだって、開発拠点は別にあります。
というのも、メリダは自社ブランドのバイクが売れなかった時代に、ドイツのセンチュリオンに業務提携をお願いして、センチュリオンが設計し台湾のメリダで製造していました。
今はセンチュリオン自体がメリダの傘下にいるわけですが、これはライセンス契約とは言えないでしょうけど、自社で設計していなかった時代があります。

最終的な製品さえしっかりしていれば何ら問題ないわけで。

所詮はカジュアルサイクル


これについてですが、最近はルイガノ=カジュアルサイクル、ガノー=レーシングバイクみたいな位置づけにしているようですね。
2018年モデルからは、ルイガノブランドでのロードバイクがなくなりましたし。

ただ、過去にはルイガノブランドでカーボンフレームだってありましたし、チタンフレームだって2017年モデルには存在していました。

【中古】ルイガノ LOIUS GARNEAU RT1 DURA-ACE 2016年モデル チタン ロードバイク 490サイズ 11速 FFWD EASTON

近年はルイガノ自体がカジュアルバイクと公言していたりするのでそういう側面は否定しませんが、試乗してみたりすると値段相応でごく普通の性能だと思いますけどね・・・

過去のモデルではレースでも十分行けるようなフレームもありましたし、近年はそれがガノーのほうに移行しているだけと思います。

プロチームに供給していないから


プロチームに供給していないブランドはダメだという考え方をする人もいますが、確かTIMEだって今はプロチームに供給していないですよね。
まあ、さすがにルイガノとTIMEを同列に扱うつもりは毛頭ありませんが。

プロチームへの供給は、ルイガノではなくガノーブランドでやっているようです。



ルイガノのアルミロード

ルイガノのアルミフレームのロードバイクは、上でも書いたように2017年モデルまでで終了し、2018年モデルではロードバイク自体のラインアップがなくなっています。

なので2017年モデルまでのアルミフレーム完成車を見ましょう。

《在庫あり》LOUIS GARNEAU(ルイガノ) 2017年モデル CLR LGS-CLR (シーエルアール)【必須アイテム鍵プレゼント】[アルミフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

ルイガノの場合、例えばキャノンデールのCAAD12とか、ジャイアントのTCR-SLRに匹敵するような軽量アルミフレームはリリースしていません。
アルミフレームの中でもハイエンドモデルと言われるのがキャノンデールのCAAD12やジャイアントのTCR-SLRなどですが、ルイガノブランドのアルミフレームはエントリーグレード~ミドルグレードクラスに限られます。


ルイガノ 2017年モデル LGS-CRC【ロードバイク/ROAD】【LOUIS GARNEAU】

こういうのに乗ってみるとわかりますが、別に他社のエントリーグレードのバイクと比べて劣るという感覚は正直なところありません。
値段相応です。

じゃあなんで低評価なの??という話にもなりますが、まずは上に挙げたようなアパレルブランドだからとかカナダの本社が見解していないからという部分を嫌う人たちがいるというのが一つの理由です。
アパレルブランドだから嫌とか、カナダ本社が関係していないから嫌という考え方自体は、合っているも間違っているもないです。
人それぞれ考え方はありますので。

ただもっと大きな要因としては、積極的に欲しいと思わせるような動機が、他社よりも薄いからなのではないでしょうか?

最近は各社アルミフレームに力を入れていて、先ほど挙げたようなキャノンデールのCAAD12は【カーボンキラー】という異名をとるほどでアルミでもカーボンフレームに勝てるんだ!というところを明確にしています。

Cannondale CAAD12 105
トレックのエモンダALRなんかもそれに近いイメージで、軽量性をウリにしていたりします。


ビアンキなんかは2011年ころ、プロのレースでアルミフレームが使われたこともありました。
しかもパリルーベという、石畳のガタガタ道レースです。

スペシャライズドのアレーなんかも、やたらと宣伝に力を入れている気がしますし、フォークがかなり軽量なものをつけているということで差別化している気がします(フォークがリコールになってしまいましたが・・・)。

