カーボンフレームで固定ローラーを使ってはいけない理由





手軽に家でトレーニングできるローラー台はとても人気があります。
ローラー台には固定ローラー三本ローラーがあります。

三本ローラー

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三本ローラーの利点は、実走に近い感覚で乗れることです。
ただし慣れていない人は、ローラー台から落っこちます
乗っているとわかりますが、結構怖いです。
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固定ローラー

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このタイプはリアホイールを固定しているため、三本ローラーのように落車する可能性はありません。
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リアが固定されているため、実走のように横に振れる感覚が皆無で、実走にはあまりないような感覚での走行感になってしまいますが、負荷を変えてトレーニング効果は三本ローラーよりも高いです。
つまり、ペダリングなどの技術的なトレーニングは三本ローラー、パワー系のトレーニングは固定ローラーという扱いになります。



カーボンフレームで固定ローラーを使ってはいけない理由

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実際に道を走っている時、ロードバイクのフレームはペダリングに合わせて横に振れるようにシナリながら進みます。
これは乗っている分には体感できませんが、ペダルをグッと踏み込んだらその分フレームがしなります。

実際に道を走っているときは、固定ローラーのようにリアが固定されていません。
そのため、ホイールの動きでフレームのシナリを逃がしている状態になります。

固定ローラーでリアエンドを固定してしまうと、ペダリングによるフレームのシナリの逃げ場がなくなってしまい、フレームに強い捻じれが生じます。
これによりカーボンフレームは破損しやすく、メーカーによっては「固定ローラーでの使用は禁止」と書いている場合すらあります。

時々、「カーボンはシナリや捻じれで破損しにくいから大丈夫」と書いているものも見かけますが、私が見ている分では
・チェーンステーの破断
・リアエンドの破損
など、カーボンフレームが再起不能に陥った事例は見ています。

そのため、本気でやめたほうがいいです。

アルミフレームならいいの?

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正直な話でいうと、アルミフレームでもオススメはしません
アルミは特性上、金属疲労をため込んでいきますから、リアエンドやステーの破損の確率が異常に高まります。
クロモリフレームならば大きな問題にはなりませんが、固定ローラーを使うなら、要らないフレームにしておいたほうが無難です。

かといって、三本ローラーじゃ怖いし、でもローラー台欲しいし・・・という方にはこちらがオススメです。
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ミノウラのFG540です。
これの利点ですが、三本ローラーの弱点である「落車するという恐怖」を取り除くために、フロントが固定式です。
さらに固定ローラーの弱点である「リアエンドの固定によるフレームの負荷」を無くすため、リアは三本ローラーみたいな格好です。
ロードバイクはリアに圧倒的な荷重がかかるため、フロントの固定はフォークに大きな負荷を与えません。
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リモコン式で負荷の調整ができるのもポイント。
あと、フロントの高さを変えられるため、仮想ヒルクライムの練習もできます。

実走に近い走行感と、フレームへの負荷の少なさを考えたら、この商品はベストな選択になるでしょう。

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