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ロードバイクのホイールの寿命ってあるの??どれくらいで交換??

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ロードバイクのパーツの中で消耗が激しいパーツと言えば、間違いなくタイヤです。
タイヤは地面と接することで摩耗していきます。
摩耗したタイヤは走行性能も落ちる上に、パンクしやすくなるなど危険性もあります。

 

さて、今回のテーマはホイールの寿命です。
ホイールの寿命ってあるの??と思う人もいるかもしれませんが、当たり前ですが寿命がないパーツなどあり得ません。



ホイールの構成要素

ホイールを構成しているのは、リム、ハブ、スポークです。

リム

リムというのはホイールの外周部です。
こちらはよくあるアルミリムですね。

★マヴィック ロードクリンチャーリム [OPEN PRO] ブラック

 

リムが受ける負荷ですが、まずはブレーキによる摩耗です。
リムブレーキの場合、ブレーキシューでリムを挟み込んで止めるわけですが、リムのブレーキゾーンとブレーキシューは接触して摩耗しますので、ある程度使っているとリムが削れてきます。

ちなみにディスクブレーキ車だとリムにはブレーキゾーンがありませんので、ブレーキによる劣化はないわけです。

 

ブレーキシューでリムが削れ過ぎていくとリムの寿命となります。
ただ、一般的にはリムとシューどちらが削れていくかというとブレーキシューのほうです。

 

カーボンリムの場合は、ブレーキ熱によるリムの損傷という問題もあります。

 

あとはいわゆる座屈という現象で、段差などで強い衝撃を受けたりなどしたときに、リム自体が変形してしまうことです。

 

なのでリムの寿命というのは、ブレーキゾーンの摩耗、リムの変形、リムの破損があるわけです。

スポーク


DT SWISS スポーク チャンピオン 2.0/272mm BLK 10本セット

 

スポークの寿命ですが、曲がる、折れるの二つです。
曲がる原因はいろいろありますが、リアホイールだとチェーンが内側に落ちたときにスポークと干渉したというケースが多いと思います。
また何かにぶつかった衝撃でも曲がってしまいます。

 

折れる原因もいろいろありますが、曲がった、折れたどちらもスポークとしてはもうダメですが、スポークは折れたり曲がったりすれば交換すればいいだけの話です。

ハブ


DT SWISS 240S 5/100mm フロントハブ

 

ハブの寿命というと、一番多いのはリアホイールのスプリングが折れた状態だと思います。
私はマヴィックのホイールを使っていますが、小さいスプリングが曲がってしまったことがあります。

これも交換用パーツが市販されているので、バネだけ新品に交換すればいい話です。

あとはベアリングがダメになるケースもあります。
これもベアリング交換で対処できますね。

フリーボディも一応消耗品という扱いになっていますが、フリーボディがダメになって交換というケースはそれほど多くない印象です。
ただ、メーカーによってはフリーボディのベアリングが壊れたらフリーボディごと交換しろみたいなところもあります。

 

細かいところでいうと、シールが壊れたとか、シャフトが壊れたとかあるかもしれませんが、これらも補修パーツが出ていることが多いです。

どれくらいでホイールは寿命を迎える??

どれくらいと聞かれるとなかなか難しいところです。
ただどのホイールでもそうですが、メンテナンスせずに使っていると寿命は短くなります。

例えばリムのブレーキによる摩耗ですが、ブレーキシューに細かいアルミ片が刺さったままで使っていれば、摩耗は早くなります。
アルミリムの場合、ブレーキシューでアルミのブレーキゾーンを少し削る形になりますが、その際に出たアルミ片がブレーキシューに残りますので、これがリムを攻撃します。
なので時々、ブレーキシューも拭いたりしたほうがいいわけです。

 

ハブは時々オーバーホールして、グリスの入れ替えやオイルアップ(マヴィックの場合)をしておけば寿命は長くなりますし、何もせずに使っていればラチェットのすり減りも早いでしょうし。

