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ホイールやタイヤで見かける並行輸入品ってどういう意味?

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アマゾンなどでホイールやタイヤを物色していると、【並行輸入品】と書かれているものがあります。
こんなやつですね。

これってどういう意味?パチもんなの?と心配になる方もいるようなので、説明します。

正規品と並行輸入品の違い

ロードバイクのパーツのほとんどは、海外メーカーが海外で作っています。
海外のメーカーが作ったものを日本で販売するには、日本での販売を手掛けてくれる代理店が必要になります。

例えば、自転車屋で某海外メーカーのタイヤが売られています。
某海外メーカー⇒日本国内の代理店⇒自転車屋⇒客が買う

このルートで仕入れられているものを正規品といいます。

一方の並行輸入品ですが、簡単に言えば日本の正規代理店を経由せず、海外で直接買い付けてきたものというケースです。
つまり
某海外メーカー⇒輸入業者が海外で直接買い付け⇒通販サイト⇒客が買う

この流れが並行輸入品という扱いになります。
つまりは日本の正規代理店を通しているかいないかの違いだけです

当たり前ですが、海外通販(WIGGLEなど)で購入すれば、並行輸入品になりますね。

正規品と並行輸入品に違いはあるのか?

当たり前ですが、リアル店舗を構える自転車屋は正規品しか扱いません。
並行輸入品は逆に通販でしか見ません。

モノの違いがあるのかないのかですが、同じ商品であれば原則的に全く同じものです
ただし、正規品の場合と並行輸入品の場合で、微妙にロゴなどが違う場合もあります(特にタイヤ)。

これの理由ですが、正規品は日本の代理店が一括で大量に輸入します。
並行輸入品の場合、正規代理店のように大量な仕入れをするわけではないため、海外ではすでにモデルチェンジしたものが手に入る可能性があるからです。
そのため、スペック的には同じものでも、タイヤサイドのロゴが違う場合もあります。

あとは生産国の違いにより、ロゴが違う場合もあるようです。
海外メーカーでも、生産はA国とB国の工場に委託しているなどの場合、正規品の生産国と並行輸入品の生産国が異なる場合があるからです。

でも基本的なスペックは全く同じです。
なので並行輸入品だから偽物ではありませんし、性能的にも全く同じものです。



ところが、並行輸入品に厳しいメーカーもある

タイヤやホイール関係で並行輸入品に厳しいという話はあまり聞きませんが、フレームメーカーについては別です。
うるさいのはジャイアントですね。
ジャイアントはジャイアントジャパンが取り扱っていない車種、つまりは通販で売っているロードバイクについては並行輸入品として「何かあっても一切面倒みないし、保証の対象にもならない」と明言しています。
ジャイアントは通販自体禁止ですから、通販に出ているジャイアントは並行輸入品扱いになり、ジャイアントは一切の責任を負わないとしています。

タイヤやホイールについては、あまりそのような話は聞きません。
ホイールなんかは高価なものですから、安い通販サイトに流れるのはある意味自然なことかもしれません。

並行輸入品を買って万が一初期不良があれば、ほとんどの通販サイトは返品交換に応じてくれるはずです。
スポーク折れなどについては、自転車屋で対応してもらえますが、ごくまれに「うちで買ったホイール以外は面倒見ない」という自転車屋もあるので、それは要注意です。

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