フルクラム レーシング3の実力に迫る





ちょっとホイールのグレードアップをしたい方に人気のフルクラム レーシング3
今回はレーシング3のインプレを書いていきます。

まずはレーシング3のスペックから

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〇重量
フロント 670g
リア   885g
合計   1555g
これがカタログ値です。実測は私が見ている限りでは1550g~1590g程度まで差がありますが、工業製品ですから誤差の範囲内です。

〇スポーク数
フロント 16本
リア   21本(2:1パターン
最近の完組ホイールはこれくらいのスポーク数が多いですね。
フルクラムはリアのスポークパターンが2:1です。これは剛性強化に役立ちます

〇リム
大体の目安ですが、リムの実測値は450g程度です。
リムにはスポークホールがありませんので、リムテープ不要です。
リムテープが不要だと軽量化できますし、定期的にリムテープの交換もしなくてよいので嬉しいですね。

リムハイトはフロント24mm、リア30mmとなっています。
いわゆるローハイトリムといっていいでしょう。

〇スポーク
エアロ効果を期待して、いわゆるきしめんスポークです。
地味に嬉しいポイントでもあります。

〇ハブ
カップ&コーンを採用していますので、ベアリングのグリスアップや微調整がしやすいですね。
きっちりメンテすれば良く走る子にもなりますし、メンテしないなら走らない子になります。
この辺は子育てと同じというか、注いだ愛情に比例して性能が上がります

実際の走行感

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これを語るうえで、比較対象のホイールが必要です。
比較対象として、完成車付属の「無名ホイール」デュラエースC24-CLを挙げてみます。

まず、ホイールの硬さは完成車付属ホイールとデュラエースC24よりもレーシング3のほうが硬いです。
硬い分だけ加速性も上に感じます。

こぎ出しや登りの軽さについては、少しだけc24が上に感じますが、完成車付属ホイールと比べたらはるかにレーシング3が上です。
デュラエースとの差も少ないように感じるのと、加速性はレーシング3のほうが高いため、どちらがいいかについては乗り手の体重も関係しそうです。
軽量級ライダーにはc24でも十分な剛性があるかもしれませんので、そういう人にはより軽いC24のほうがベストかもしれません。
体重が重い人や加速性重視の人にはレーシング3のほうが合うと思います。

デュラエースc24




ゾンダとの比較

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似たような価格帯のホイールで、カンパニョーロのゾンダがあります。
実はカンパニョーロとフルクラムというのは同じメーカーです

その昔、「コンポとホイールのメーカーが違うのはカッコ悪い」と考えられていた時代がありました。
コンポメーカーはその当時、シマノとカンパニョーロの2強時代だったのですが、コンポがシマノなのにホイールがカンパニョーロなのはダサイ、と考えられていた時代があり、シマノコンポユーザーにもカンパホイールを使ってもらいやすくするために出来たのがフルクラムです。
ですからフルクラムはカンパニョーロの子会社です。

今はコンポが「シマノでホイールがカンパ」でも普通ですし、今更それをダサイとか統一感がないなどという人は皆無です。

こういった経緯から、ゾンダとレーシング3はほぼ同じものです。
重量も似たような感じですし、大きな違いというとリアのスポークパターンくらいです。

レーシング3 WIGGLE
まずこちらがレーシング3。
リアのスポークパターンは2:1です。

それに対してゾンダ。

ゾンダ
カンパニョーロ独特のG3組という、3本のスポークを1セットにした配列です。

これの違いにより、
・剛性(硬さ) レーシング3>ゾンダ
・振動吸収性(乗り心地) ゾンダ>レーシング3
・加速性  レーシング3>ゾンダ

このようになります。

レーシング3は硬めですが、加速性が気持ちよく乗っていて楽しいホイールの一つです
振動吸収性についてはタイヤとチューブで調整可能ですし、レーシング3以上に硬いホイールはたくさんあります。
ですから嫌な硬さと感じる人は少ないでしょう。

今ならウイグルで、レーシング3が奇跡の48%オフ(37,072円)ですから、これはお買い得すぎる話です。
レーシング3がここまで値引きになることは少ないので・・・


レーシング3 WIGGLE

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