乗っているロードバイクのBBをBB386に変えたいが、どれを選んでいいのかわからない【質問いただきました】

ロードバイクのBBについて質問を頂きました。

現在、某社のエントリーカーボンに乗っています。
BB386がベストバイだという記事を読んだのですが、どのBBを選べばいいのかよくわかりません。

僕のロードに合うBB386を教えてください。

※実際の質問では具体的な車種名が書かれていましたが、いろんな都合で載せません。ただしそのバイクについているBBはPF86です。



回答いたします。

無理っす・・・

どこでBB386がベストバイ、と書いてあるのかは知りませんが、BB386がベストバイという表現自体に違和感を感じます。

BB規格は、以下のものが代表的です。

ネジ切り系  ・・・  JIS(BSA)、ITA(イタリアン)

圧入系   ・・・  BB30、BB30A、PF30、PF86、BB386EVOなど

この中でシマノが出しているBBは、JIS,ITA、PF86です。
なのでJISの中にはデュラエースグレードとかティアグラグレードみたいにグレードがあります。
同じようにITAやPF86にもシマノのグレードがあります。

ここで大切なことですが、BB規格を決めるのはフレームです。
フレームの規格によってBB規格が勝手に決まってくるので、BB規格は変えることができません。

BB規格がねじ切りJISで、それをBB386にするということ自体が不可能です。

BB規格というのはフレーム側の穴の太さ、穴の長さの問題です。
またそこにネジ山があるかないかも関係します。

いったい、どういうこと?

BB386がベストバイ、と書かれている記事があるという話でしたが、BB386は比較的上位のフレームに採用される傾向が高いBB規格です。
そもそもなんですが、BB386がベストバイと言うなら、それはフレームを買うときに決める問題なので、買った後にどうこうできる話ではありません。

圧入系のBB規格ですが、駆動剛性が上がると言われています。
なんですが、一般人レベルで明確な違いを感じるかというと、正直私にはわかりません。
ねじ切りBBのほうがメンテナンス性に優れていると思っているので、私がもしベストなBB規格を上げるとするならばねじ切りJISです。

ですが、こういうのってあくまでもフレームによって勝手に決まってくる規格です。
初めから【BB386のフレームにしたい】と思って選ぶ人のほうが少ないでしょう。

BB30については、キャノンデールが推し進めていた規格です。
ただ異音発生が多いことでも有名で、あえて【BB30のフレームを避ける】という風潮はなくはなかったですが・・・
イオン発生ならいいんですけどね。
異音だとちょっと・・・という人も多いでしょう。

このサイトを開設した理由を思い出す

このサイトを開設した理由にはいくつかあるのですが、明らかに間違ったことを書いているサイトが多いとか、素人が見たときにミスリードしやすいような誤解を招くサイトが結構あるということが挙げられます。
【BB386がベストバイ】という表現で書かれているなら、【よーし、俺もBB386にしよう!】と勘違いする人が出てきそうです。

BB規格を変えたいなら、フレームを買い替える以外には方法はありません。

ただ、BB規格でフレームを選ぶ人って、世の中にどれくらいいるのでしょうか?
私のLOOK765はPF30です。
さほど評判がいいBB規格でもありませんが、シマノクランクを使うために最初からアダプターが入っている状態での完成車だったため、問題なしと判断して買っています。
アダプターなしでクランクがFSAとかだと、ちょっと躊躇いますかね・・・

過去にあったケースですが、【BB30でデュラのBBってどれですか?】とかそういう質問もありました。
答えはそんなものはない、となります。

ただ、この手の部分について解説しているサイトって少ないというか、ロード乗りならBB規格は変更できないことを知っていると思うので、中級者以上では【当たり前すぎる感覚】なのかもしれません。

そもそも、こんなに複雑なBB規格をポンポン生み出した自転車業界が良くないんですけどね・・・
もうそろそろ、独自規格はやめて欲しいものです。

ただ、こういう部分って初心者にはわかりづらいんですよね。
相談できるところも少ないし。

私もその昔、クロスバイクのBBのベアリングをセラミックに変えられないか?と自転車屋にムチャぶりしたことがあります。
オクタリンクのBBなのでそもそもそんなことは不可能なのですが、自転車屋は【それかなりお金かかる上に効果ないよ??】と諦めさせる方向に話を進めてくれたのを思い出しますw




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Scroll Up