様々な宣伝で【うちのアルミフレームはここが違う!!】と打ち出しているので、そのブランドのエントリーグレードでも凄いんじゃないかと思わせる効果があるのだと思います。
そういう面ではルイガノはあまり魅力的に映る部分が少なくて、ユーザーに敬遠されがちになるのかなと。

ただ、乗ってみると他社のエントリーグレードとそんなに差があるとは思いません。
ジャイアントのコンテンド2あたりはエントリーグレードといえると思いますが、そういうのと比べても別にフレームの差は感じないですけどね。

ロードバイクに乗りたいと思うとき、ブランド志向は大切な要素です。
近年だと弱虫ペダルの影響で、リドレーに乗りたいとかLOOKに乗りたいとかそういう風に考える人もいるでしょう。
それ自体はごく自然な考え方です。

そういうユーザーへのプッシュ力が弱いのがルイガノかなと思うのですが、モノ自体は値段相応です。
お値段以上とは思いませんが、それはどこのバイクを買ってもそうです。

2018年のルイガノを見たときに、ロードバイクはなくなってしまい、クロスバイクとか小径車とか、キッズバイクがメインになりました。
また販売代理店があさひになったということもあり、これからは【そういう方向性(カジュアル路線??)】なんだろうなということがわかります。

【店頭受取限定】ルイガノ LGS-X7.0 2018年

レーシングバイクとして見た場合には、ガノーのほうはチームUKYOに提供していたこともありますし、モノ自体は悪くありません。

【※半額!】ルイガノ 2016 アクシス SL2/AXIS SL2【ロードバイク/ROAD】【LOUIS GARNEAU】【ガノー 2016年モデル】

個人的にはどのブランドでもアンチっていると思っています。
私がビアンキを買った時も、【なんでビアンキなんか買うの??】と結構言われました。

ビアンキは最近はかなりいいフレームをたくさん出していますが、一時期は地に落ちたブランド扱いされていました。
その時期はプロチームへの供給もなく、おしゃれバイク扱いされたりですね、散々でしたよ。
私がビアンキを買ったときはプロチームへの供給を開始していましたが、昔を知る人だとビアンキ=ダメ、みたいな図式があるようでした。

もちろん最近はトップブランドの一つと言っていいと思います。
先日もビアンキのアリアの試乗をしましたが、結構よかったですよ。
純粋に欲しくなりました。

【試乗インプレ】ビアンキのARIAの試乗をしてきました。エアロロードとしての性能は??


【今だけ!ビアンキ純正パーツプレゼント♪】ビアンキ 2018年モデル ARIA ULTEGRA(アリアアルテグラ)【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】

これからのルイガノがどういう方向性に進むのかは知りませんが、言いたいこととしては値段相応であるということです。
デザイン性はルイガノっていいなと思いますし、親戚の子の小学校入学祝いにルイガノのキッズバイクを買ってあげたこともあります。
たいそう喜ばれました。

ちなみに私はLOOK乗りですが、私もどちらかというとブランド志向で選ぶタイプです。
なので積極的にルイガノを欲しいと思ったことはありませんが、バカにされるようなものではないことを明記しておきます。




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コメント

  1. ティラロンゴ より:

    毎度!ルイガノ推しです!

    管理人様へ
    ルイガノを「正当」に判断する記事を
    書いて頂き、ありがとうございます。

    自分はルイガノのロードバイクしか
    買った事がないので、
    逆に他のメーカーの事があまり分かりません。
    ルイガノの事のみ語る事が出来ます。

    そんな訳で
    世間の皆さんにあまり好印象ではない
    ルイガノに何故惹かれているのかを
    自分なりに考察してみました。
    ルイガノの良い所、悪い所を皆さんにも
    お伝えしたいと思います。
    偏見を無くして頂ければ幸いです。

    ☆良い所
    ①エントリーモデルが当時一番安かった!
    ②色使い、デザインが派手過ぎず、
    シンプルで普段使いがしやすい。
    ③過去にチタンフレームを
    安価に提供してくれていた。

    ▼悪い所
    ①買いやすさに地域差がある。
    →以前、ルイガノの欲しいモデルを
    関東の自転車ショップから
    アキコーポレーションに
    在庫問い合わせをして貰ったのですが、
    「メーカー在庫無し」という返事でした。
    仕方無く諦めようと思ったのですが、

