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ロードバイク用のドライブレコーダーは事故を防ぐ効果があるのか?幅寄せ対策??【アンケート付き】

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ロードバイクは車道を走る乗り物ですが、様々な事故に遭遇してしまう危険性があります。
事故は対自動車というケースもあるでしょうし、対人という可能性もあります。
先日あったオバサンに因縁付けられたのも、ある意味では事故です。
http://roadbike-navi.xyz/archives/5717

 

さて最近では自転車用のドライブレコーダーもあり、まだまだ少数派だと思いますが使っている人もいるようです。
こういったドライブレコーダーは事故を防ぐ効果があるのでしょうか?



自転車用ドライブレコーダー

自転車用として使えそうなカメラは、探すとそれなりにあります。

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いろいろ調べていくと値段はピンキリのようで、それこそ数千円で買えるようなものもあれば、数万円となるカメラもあります。
性能についてはちょっとわかりませんが、前後にドラレコを付けているというロードバイクもいるようです。

ドラレコは事故を防げるのか?

ロードバイクに乗っているうえでの事故というと、いわゆる狭義の交通事故(対自動車、対人など)と、いちゃもん付けられる系のものがあります。
ここではわかりやすくするために、交通事故について【アクシデント】、イチャモン付けられる系を【トラブル】と呼びます。

アクシデント

交通事故などのアクシデントですが、ドラレコを付けている人が警戒しているのは幅寄せなどではないでしょうか?
これについて、ドラレコは予防になるとは思いません。
なぜなら、ドライバーから見て【あのロードバイクにはドラレコが付いている】と見抜くこと自体が困難だからです。

 

なので事故が起こった時の証明にはなると思いますが、未然に事故を防げるような性質のものではないと見るべきでしょう。

 

このように幅寄せ(?)されたときの証明にはなると思いますが。

 

あと交通事故に巻き込まれた場合に、加害者側が嘘の証言をする場合があります。
ドラレコがついていれば嘘なのか本当なのかは証明できる場合もあるので、事故が起きたあとの意見の食い違いを正す材料にはなります。

トラブル

公道を走っているうえでもう一つ起こりうることとしては、何らかの理由によりドライバーなどからイチャモン付けられるケースです。
先日私が遭遇した、後ろの原付からクラクション鳴らされまくったものもこちらのトラブルに該当します。

 

ドラレコを付けていることでトラブルを未然に回避できるとは思いませんが、停止して相手が向かってきたときに【ドラレコで撮影していますよ!】と伝えれば相手が引き下がる可能性はあります。
なのでトラブルを早期解決に向かわせる手段にはなるでしょう。

 

ただ、頭がおかしい人が相手だった場合、【ドラレコで撮影していますよ!】⇒【だから何だよ!】という流れになり、相手が狂暴ならカメラを破壊するなど狂気に向かう可能性もゼロではありません。

 

こちらの動画では、相手が向かってきたので撮影者さんが【ドラレコで撮影中】を伝えたら、引き下がっていきましたね。

私自身は今のところドラレコを付ける予定は全くありません

私自身、今のところドラレコを付ける予定は全くありません。
まず幅寄せについてですが、今まで【ちょっと危ないかなぁ】レベルの幅寄せはされたことがなくはないですが、幅寄せだ!と思えるようなことをされたことがほぼないんですね。
もうスポーツサイクルで5万キロ以上は走っていますが、自分で危ないと思ったことは正直ありません。

 

自分ではこれは【幅寄せされないように狙って走っている】と思っています。
もちろん頭がおかしいやつを防ぐ効果はありませんが、多くのドライバーは好意的に見てくれていると勝手に思っています。

 

例えばなんですがこちらの動画。
ドライバー目線で【自転車は迷惑】と書いています。

 

これについてですが、これだけ狭い道なので、ロードバイクが集団走行していたり、あろうことか並走していたら後ろの自動車は迷惑に感じて当然です。
私はいつも思うのですが、車道は自動車、オートバイ、自転車が通行できる場所です。
この3者には車道を走る権利があると言えます。

 

ただ権利ばかり振りかざしていても、速度差が【自動車、オートバイ】と【ロードバイク】では結構あります。
当たり前ですがロードバイクがダントツで遅いです。

 

なのでこういう場合、集団にならずにロードバイク同士がかなり車間を開けて走るほうが、お互いにハッピーだと思うんですね。
後ろの自動車だって、前方のロードバイクが狭い道で並走していたら追い越しできませんし、イライラ溜まりますよね。

 

こういう走り方をしているから無理な追い抜きが生じ、結果的に幅寄せみたいになるのだと私は思っているので、幅寄せはある程度未然に防げると思っています。



 

こちらの動画は論外です。


並走は完全アウトです。

 

次の動画では幅寄せされたことに投稿者さんが不満があるから動画を載せているのだと思いますが、車線の真ん中に近いところを走行しているようなので、もうちょい左側を走れば幅寄せされにくいと思うんですね。

