日大の第三者委員会と、パーツやホイールインプレの話。

まず最初に、さほど面白い話ではないので読まないことをオススメします。

ここから下はつまらない&やや危ない話も出てくるので、今のうちに【戻る】を押して帰ることを推奨します。

ちょっと前の話になりますが、日大フェニックスのタックル事件に関し、弁護士による第三者委員会が発足しました。
関西学院大学サイドに第三者委員会が出向いて聞き取り調査を行ったようですが、被害者家族である奥野氏は【第三者委員会が本当に日本大学と利害関係がないのか?】という疑問を呈しています。

これ自体の真相はまだ不明ですが、これって実はロードバイク界のインプレにも関係する話なんじゃないかと思いまして。
そんな話を。



奥野氏の主張と利害関係

奥野氏のフェイスブックを見ると、このような記述があります。

ヒアリングを受けていたが、途中に、勝丸弁護士の、あのタックルは怪我を軽くするためのタックルだったのでは、という説明に、不愉快になり、私から、ズバリ質問をした。中立を担保するために、あなたは、日大との利害関係はあるのかないのか尋ねた。勝丸弁護士は、ない。と答えた。

次に、今回の調査で日大からお金をもらっているのかと聞いたら、はい。と答えた。果たして、これで利害関係がないと言えるのか。明らかに、嘘だ。と私は感じた。

その契約書を開示してくれませんかと尋ねたら、出来ないと勝丸弁護士は答えた。開示して困る事は無いはずだ。

弁護士の発言は大問題ですが、今回はそこではなく利害関係というところに焦点を当てます。
つまりは日大から雇われた弁護士では、利害関係があり真実を追求できないのでは?という点です。

日弁連の第三者委員会のガイドラインにはこういう記載があるようです。

「企業等と利害関係を有する者は、委員に就任することができない」(注記で、「顧問弁護士は、『利害関係を有する者』に該当する」)

「第三者委員会の委員には、事案の性質により、学識経験者、ジャーナリスト、公認会計士などの有識者が委員として加わることが望ましい場合も多い」

「弁護士である第三者委員会の委員(略)に対する報酬は、時間制を原則とする」

要は時給としてもらうのは構わないが、【一件いくら】のような報酬体系だとよろしくないということですね。
最初の契約時に【第三者委員会をやってもらう条件として、総額いくら払います】というのは好ましくないと。

で、これがロードバイク界と何の関係があるのかという話です。

インプレと報酬

こんなことを書いて大丈夫なのか、という疑問はありますが、当サイトのウリとして闇に隠れた部分も明かしていきたいと思っているので書きます。

個人のブログでも、例えば【ニューホイールを作ったから、インプレ記事書いてくれ。報酬はいくらです!】みたいな形で報酬を受け取って書いているサイトもあるようです。
これについて、きちんと広告であることを明きらかにし、提供元を明記しているのなら問題ありません。

しかしながら、個人のサイトだとこういった事実を意図的なのかモラルが低くて知らないのかは知りませんが、【メーカーから貸してもらった】などと書いてインプレ記事を上げることもあるようです。

しかしながら、無報酬で記事を作成してもサイト管理者には何らメリットがないので、当然ですが報酬を受けますよね。
これで第三者的な視点からホイールのインプレができるのかという問題があります。

報酬受けておいて悪いことは書けませんしね。
そういうので稼いでいる人は、賞賛することでメーカー側から【次もお願いしよう】と思わせることも大切ですよね。
【クソホイール!こんなもん買うか!!】と書いた日には、次からはインプレ依頼が無くなりますから。

企業として運営しているサイトの場合、広告料として報酬を受けてインプレを書いているわけですが、必ず記事の最後に【提供元の企業】を明記しているので、これは広告なんだとわかるようにしています。
これは何ら問題ないことです。

こういう依頼はレースに出る人に来るようで、うちにはほぼ来ません。
厳密に言うと多少はそういう話は来ます。
ただ私の方針として、【何を書くかはこっちで決める。いいことも悪いことも全部書きますので、何でもかんでも賞賛する記事になることはありません。それについて異議を出さないこと】を条件にしているので、これを伝えると話は立ち消えになります。

当サイトでたまに書くインプレですが、自分で買ったもの、もしくは気になっていて試乗しに行ったモノだけになります。
何を書いてもいいという条件ならいくらでもやります。

ただ最近はネットを見る人も目が肥えているので、賞賛するだけの記事の裏付けを取ろうとする人もいますね。
某ホイールなんてある筋にかなり配られて賞賛する内容がネット上に上がってますが、実際に買った人からクソ扱いされていたりします。



ネット上の情報に騙されない

私が書いているインプレだって、あてになりませんw
そもそもどんな商品でも、全員が絶賛する商品なんてありません。

私がいいなと思ったものでも、ダメだと判断する人もいます。
これは感じ方の問題、比較対象がなんなのかという問題なので、どの意見も正解です。
そのインプレがあなたに当てはまるかは別問題です。

例えばこの一年くらいでインプレした中で、ビアンキのオルトレXR3は値段と性能のバランスがかなり優れていると思っていまして、剛性についても十分で不足はないというのが私の意見です。

【試乗インプレ】ビアンキのOLTRE XR3を体験。カウンターヴェイルを搭載したエアロレーシングバイクの実力は、想像を超えた世界だった。

ただ、オルトレXR3に乗って剛性が低いと評価する人に出会ったこともあります。
ほとんどの人には十分な剛性だと思いますし、プロチームにも供給されている車種のようなのでほとんどの人は剛性不足と感じることはないと思いますが、意見なんて人それぞれ違いますし、そう感じる人もいるということです。