    その後しばらくして
    楽天市場の複数のショップで
    該当のモデルが30%〜40%オフで
    発売されました。複数のショップでの
    同価格帯の扱いなので、各店舗在庫では無く、
    メーカー在庫だと思います。

    それなら近所で実店舗も有るショップで
    購入、引き取りをしようと思ったのですが、
    何故か関西系のショップばかりで、、
    購入タイミングのせいかもしれませんが、
    関東のショップが冷遇されている印象を
    受けました。

    ②デフォルト装備のシートクランプが
    ホールド力不足で、シートポストが
    ズリズリ下がる。
    →直近で購入したモデルは2台とも
    この症状でした。最初に買った
    安いモデルのシートクランプは
    問題無しだったので、
    この面では劣化しています。

    見た目重視で
    細いシートクランプにしたと思うのですが、
    明らかにホールド力不足でした。
    カロイのダブルシートクランプ、
    FINISHLINEのファイバーグリップを
    別途購入して対処しました。

    ○これから期待出来るところ、不安点など。
    ①サイクルベースあさひで
    ルイガノを全国的に扱う事になり、
    スポーツ感は薄れるかもしれませんが、
    「地域偏重」も薄れるかも知れません。
    関西でしか実店舗で買えなかったモデルが、
    現行品ならば平等に購入する機会が
    あるので、これはプラスだと思います。

    ②2018年、これまで何となくあった
    フラッグシップ的な
    完成車モデルがほぼ消滅した事、

    ザッと今年のカタログを見たところ、
    ガノーのAXIS C1 と言うモデルが
    今年のロードバイクの中で
    フラッグシップ的完成車なのですが、
    「アルミフレームで105」が
    最上位機種でした。

    十分良いモデルだとは思うのですが、
    TREKやPINARELLO、GIANT、Cerveroとは
    正面切って戦わないって事ですよね、、
    自分で書いてて上記メーカーに勝てない理由が
    分かってきてしまいました。
    管理人様も書いていたように、
    メーカー独自の売りが無さ過ぎますね。
    確かに無難な物しか作っていない、、

    ・TREKのようにフレーム自体で構造的に
    機能するサスとか、
    ・ピナレロのようにアルペンスキーの
    直線的でないストックみたいなフォークとか、
    ・サーベロのように横から見ると
    薄いシートステーが
    後ろから見ると極太の構造だったり、

    デザイン、構造で攻めてる感も大切ですよね。
    ルイガノにはそれは無いのかな、、
    どの購買層に向いているのかと考えたら
    「デザイン、構造がメーカー独自の自己主張が薄め」が好きな人向けでしょうか?

    自分は自己主張の少ない、
    でも基本構造はしっかりしている
    ルイガノが好きなのだと思います。

    毎度の長文で恐縮です。
    それでは失礼します。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ルイガノの最大の弱点ですが、正直なところ【ウリ】がどこなのか、ほかのメーカーよりも訴求力が弱いところかなと思っています。
      それ以外については、別に普通なんですよね。
      罵倒されるような劣悪さは特に感じません。

      親戚の子の小学校入学祝いで、ルイガノのキッズバイクを買ってあげたことがありますが、カッコイイ!!ということでお友達に相当うらやましがられたと聞きました。
      デザイン性はかなりいいと思っています。

      関東の自転車屋うんぬんの話ですが、これについては相当疑問ですね・・・
      ちなみに親戚の子にルイガノを買ってあげたとき、最初あ〇ひのネットショップで注文したのですが、すぐに連絡が来て【ルイガノはメーカー在庫ありと言っていても実はなかったり、納期もメーカーが言っているよりもかなり遅れるケースがあるけど、お祝い品だと間に合わない、もしくは最悪の場合来ない可能性があるけど大丈夫ですか??】とメールきました。
      なのでキャンセルして在庫があるショップを探した記憶があります。

      このように代理店側もいい加減なようなので、もしかしたら自転車屋もそれを警戒していたのかもしれませんね。

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