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2019年モデルのロードバイクの傾向を予測!値上げ確実か?

2019モデル
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そろそろ、ボチボチと各社の2019モデルのロードバイクが発表されていくと思います。
2019モデルのロードバイクですが、私の独断でいろいろと想像してみたいと思います。



2019モデルで予想されること

ディスク完成車が増えます

これはほぼ間違いないと思うのですが、ディスクブレーキ車が増えるでしょう。
これの大きな理由としては、105グレードでもR7000には油圧ディスクコンポが登場するからです。

 

ただ、どれくらいディスク完成車が増えるかは未知数です。
前にビアンキのオルトレXR3のディスクブレーキモデルが海外で発表されたというニュースを書いたことがありますが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/4911

 

前にこの件をビアンキストアの人に聞いたところ、今のところオルトレXR3DISCが日本で販売されるかは決まっていないとのことでした。

 

というのも、本国モデルの全てが日本で販売になるとは限りません。
ビアンキのグローバルサイトを見ると、日本では未発売のモデルもあります。
https://www.bianchi.com/global/bikes/bikes_list.aspx?rangeIDMaster=383282&categoryIDMaster=383288

 

例えば人気のARIAは、日本ではアルテグラ、105、トライアスロンの3モデルしかありません。
グローバルサイトを見ると、カンパニョーロのポテンツァやケンタウルモデルもありますし、ディスクブレーキモデルすらあります。

恐らくですが日本の現状ではアリアディスクよりもリムブレーキモデルだけのほうが売れると輸入代理店(サイクルヨーロッパジャパン)が判断して、モデルを絞っているのでしょう。

 

逆にちょっと面白いなと思うのは、人気が高いインフィニートCVは、いつも間にか日本ではディスクモデルしか取り扱いがなくなっています。
グローバルサイトではリムブレーキモデルもあります。

 

日本では取り扱いがなくなったイントレピダもまだグローバルサイトにはありますね。


《在庫あり》2017年モデル Bianchi(ビアンキ) Intrepida Tiagra (イントレピダティアグラ) 純正ボトル&ケージ付BATTERING

 

日本でも販売があるグラベルロードで、IMPUSO ALLROADというものがあります。

《在庫あり》Bianchi(ビアンキ) 2018年モデル IMPULSO ALLROAD 105 DISC (インプルーソ105ディスクブレーキ)オールロード

 

グローバルサイトを見るとインプルソALLROADのほかに、【ALLROAD】というグラベルロードもあったりします。
https://www.bianchi.com/global/bikes/bikes_detail.aspx?rangeIDMaster=383282&categoryIDMaster=383288&bikeIDMaster=383518

 

私が乗っているLOOK765も、本国サイトを見るとディスクブレーキモデルもあります。
ですが日本では未発売です。

 

なので本国サイトにある車種でも、日本では未発売になるものもあるでしょう。
ただ全体的な傾向としては、2018モデルよりもディスク完成車は増えそうな気がします。

値上げ

2019モデルの完成車ですが、2018モデルに比べると値上げされることが予想されます。
これの理由ですが、シマノパーツの定価が上がっているからです。

 

5月に第一弾の値上げが来まして、この時は特にチェーンの高騰が凄まじく、9速チェーンは40%弱の値上げがありました。
7月1日にも平均5%の値上げとアナウンスされているので、シマノパーツの仕入れコストが上がっています。
http://roadbike-navi.xyz/archives/5562

 

なのでこれが完成車価格にも影響するだろうと予想されます。

 

なのですが、全てのメーカーが値上げで対処してくるかはちょっと不明です。
値上げせずにパーツスペックを落として対処してくるメーカーや車種もあるでしょう。

パーツスペックは落ちる

値上げせずにパーツスペックを落として対処してくるメーカーや車種もあるかと思います。
パーツスペックのダウン&値上げのダブルパンチもあるかも・・・

クランク

例えばなんですが、今年はシマノ105がR7000としてモデルチェンジします。
なので2019モデルの105完成車はR7000なのですが、クランクはコストダウンでFC-RS510が増えそうな予感。

シマノ FC-RS510 50X34T 170mm 11S EFCRS510CX04X
シマノ(SHIMANO)
売り上げランキング: 717,159

このRS510は性能としてはティアグラと105の中間くらいでティアグラ寄り、それでいて11速対応というものです。
グレード外シリーズでして、105のクランクとの違いは中空クランクであるかどうかということです。

シマノの新しいクランク、FC-RS510。105グレード?FC-RS500との違いは??
2018年モデルの105完成車のスペックを見ていると、やたらとあるのが【クランク FCーRS510】という表記を見かけます。 RS500ならそれなりに知られていると思いますが、RS510って何よ?と思う人もいるかもしれません。 (adsby...

