ラテックスチューブからブチルチューブに変えてわかったこと。走りは明確に違う。

ちょっと前にパンク頻発したのでタイヤを交換しました。

またパンク・・・タイヤに問題があるようには見えないけどなぁ・・・

ずっと後輪にはラテックスチューブを入れていましたが、家にラテックスチューブの在庫がなくなってしまったのでノーマルなブチルチューブをとりあえず入れてみました。

ブチルチューブに変えてみて、ラテックスチューブの良さをあらためて実感したわけで。



ラテックスチューブとブチルチューブ

ラテックスチューブとブチルチューブの違いですが、まずは素材が違います。
ラテックスチューブは植物由来の天然ゴムからできているのに対し、ブチルチューブは合成ゴムで出来ています。

一般的に、ラテックスチューブのほうが高価です。
プロ選手が使うチューブラータイヤの場合、プロ選手が使うスペックのタイヤだと中に入っているチューブはラテックスチューブがほとんどです。

ラテックスチューブ愛好家は結構多いですが、ブチルチューブにはないメリットがあるからです。
一番大きな要素ですが、振動吸収性の向上。
ブチルチューブと同じ空気圧にした場合、明確にラテックスチューブのほうが振動吸収性は良いです。
決して弾むという感じでもなく、微振動を消し去っているようなイメージ。

次に言われることですが、転がり抵抗の低さです
ロードバイクのクリンチャータイヤの場合、接地面ではタイヤとチューブが摩擦を起こしていて、それが転がり抵抗を増大させる原因になると言われています。
チューブ自体が存在しないチューブレスタイヤが転がり抵抗が低いという理由はここでもあります。

ラテックスチューブの場合、タイヤとの摩擦が減って転がり抵抗が軽減すると言われています。
実際、タイヤノイズも若干ですが変わる印象です。

いいことだらけに思えるラテックスチューブですが、最大のデメリットはエア抜けの速さです。
ブチルチューブでも1週間ほど空気を入れて放置していると抜けますが、ラテックスチューブは12時間で1Bar程度エア抜けすると言われています。
1週間放置するとフニャフニャになります。
なので何日にもわたってツーリングするような場合には不向きです。

ここでブチルチューブとラテックスチューブの比較をしてみましょう。

ブチル ラテックス
値段 安い 高い
耐貫通性 普通 高い
エア抜け 遅い 著しく早い
転がり抵抗 高い 低い
パンク時 一気に空気が抜けることが多い スローパンクになることが多い
耐久性 高い やや低い

ここでちょっとわかりづらい項目を補足して開設します。
【耐貫通性】ではラテックスのほうが良く、【耐久性】ではブチルのほうが良いと書いたので、おかしくね??と思う人がいるかもしれないからです。

異物を踏んで貫通するような刺激に対しては、実はラテックスチューブのほうが耐性があります。
ラテックスのほうがしなやかで伸縮性が高いので、針を刺すようなことをしてもラテックスのほうが耐性があります。

じゃあ【耐久性もラテックスのほうが上では??】と思う人もいるかもしれませんが、ラテックスチューブは継続使用で異常に伸びていきます。

これ、全く同じ銘柄のチューブで、直径が小さいほうが新品、直径が大きいほうが半年以上使ったものです。
当たり前ですがどちらも700cですよw

継続使用でこれだけ伸びてしまうので、タイヤだけ交換してチューブはそのまま使おうとしてもうまくタイヤ内に収まらないんですね。

こういう意味で耐久性が低いということです。

あと私はリムテープが不要なホイールを使っていますが、リムテープが必要なニップルホールがリムにあるホイールの場合、数ヶ月ラテックスチューブを使うとニップルホイールの跡がチューブにクッキリ付きます。
こうなると私の経験上ではパンクしやすくなるということです。

ラテックスチューブの場合、パンクしたときも一気に空気が抜けることは少なく、スローパンクになることが多いです。
これも一つのメリットというか、下りでスピードが出ているときにパンクしたら、怖いですよね。
ブチルチューブなら落車する危険性が出ますが、ラテックスならそのリスクは大幅に減るということです。

ラテックス⇒ブチル=イマイチ

久々にブチルチューブで走ったのですが、明確にわかるレベルで乗り味は硬くなりましたし、転がりもイマイチなのが体感出来ちゃいました。
私は前輪はブチル、後輪はラテックスという形にしていたのですが、前後ブチルにするだけでここまで走りが変わるのかと思うレベル。

今まで、ラテックス⇒ブチルだと【ちょっとイマイチだな】程度だったのですが、今回は【だいぶイマイチだな】とハッキリしすぎたレベルの差がありました。

なので早速、ラテックスチューブを買ってきましたよ。

ブチルチューブの倍以上の値段がかかりますが、走行性能は倍以上の価値があると思っています。

Vittoria – ラテックスインナーチューブ

軽量ブチルチューブのR-AIRを愛好している人も多いと思いますが、私の中ではR-AIRはイマイチです。
というのも、確かにブチルチューブよりは走りはいいのですが、耐パンク性能が悪すぎるのが難点です。
あと、過去にバルブの初期不良が何回かあったので、R-AIRは私としてはオススメしていません。




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