 

注、一応、ロードバイク(自転車)はキープレフトが原則と思われがちですが、車両通行帯が指定されている道路では【最も左の車線内ならどこを走ってもいい】ことになっています。

(車両通行帯)
第二十条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。

 

ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該 道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行するこ とができる。

 

2 車両は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により前項に規定する通行の区分と異なる通行の区分が指定されているときは、当該通行の区分に従い、当該車両通行帯を通行しなければならない。

 

3  車両は、追越しをするとき、第二十五条第一項若しくは第二項、第三十四条第一項から第五項まで若しくは第三十五条の二の規定により道路の左側端、中央若 しくは右側端に寄るとき、第三十五条第一項の規定に従い通行するとき、第二十六条の二第三項の規定によりその通行している車両通行帯をそのまま通行すると き、第四十条第二項の規定により一時進路を譲るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、前二項の規定によらないことができる。
この場合において、追越しをするときは、その通行している車両通行帯の直近の右側の車両通行帯を通行しなければならない。

(左側寄り通行等)
第十八条 車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。

 

なので自転車の走り方には法的に問題ないですし、幅寄せする自動車側に問題があると言えてしまうのですが、私なら事故に巻き込まれたくないのでもっと左側を走ります。
この投稿者さんの場合、ほかにも幅寄せされたという動画をたくさん挙げているようですが、こんなに幅寄せされるのはむしろ走り方に問題があるのではないかと疑ってしまいます。
自分で幅寄せを誘発させるような乗り方していないか心配です。

ロードバイク 対 自動車の交通事故の場合、どう考えてもケガをするのはロードバイクの乗員のほうです。
自動車のドライバーはケガ一つせず、せいぜい車が傷ついたとか凹んだとかそんな話でしょう。

 

【車両通行帯がある道路だから、左車線の真ん中を走ってもいいんだ】という主張は法的にはその通りでしょうけど、そういう走り方をするから自動車がイライラしてこういう幅寄せ食らうんだというのが私の考えです。

 

※もちろん悪いのは無理な追い抜き&幅寄せする自動車ですが。

 

これとかも、ロードバイクがここをすり抜ける??と思うような危ない走り方ですよね。

 

自分の身を守ろうと思ったら、【法律上許されてます!】じゃなくて安全性を重視すると思うんですけどね。
人それぞれ考え方は違うと思いますが、私は自分の身は自分で守りたいタイプです。
自分が法律を守っていても、相手が守ってくれるかは別問題です。

 

なので車道では一番遅いロードバイクが気を遣いながら走るくらいじゃないと危ないと思っています。
今日も右折レーンから右折するロードバイクを見ましたが(毎朝同じ人です)、バカは何度でも繰り返すということですね。
そういう人と同じ【自転車乗り】とは見られたくないですが、世間の評価は同じ自転車乗りというカテゴリだったりします。

あと音楽聞きながら乗る人もどうにも理解できません。
後方からの自動車の音って、安全性確保のための大切なツールだと思うのですが、それを放棄しているのと同じです。

前にも書きましたが、狭い道の信号待ちで、後ろに大型車が来てしまった場合、私は一度歩道に乗り上げて大型車を先に行かせます。
理由は死にたくないからです。
大型車がロードバイクを追い抜きしようとして失敗して引っかけてきた場合、大型車のドライバーは無傷でしょうけどこちらは最悪死にますので。

 

ただ、法律的にそういう場面で譲る必要性もないわけですし、法的には無理な追い抜きした大型車が悪いということになります。
そういう場面の証拠としてはドラレコは非常に役立つと思いますが、法的に大型車の追い抜きが悪いと裁判で確定しても、被害者であるロードバイク側が既に死んでいたら意味がありません。
なので私は自分自身を守るために車などに配慮した走行をするように心がけていますし、その結果幅寄せなどもほぼされたことがないと自負しています。
幅寄せされた!!と怒るくらいなら、未然に防ぐ方法を考えたほうがいいと思うんですね。

 

ただこれは人それぞれ考え方は違いますので、法律内で走っているのだから問題ない、だから車が悪いという意見も間違っているとは思いません。

 

この動画では最後のほうで信号待ちしているバスを左からすり抜けて前に出ていますが、普通は出ませんよね・・・

細かいことを言うと、すり抜け後に停止線を超えて停車しているので、信号無視になるかと思われます。

 

幅寄せは暴行罪??