クランクって結構大切なパーツでして、剛性が低いクランクだとフロント変速のキレが落ちます。
個人的にはRS510からのクランク変更ならアルテグラがオススメです。

シマノ FC-R8000 50X34T 170mm 11S IFCR8000CX04
シマノ(SHIMANO)
売り上げランキング: 51,192

ティアグラ以下の完成車だと、シマノ以外のクランク(FSAなど)が増えるかもしれませんね。

チェーン

5月の値上げでチェーンが大幅に値上がりしたのですが、完成車のチェーンはシマノ以外(KMC)が増えそうな予感です。
ただこれについてはさほど気にする必要がないというか、そもそもシマノのチェーンはシマノが作っているわけでもなくKMCが作っているとされています。
また劇的に性能差を感じるわけでもないので、完成車付属のチェーンは寿命を迎えるまで使ってあげるのが正解です。

サドルなど

地味にコストダウンしやすいパーツとしては、サドル、シートポスト、ステム、ハンドルなどがあります。
塵も積もれば・・・ではないですが、こういう部分を地味にコストダウンして完成車価格の上昇を抑えようとするメーカーもあるかもしれません。

ホイール&タイヤ

20万以下の完成車で多いホイールとしては、メーカーオリジナルの鉄下駄、もしくはシマノRS010でした。
ここはどのメーカーも既にコストダウンしている部分なので、これ以上下がること自体が難しそうです。
2019モデルの完成車だとホイールはシマノRS010が増えそうな気がします。

 

ただこのあたりはあまり気にする必要がないというか、どれが付いてきても鉄下駄であることには変わりなく、完成車付属ホイールの鉄下駄重量を比較してどっちが軽いだとか言い出してもあまり意味がありません。
例えばA社の鉄下駄とB社の鉄下駄で100gの差があったとしても、走ってみてわかるような違いはないので、あまり気にしなくていいでしょう。

 

タイヤについては、完成車付属だと多いのはヴィットリアのザフィーロですね。

元々完成車にいいタイヤが付いてくることなんてほぼあり得ないので、何が付いてきても50歩100歩という気がします。

詳しくは発表を待て

どこのメーカーが値上げしてくるか、もしくは変わらないか、パーツスペックを落としてくるかは今の段階ではわかりません。
なので発表を待つしかないのですが、確かアンカーについては【105完成車は順次R7000に切り替わります】とアナウンスがあったものの値上げされた形跡はなさそうでした。

 

あと勝手なイメージですが、メリダの場合値上げではなくパーツスペックで調整してくる傾向が強いような気がします。

過去モデルは手に入らなくなります

多くのメーカーは、ニューモデルの発表を6月~8月頃に行います。
なので2019モデルの発表はもうすぐということです。

 

各メーカーはニューモデルが発表される頃までには、旧モデルのメーカー在庫を捌いてしまいます。
2019モデルが各自転車屋に並ぶ頃に、メーカーに2018モデルの在庫が残っていたら困るわけです。

 

なので今の5月下旬という時期は、メーカーや車種によっては既に【2018モデルのメーカー在庫はナシ】という状況になっています。

 

時々来る質問なのですが、例えば【2015モデルのAが欲しいのですが、メーカーに問いあわせすればありますか?】という質問が来たりします。
これは調べるまでもなく絶対にありません。

 

そもそもなんでそんな前のモデルが欲しいのですか?と聞くと、だいたいこういう答えが返ってきます。

調べてみたら、その時のほうが今より定価が安いので。

 

・・・絶対に見つからないと思うので、探すだけ無意味だと思います。

 

ロードバイクは輸入品なので、円高とか円安とかの為替の影響も受けます。
あとパーツ生産国の人件費の高騰、アルミやカーボンなどの素材の単価の高騰、輸送コストの変動など様々な要素を受けて定価が決まるので、その時の経済状況によって定価は変わります。

 

私がビアンキのインプルソ105を買ったとき、定価は確か16万円弱、シートポストはカーボン、ホイールはマヴィックのアクシウム(1740g)、フル105でした。
2018モデルの同じ車種を見ると、定価は173000円、シートポストはアルミ、ホイールはシマノRS010、クランクはRS510になっています。
私が買ったときは完成車重量で8.7キロでした。
2018モデルは重量がなぜか発表されていないのですが、9キロジャストあたりでしょうか??


【ビアンキ純正パーツプレゼント♪】ビアンキ 2018年モデル IMPULSO 105(インプルーソ105)【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】

まあ、年々ロードバイクのパーツは値上がりしていっていますし、タイヤなんかも昔に比べると高いなぁと思います。
でも、仕方ないですよね・・・

 

ディスク完成車とキャリパーブレーキ完成車、どっちを買うか悩むという人もいると思います。
前に当サイトでアンケートを実施したときは、ディスク車を検討している人が私の想像よりも多かったのが意外でした。

ディスクブレーキについてのアンケート結果。世界でのディスクロードの普及はどうなっている?
先日はアンケートにご協力いただきまして、ありがとうございました。 アンケート開始から一日半経ったのですが、だいぶ回答数も落ち着いてきたようなのでここで一旦結果報告とさせていただきます。 今回のアンケートのテーマは、今後のディスクブレーキ車に...

 

個人的にはまだリムブレーキ優勢というか、例えば中古でホイールを探したらディスク用ホイールはあまり見当たりません。
どっちがいいのかは悩みどころですね。




コメント

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