冬場にはロードバイクが遅く感じる!空気が重い!それは本当に空気が重たいから。

冬場になるとやたらとペダリングが重く感じてしまうことってないですか?
真夏に比べるとやたらと抵抗を感じるというか、遅く感じてしまいます。

これは実際のところ、空気自体が重たいのです。



空気の重さ

空気自体にも、当たり前ですが重量があります。
空気は様々な気体の混合物でして、8割くらいは窒素、2割くらいは酸素と言われています。

さらに水蒸気を空気中に含んでいるわけです。
これはいわゆる湿度とも関係しますね。

夏と冬でなぜ空気の質量が変化するのかという話ですが、これは空気中にある【乾燥空気量】と【水蒸気量】が関係します。
空気中の乾燥空気量と水蒸気量だと、根本的に乾燥空気量のほうが多いわけです。

夏場と冬場ではこのようになります。
・夏場
乾燥空気量  ⇒  冬場よりも減少
水蒸気量   ⇒  冬場よりも増加

・冬場
乾燥空気量  ⇒  夏場よりも増加
水蒸気量   ⇒  夏場よりも減少

絶対的な量は、乾燥空気量>水蒸気量 となるので、空気の重さとしては冬場のほうが重量が増加するわけです。

そして乾燥空気量が大きいほど空気の密度は濃いという形になります。

空気抵抗

空気抵抗の詳しい計算式はあえて書きませんが、前面投影面積、空気の密度、速度に比例します
前面投影面積というのは、要はデカいもの(面積が大きいもの)にすれば空気抵抗は増えるという理屈。
速度が上がれば空気抵抗が増すというのはロードバイク乗りなら誰でも経験していることです。

ここで大切なのは、空気の密度にも比例するんですね。

なので空気の密度が濃い冬場のほうが、空気抵抗が大きくなるというわけです。

冬場はウェアも重い

冬は寒いので、必然的にウェアも重くなります。
これもなかなか無視できないくらいの重量です。

これも【冬場はペダリングが重い】と思わせる要因でしょう。

冬場は筋肉も硬い

冬は寒いので結構も悪くなり、筋肉も硬くなりがちです。
ロードバイクを動かすには筋肉が必要ですので、筋肉が温まっていなくて硬化しているとペダリングが重いのも当然です。

冬場は気持ちも重い

寒い日って、外に出るまで時間がかかったりしますよね。
気分的なものと言ってしまえばその通りですが、気持ちの重さはペダリングの重さにもつながります。



様々な要素で冬場は【重い】

一番大きな要素は空気抵抗が増えるということですが、冬場にペダリングが重く感じるとか、前に進まない感じがするのは当然のことです。
これは物理学的に、計算すれば出せる数字です。

私自身、冬場は平均速度が1キロくらい落ちていたりします。
体感的には空気が重いと感じますが、これはちゃんと理由があって冬場は空気抵抗が大きいということが挙げられます。

これに対する対抗策ですが、正直なところでいうとありません。
自然を相手に闘うのがロードバイクですので、すべての人間に同じように負荷がかかるのが冬場の重さです。

これに付随して書きますが、ローラー台ばかりやっている人は、やり方を間違うと下手になると思っています。
ローラー台では空気抵抗がかかりませんので、実走とは違うのです。

先日コメントいただいた方も、ローラー台で速くなる乗り方を覚えてしまったみたいに書かれていましたが、ローラー台は所詮はローラー台です。
冬場は地域によっては外を走ることが困難ですが、速くなりたいなら外を走ったほうが効果的です。




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