MAVICフリーボディオイルとRESPOチタンオイルを部位ごとに使い分けてみる話。

MAVICのホイールは、フリーボディに専用オイルを使うことになっています。
他社ホイールではグリスです。
MAVICの中でも上位ホイールの場合、インスタントドライブ360というものにハブが変わっており、インスタントドライブ360の場合は専用のグリスを使うことになっています。

さて、前々から書いていますが、当サイトではあえてマヴィック専用オイルよりもRESPOのチタンオイルのほうがいいと書いてきました。
これの理由はこちらなのですが、

走行中にチェーン落ちした、驚きの理由。

それをあえて、部位によってマヴィックオイルとRESPOのチタンオイルを使い分けてみたらどうかということでやってみました。

使い分ける理由

マヴィックのフリーボディの場合、オイルを付ける場所は二か所です。

一つはラチェットの爪と、爪が当たる部分。
まずは爪とスプリングの部分です。

フリーボディ内側にはラチェットの爪が当たるギザギザがあり、そこにもオイルを付けます。

ここにオイルを付ける理由は、ラチェットの潤滑ですね。
マヴィックのホイールは、ここのオイルが少なくなるとラチェット音が大きくなります。
逆に言えば音が大きくなってきたらメンテナンスするタイミングです。
マヴィックの推奨は1000キロに一回です。

もう一か所オイルを付ける場所があります。
それがフリーボディ外側の白い樹脂部分。

マヴィックの構造を見るとわかるのですが、フリーボディをハブにセットすると、この白い樹脂部分がハブの奥にある黒いゴムシールと接触します。
ここはフリーボディの防水性と防塵性を確保しているシールになるわけです。

ここにオイルを付ける理由ですが、黒いゴムシールと白い樹脂部分の接触が強いため、回転抵抗になるからです。
先ほどの記事で、

走行中にチェーン落ちした、驚きの理由。

この部分の潤滑が悪かったため、下り坂でペダリングを止めているときにチェーンが前に回転しようとしてチェーン落ちしていたわけです。
このチェーン落ちの時は、実はメンテナンスしてオイルアップして2回くらいしか乗っていませんでした。
マヴィックオイルの粘度により潤滑が悪くなっている可能性があるということで、RESPOのチタンオイルのほうがいいよとショップで勧められたのがきっかけです。

※樹脂やゴムに攻撃性があるオイルだと使えません。
オイルなら何でもいいわけではないので注意。

これ以降、ラチェットにもシールにもRESPOのチタンオイルを使っていました。

ただ、RESPOのチタンオイルを使うと、マヴィック純正オイルよりもラチェット音が大きくなります。
マヴィック純正オイルだとラチェット音はほぼ無音になりますが、RESPOのチタンオイルだとカリカリいう感じ。

そこで
・ラチェット  ⇒  マヴィック純正オイル
・シール    ⇒  RESPOのチタンオイル

このように使い分けてみたらどうなんだ?という構想がずっと前からありました。

ただ、多分無意味だろうというか、フリーボディ内部とシールは繋がっているので結局はミックス状態になるだろうということで構想だけは頭にあっても実行していなかったのですが、先日も紹介したキシリウムエリートUSTを買ったという方から同じ構想を聞いて、とりあえずやってみるかということでやってみました。

とりあえず使い分けて確認

とりあえず目指すのは、以下の二点です。

・ラチェット音が小さくなるようにする
・クランクの供回り現象が起こらないことを確認

クランクの供回り現象というのは、先ほどの記事でチェーン落ちした原因です。
これが正常な状態。

供回りというのは、クランクから手を離した後、ホイールの回転につられてクランクも前方回転する状態です。
これが起こる原因は、シール部分の潤滑性が悪いために、ホイールの回転でスプロケも回転してしまい、チェーンも動くからということになります。

ペダリング止めて下っているときに供回りが起こると、クランク自体は自分の力で止めているためにチェーンの前方回転の逃げ場がなくなってしまうわけです。

で、ちょっと手順を間違えまして、最初に両方にRESPOのチタンオイルを付けてしまいました。
なのでラチェット部は一旦拭いて、ラチェットだけはマヴィック純正オイル、シールはRESPOのチタンオイルに。

取り付けした後に確認したところ、供回りはありませんでした。
ラチェット音は、最初に付けたオイルを脱脂せずに拭いただけだったからか、マヴィックオイル単独よりは音は大きい感じです。
無駄にブレンドオイル状態になっていますw

とりあえずなじませるために軽く10キロくらい走行してきましたが、その後も供回りはない状態をキープしています。
これはもうちょっと乗り込まないとわかりません。

走りへの影響

このようにオイルを使い分けることで回転が軽くなる・・・かというと、正直わかりませんでした。
ラチェット音の大小は、マヴィック純正オイルの場合とRESPOのチタンオイルの場合では明確に違います。
走りの軽さはシールのほうの潤滑のほうが関係していますが、どっちを付けても付けてすぐはさほどペダリングでの違いはわかりません。

今回の実験が意味があるのかないのかというと、正直意味があるとは思いません。
自分が好きなほうのオイル一本あればそれで十分だと思います。

なんでこんな無駄な作業をするかというと、単純に好きだからですw
オイル量でもラチェット音は変わりますし、いろいろ試してみると面白いかも。

マヴィック純正オイルって、多くのショップではなぜか置いてないことが多い気がします。

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