一応ですが、幅寄せが暴行罪になった事例はあります。
ただロードバイクに対する幅寄せについては、ドラレコの動画があっても難しいだろうと有識者から聞いたことがあります。

 

暴行罪というのは【暴行を加えたが傷害には至らなかった】場合に成立するので、幅寄せで危ないと感じた時点で成立する可能性があります。
ただ暴行罪の構成要件としては【故意である】ことが必要で、故意か過失かの証明が非常に困難だからです。

 

車同士の煽り運転で暴行罪が適用された案件はあるのですが、例えば数キロにわたって走行を妨害したとか、明らかな故意である場合です。
何キロにも渡って【過失でした】というのは無理があります。

 

たった一回のロードバイクに対する幅寄せで故意かどうかを立証しづらいので、立件することはかなり難しいでしょう。
ただし自転車相手でも暴行罪が適用になった事例はあるそうです。

ドラレコより走り方を変えたほうが

上で書いたような理由から、私は今のところドラレコを導入しようとは思っていません。
必要性を感じないというのが本音です。

 

ただし、頭がおかしいやつも世の中にはいます。
先日のクラクションオバサンもそうですし、最近では煽り運転で逮捕という記事も珍しくなくなりました。

 

ただ、ドライバーさんへ【お先にどうぞ】というだけの余裕があれば、ある程度は防げると思っています。

 

自分が車を運転していたらどう感じるか、を考えれば自ずと答えは出てくると思うのですが。

 

車道を走る者同士、お互いへの配慮を持って走ればみんなハッピーなんじゃないかと思うのですが、【法律では問題ないからいいんだ!】とか【同じ車両なんだから、一方に配慮するのは違うだろ!】とか言い出すと、何も進まない気がします。
車道を広げて自転車道を整備するのは現実的には不可能ですし、同じ車道で自動車、オートバイ、自転車が共存していくにはどうしたらいいのか、それを考える必要があるのではないでしょうか?
私の意見は【最も遅い自転車が、自動車に配慮したほうがスムーズにいく】です。

歩道だって、歩行者なら歩く権利は当然ありますが、みんなぶつからないように配慮して歩いているじゃないですか。
それを【俺はまっすぐ歩く権利があるんだ!お前がどけ!】と言ったら喧嘩になるか不審者扱いでみんな逃げていくかですよね。
歩道だってみんな配慮して歩いているのに、車道ではどうして配慮できないのかが不思議です。

 

まあ、常に時速60キロで走り続けることができるロードバイク乗りの人がいたら、そんな配慮しなくても問題ないでしょうけど、そんな人なかなかいませんからね。

 

ドライブレコーダーですが、必要だと思う人は付ければいいでしょうし、事故に遭ったときの証明にはなるので有益です。
ただ、問題の本質はそこではなく、マナーと配慮さえあれば本来はドラレコなんてなくてもいいんじゃないかと思ってます。

アンケート

さて話が長くなりましたが、ロードバイクに乗る上でドライブレコーダーを付けようと検討していますか?

 

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お暇なときにお付き合いください。
個人的な感覚では、ドラレコを付けている人はかなり少数派だと思いますが、実態はどうでしょうか?

 




コメント

  1. コハク より:

    私は早い段階で通勤自転車とロードバイクにドラレコを導入しました
    悲しいかな事故の際ドラレコが発揮する相手側はほぼ同じ自転車乗りという現実・・・
    平気で嘘をつき大袈裟に痛がり被害者面する奴等を何度ドラレコで粉砕したことか

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほど、対自動車ではなく対自転車なんですね。
      それは悲しすぎる現実です・・・

      ママチャリではなくスポーツサイクルということでしょうか?

      今回いくつか動画を挙げましたが、これらの動画に出ているロードバイクは交通ルールの違反やマナーに難がありますよね。
      そういうのとのトラブル解消には役立つかもと思いなおしました。

  2. コハク より:

    事故相手側の割合はママチャリがほぼ圧倒的ですね
    最近では脇見運転の電動ママチャリに追突された時は吹っ飛びましたよ

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      確かに、ママチャリは脅威ですよね。
      電動アシストは重量があるので破壊力も高いですし。

  3. 大昔ですが、左折のワンボックスに巻き込まれてヤバかったことがあります。
    私は自動車も運転しますが、左折する時は必ず左方後方を確認しますが、
    そんなドライバーばかりではないのも事実です。
    ドラレコは欲しいですが、360°でないとあまり意味がないと思ってるので、
    先立つものもなくて、まだ買っていません。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      交差点での左折巻き込みも時々聞く話ですね。
      これについてですが、私の考え方は同じく【自動車を優先させること】である程度回避できると思っていまして、ノーウインカーで左折始める車とかもいます。
      ただ何となくおかしな車は走り方でわかると思っていますので、交差点で一歩引いて構えていれば急な事態もある程度は防げると思っています。

      私は根本的に車のほうを信用せずにロードバイクで走っているというか、【この車は左折する可能性もある】と考えて走れば、もしノーウインカーで左折開始されても巻き込みは防げると思っていまして、結局巻き込み喰らえばロードバイク側は大ケガ、車は傷程度となるので、自分を防ぐにはドラレコよりも走り方だと思っています。

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