【ビアンキ純正パーツプレゼント♪】ビアンキ 2018年モデル OLTRE XR 3 ULTEGRA(オルトレ XR 3 アルテグラ )【ロードバイク/ROAD】【Bianchi】

ただ、そういう風にメーカーから提供されている人を見て、私が僻んでいるだけですw
タダで貰えて羨ましいと思う一方、そういうのばかりになったときにはクソつまらないサイトになりそうなのが怖いところです。

まあ実際のところ、そうやってお金貰ってインプレしている人って、羨ましいというよりも哀れだなぁと思ったりします。
自分の好きなことを書けない、表現できないわけですよね。
例えばですけど、スペシャライズド最高です!って書いている人が、プライベートでトレックに乗るわけにもいかんですよね。
シマノ最高です!と書いている人が、いやー使うならカンパのシフトっすよ!カンパが好きなんですよね~とプライベートで言えないですよね。
金銭的にはメリットがあっても、つまらなそうと思っちゃいます。

ちょっと前の話ですが、あるところからホイールをインプレして記事にしてもらえないかという話がありました。
何を書いてもいいという話だったので(罵倒OK)、受けようかと思っていましたが、そのホイールのスペックを見させてもらったときにスペックだけでこちらの意見をお伝えしました。
というのも、値段と重量のバランスがおかしいというか、スペック上で褒めるべき点が全くなかったわけです。

なので先方には【乗って感想を書くことはできますが、この値段でこの重量なら買う人いないと思いますよ??重量がすべてではないけど、多くの人は重量を重視してホイール選びするだろうし、買う人が果たしてどれくらいいるのかは疑問です。】ということを伝えたところ、話は消えましたw

でももし何でもかんでも賞賛するサイトだったら、こういった件でも【重量だけがすべてではない。持って重いけど走りは軽い】とかいろいろ頑張って表現するんでしょう
確かに持って重いけど走りが軽いホイールはありますし、その逆で持つと軽いのに走りが重いホイールもあります。
なので本当に感じたことを書いていればいいんですが、頑張って宣伝しようとするあまり嘘まで書こうとする人もいるので、そういうのが好きになれないわけです。

走るほうは頑張りたいですけど、嘘と妄想を頑張るのはちょっとねぇ・・・

あとつい最近あった話ですが、あるボルト類とか工具を作っているという会社から、六角ボルトなどのインプレをしてほしいという謎の依頼がありました。
かなり怪しい話な上に、メール送ってきた人はフリーメールだったので、とりあえずは【詳細教えてもらえば検討します】と回答。

で、商品リストが添付されていたのですが、自転車では絶対に使わないだろうという六角ボルト(頭が凹ではなく、凸型に六角になっているもの)とかオシロスコープとか赤外線温度センサーとか意味不明なものしかなかったので、【送られてきたものを見ても絶対にロードバイクには使わないものしかないようですが、リンク欲しいだけなんですか?】とあえて意地悪く質問してみました。

しかも日本の企業からの案件なのに、海外の広告代理店を介してフリーランスの人に話が来て、フリーランスの人経由でうちに連絡が来ているとか意味不明な状態。

向こうからの返信は

プロジェクトのメインは自転車についてだけでなく、オートバイの修理や自作パーツの作成、電子工作をされている方に連絡しております。

うちのサイトのどこに、オートバイの修理や電子工作があったっていうんだよ・・・
うちにはこういった意味不明な依頼しか来ませんw

だいたいにして、六角ボルトのインプレって何をしろというんですかね?
相手はしかもこんなことを言ってきました。

今回はプロジェクトの関係上、商品提供ができかねている状況でございまして、ご執筆者の方には実際の商品をご購入頂くか否かは委ねさせていただいております。

自分で商品を買うか、買わずに妄想だけで書いてもOKという意味ですね。
どんだけモラルが低いんだ・・・

だいたいにしてボルトのインプレって、私に何をしろと??
このボルトは締まりがいい!!とか書くんでしょうか?
締まりがいいかのインプレならソープランドに連れてってください。
工具との掴みもOKとか書くんですかね?
しかもメーカーサイトを見たら、ボルトは箱単位でしか買えないらしく、なんでボルトを箱買いしなきゃならないんだ!と笑わせてくれます。

しかも報酬は海外からのペイパル払いで4000円。
為替手数料みたいなのを数百円取られるとか。
ちなみに六角ボルト1箱買うと、5000円以上します。
新手の詐欺でしょうかw
ボルトのインプレするために5000円以上出して使いもしない六角ボルトを購入し、4000円から数百円の手数料を引かれた報酬を受け取るという謎のビジネスです。
また、ボルトを買うのが嫌なら、買ったふりして妄想で書くのもOKだそうですw

あまりのモラルの低さに驚愕ですが、こんなことする自転車パーツメーカーはいないことを祈ります。

さて話は戻ります。

インターネットって便利な半面、本当に正しい情報かどうかの確証はありません。
ネットで書かれていることが間違っていることも多いですよね。

それを見抜かないと騙される時代なので、いろいろ大変だなぁと思うわけです。

無理矢理、日大の第三者委員会とこじつけましたが、インプレ記事が必ずしも【第三者】ではないということです。
見かけ上は第三者でも、実態は雇用関係みたいな存在だったりする場合もあるということです。
こういうことを仕掛けるのは、大企業ではなく新興の企業が多い気がしますが。

こんなことを書くから、うちには話が来ないんですよねw
メーカー側も、本当に自信がある商品なら【悪いことは書かないこと】みたいなことを契約書で縛らないと思うんですけどね。




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