 

リムのブレーキゾーンは、時々マヴィックストーンで磨いておくといいです。

 

一部分だけ(ロゴのあたり)をマヴィックストーンで磨いてみると、そこだけリムが輝きを取り戻しました。
これもリムを擦っているのでやりすぎるのはどうかと思いますが、リムの汚れを落とすことで摩耗しにくくすると言えます。

スポークについては、時々拭いてあげることですね。
拭いたから寿命が延びるとは思わないのですが、拭いている最中にスポークの曲がりなどを発見しやすくなります。
スポークが曲がったまま乗っているとリムにも影響してしまうので、スポークを拭くというのは綺麗さもそうですが曲がりのチェックも兼ねていると思えばいいでしょう。

ほとんどのメーカーは、リムやハブも交換可能

リムが破損したとか摩耗して寿命を迎えた場合、ほとんどの完組ホイールはリムだけの交換が可能です。

 

確かシマノについては、リム単体の販売がなくシマノサービスセンター送りでリム交換だった記憶があります。
イーストンもそうかもしれません。

 

カンパニョーロやフルクラム、マヴィックなどはショップ経由でリム単体の購入が可能です。
ただ自分で組み換えできる人は少ないでしょうから、ショップでリム交換してもらうということになります。

 

ただし注意点ですが、リム交換というのは工賃がそれなりにかかります。
多くのショップでは、工賃だけで4000~5000円かかるはずです。(ホイール組工賃と同じが多い)

 

リム単体の値段は、そのホイールによって異なります。
当たり前ですが上位ホイールのリムは高いです。

 

なのでホイールによっては、リム交換するのとホイールを新しく買うのがさほど変わらないケースもありますし、むしろ新しいホイールを買ったほうが安い場合すらあります。
特に、前後で30000円程度で買えてしまうホイールの場合、リム交換するよりも新しいホイールを買ったほうが安い場合もあるので要注意です。

 

ハブ交換も可能ですが、一般的にはハブ体が壊れることはほとんどなく、ベアリングがおかしいとかラチェットスプリングがおかしいなどスモールパーツの交換で済むことがほとんどです。
カンパニョーロやフルクラムの場合、ラチェットスプリングが壊れやすいです。

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ここが壊れると自走不可能に陥るので、予備として持っておいたほうがいいかもしれません。

 

スポークについてはショップ経由で入手可能です。

ホイールのノーメンテはあり得ない・・・

私自身はホイールのメンテナンスが好きなほうでして、使っているキシリウムエリートは走行距離500キロ程度でオイルアップしています。
マヴィックの場合は、フリーボディの中にグリスではなくオイルを入れるので要注意です。
http://roadbike-navi.xyz/archives/836

 

ちなみに私は、あえてマヴィック純正オイルではなくRESPOのチタンオイルを使います。

これの理由はこちらに書いてあります。
http://roadbike-navi.xyz/archives/1215

 

でもなんでホイールのメンテナンスを高頻度でやるかというと、明確に走行性能が上がるからです
めんどくさがってやらないという人は、正直損していると思います。

 

カンパニョーロとかでも、メンテナンスすることでラチェット音まで変えることができますよね。

 

なんでメンテナンスするかというと、やっぱりロードバイクですから、軽い力で速く走りたいわけです。
チェーンを洗ってオイルアップしたり、ハブのメンテナンスすると回転が軽くなるからメンテするんです。

 

メンテナンスするのが好きという感覚は、正直なところ男性的な感覚だと思います。
ただメンテすることで走りが変わるので、メンテしない人は損していると思っています。

 

さて、話が少し逸れました。
ホイールの寿命はあるのかというと、あります。
ただし補修パーツを交換すればまた使えるようになるホイールがほとんどです。

 

ただし3万程度で買えてしまうホイールのリム交換の場合、リム交換したほうが高くつく場合もあります。
なのでリム交換前にはショップにて相談しましょう。




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