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【インプレ】TIMEのXPRESSO4を使ってみました。TIMEペダルの使い心地は?

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先日ペダルが壊れてしまったので、TIMEのXPRESSO4を買ってみました。
購入後初のライドですが、前に使っていたペダルとの比較も含めて評価していきます。

 

といっても、前に使っていたのもTIMEなんですが。



アイクリックレーサー2⇒XPRESSO4へ

前に使っていたペダルですが、こちらもTIMEのアイクリックレーサー2というモデルになります。
これはXPRESSOの前のモデルに当たります。

 

私自身はアイクリックレーサー2を4年ほど使いましたが、このペダルはワケあってタダで中古で手に入れていました。
前の所有者がどれくらい使っていたのか知りませんが、少なく見ても2年くらいは使っていたのではないかと推測します。

 

なので最低でも合計6年は使った計算です。

 

こんな感じで壊れてしまいましたので、

XPRESS4を買ったわけです。

 

XPRESSO4にした理由ですが、ウイグルでなぜか4だけ激安だからです。

Time – Xpresso 4 ペダル

XPRESSOはかなりの種類がありまして、上位モデルの15とかまで行くと結構お高いペダルになります。
ただ、XPRESSO4でもこの価格ながらデュラエースのペダルとほぼ変わらないくらい軽量に出来ています。

 

アイクリックレーサー2がいくらだったのか詳しく知らないのですが、聞いた話だと15000円程度だという話です。
なのでXPRESSO6あたりと同格なのかもしれません。
今回はあえてワンランクダウンでXPREESO4を購入しています。
安かったので。

 

取り付け時はきちんとネジ山にグリスアップして、

8mmアーレンキーで取り付けです。

ペダルレンチは使えないので注意です。

XPRESSO4のスペック

 

重量はメーカー値で片側115g、両側で230gとなります。
デュラエースR9100のペダルが234gだそうですので、価格差はだいぶあるものの重量はXPRESSO4と同格です。
まあ、高級感はデュラエースのほうが上です。(当たり前です)


前に使っていたアイクリックレーサー2はカーボンバネでした。

XPRESSO4についてはステンレスのようです。

走行時の使用感

踏み面

まず前作のアイクリックレーサー2よりも明らかなレベルで踏み面が広がっています
見た目ではちょっと踏み面が広がっているな、くらいにしか思っていませんでしたが、

使ってみると明確に踏み面の広さを感じます。
そのため、よりパワー伝達に優れている感じと、ダイレクト感がアップしています。

回転性

ペダルの回転については、ちょっと渋いです。
これが使っていくうちに馴染んでいって回るようになるのか、そのままなのかは不明です。
TIMEのペダルについては、ベアリングの調整が出来ません。
プロショップでも出来ません。
専用工具が代理店にしかないようです。

 

ペダルの回転が渋いためか、キャッチするときに裏面が上に来てしまうことが何度かありました。
これはアイクリックレーサー2ではなかった現象ですが、私の勝手な予想ではもうちょい使いこめば回転も良くなってキャッチもしやすくなると思います。

キャッチ&リリース

アイクリックレーサー2に比べるとキャッチ、リリースともにやや硬さを感じるのですが、これは新品特有の感触だと思います。
ただ、劇的に硬くて困るという話ではなく、一般論で言うとキャッチ、リリースともにかなり軽い部類に入ります。
アイクリックレーサー2が摩耗も進んで軽くなりすぎていた可能性も高いので、これが本来の形なんでしょう。

 

ホールドの強さについては、ここで調整可能です。

マイナスドライバーで調整します。

 

タイムの場合、キャッチ(ステップイン)するときは踏み込みません。
イメージ的にはペダルの上にシューズを乗せる感じです。
タイムのペダルが他社と明確に違う点ですが、他社は閉じているところにクリートで踏みつけて開ける感じです。
タイムは、開いているスペースにクリートが来ると閉じる感じです。

 

タイムの場合、下手に踏み込んでステップインすると、斜めにクリートが嵌まったりすることがあります。

キャッチ&リリースの音

携帯で撮った動画なのであまりいい音が取れていませんが、こんな感じです。

 

実際には結構派手な音がしています。
バチン!という感触です。

膝への優しさ

タイムのペダルは膝に優しいと言われます。
これについてですが、遊びが大きいからです。

 

シマノでもLOOKでも、クリートの種類によっては遊びを選ぶことができます。
ただシマノやLOOKではただ単に遊びがあるというだけですが、TIMEは遊びが発動してクリートが左右に動いたときに、バネの力でセンターに戻そうとする力が働きます。

 

この感覚がウニウニした感じともいえるのですが、これが膝に優しいのです。

 

ちなみにですが、最近は固定モードのクリートも出ています。

ペダルに付属してくるクリートは、通常の遊びがあるタイプです。
ずっと今までは遊びがあるクリートしか出していなかったタイムですが、昨年あたりから急に固定モードも出しています。

 

ちなみにTIMEのクリートは磨り減っていくのが早いのですが、TIMEはクリートカバーを出していません。
なので私は、シマノのクリートを買ってきて一部カッターナイフで切り取り、TIMEのクリートに被せています。


TIME用のクリートカバーは他社から出ていなくもないのですが、ものすごく入手困難です。

やはりTIMEペダルはいい

私の場合フレームがLOOKなのにペダルはTIMEというチグハグさですが、正直なところで言うと一度TIMEペダルに慣れてしまうと、シマノやLOOKは使えません。
それくらい使用感に差があります。

 

膝に優しいと言われるTIMEペダルですが、やはり使ってみると良さが分かります。

 

ビンディングペダル選びの際、最初のビンディングだからととりあえずシマノ105あたりをチョイスする人は多いと思います。
シマノペダルはどこの自転車屋でも置いていますし、無難と言えば無難です。
ただ、膝に不安を感じる人や、ロングライドでの疲労感などを考えると、TIMEペダルは本当にオススメです。

 

よくTIMEペダルは寿命が短いと言われますが、私の場合は最低でも6年以上もったわけですし、短命だとは思いません。
皆さんもぜひTIMEの良さを知ってください。

 

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