先日のバス事故についてのコメントを頂きました

先月、神奈川県の相模原市でバスとロードバイクが衝突して、ロードバイクに乗った高校生がお亡くなりになった記事の続報を書きましたが、

先日の道志みち事故について【補足】。追記アリ。

これについて、いくつかメールを頂きました。



一件目

事故について。
報道を最初に見たときロードバイクがセンターラインを越えたと思ってましたけど、国交省のメルマガの件は驚きました。
バス会社が自ら『バスがセンターラインを越えた』と報告しているんですよね???

峠道のブラインドコーナーで対向車線からバスがせり出して来たらどうしようもないと思うのですが、どう思いますか?

これについてですが、バスがどの程度センターラインを越えてきたのかわからないので、何とも言えませんね・・・
道志みちは比較的狭い道ですが、バスの構造上、急カーブとかだとどうしても車体はセンターラインを越えます。
前後のタイヤがセンターラインを越えてなくても、内輪差で車体は超えますからね・・・

なので何とも言えないです。

ロードバイク側がキープレフト出来ていれば当たらなかった可能性もあるかもしれませんが、峠道って左端はゴミ、砂、草などがあってスリップしやすいので、左端を走るのはちょっと危険です。
草に隠れて見えないだけで、実は側溝がある場合もありますし。

ただ、車線の真ん中より右に出て走るのは危ないですね。
車線内でなるべく左側を走り、だけども左に寄り過ぎないほうがよかったりします。
それ以上に気を付けることがあるかというと、スピード超過にならないようにするくらいでしょうか。

できれば事故の詳細を公表して欲しいところです。
理由は、ロードバイク乗りの特に初心者さんにとっては、言い方は悪いかも知れませんが勉強になると思うからです。

2件目

ロードバイクの安全について。
・・・・・・・・・
ロードバイクを安全に走るためにですが、一番わかりやすいところで言うと、自動車のドライバー目線で走るといいということがあります。
自分が車を運転しているとして、前を走るロードバイクに【こういう動きをされたら嫌だな】とか【こういう走り方をされると怖いな】と思うような乗り方は避けるということです。
・・・・・・・・・

このように書いていますが、車道では車も自転車も対等な関係ではないでしょうか?
車に対して気を遣うのではなく、そもそも交通弱者である自転車に配慮しながら車は走らなければならないはずで、ロードバイクが車に気を遣うような走り方はおかしいと思います。

まず、法律的には確かにロードバイクも自動車も対等な関係と言えます。
そして交通弱者ということもわかります。

ですが、もし車とロードバイクが衝突なり接触なりした場合、どうなるでしょうか?
車のほうは、せいぜい車が凹んだとか傷ついたとかその程度で、ドライバー自体は無傷、怪我もほぼないでしょう。

ロードバイクのほうはどうですか?
乗り手は大ケガ、血だらけ、下手すると命を落とします。
実際、この事故では一名は死亡、一名は軽傷となっています。

法的に同じ立場で対等であっても、万が一事故が起こった場合、怪我の度合いは天と地ほどの違いがあります。

ケガを恐れないとか死んでも構わない覚悟でロードバイクに乗っているなら仕方ないですが、自分の身を守ろうとした場合、車側に配慮して走ったほうが事故は起こりにくいという意味です。

自動車のドライバーだって、完璧な運転ができるわけでもありません。
故意は論外ですが、間違った操作、間違った判断で事故を起こすことはありますよね。

ロードバイクと車では速度差がありますので、車はどこかのタイミングでロードバイクを追い抜きすることになります。
その時、ドライバーは【追い抜き出来る】と判断しても、ロードバイクがその瞬間にフラフラされたりすれば事故ります。

なので車を運転している視点からロードバイクに乗ったほうが、事故は起こしにくいはずです。

法的に対等、ということは間違いないことです。
ですが日本の道路は、対等に走れるようには設計されてないことも事実です。

そういう現状を踏まえたら、ロードバイクは車に道を譲るくらいの気持ちじゃないと、危ないと思うんですね。

<追記>
このようなメールを頂きました。

自転車と車は法律上対等の立場なのですが、事故になった場合に困った事になる場合もあります。

ご存知かもしれませんが、車の任意保険加入率はそれほど高くありません。
免許を持っていない方は気にしてないかと思うのですが…。

https://www.hajimete-carhoken.com/jidosyahoken/kiso/20/
こちらのサイトの情報は古いのですが…。
私は車も好きで自分で作業をしたり整備工場やショップで色々やって頂いているのですが、関東での加入率自体は7~8割との回答でした。
※但し、3~5年くらい前の情報との事でした。

任意保険に未加入の場合、残念ですが逃げる方も居ます。
又、民事裁判になった所で無い袖は振れないので、勝っても泣き寝入りになってしまうようです。
こうなった場合、自賠責を超えた分の治療費、自転車修理費などは自己負担になってしまいます。
※車検切れからの自賠責保険無し+当然任意保険無しの最悪のダブルパンチパターンもあります…。

外国の方で左側通行に慣れてない方も車に乗っています。
アクセルとブレーキの踏み間違いをする方や、こちらの予想以上の動きをする車もいます。

怪我が軽く治療費が余り掛からないのであればまだ良いですが、自転車と車は対等だから問題ないっという方が多いようであれば、注意勧告という意味でも記載して頂ければと思います。

これも非常に重要なことで、事故った⇒車の過失が大きい⇒賠償となったところで、車のほうが任意保険に加入していない場合、きちんと賠償されないケースもあります。
裁判とかで賠償額が確定しても、相手がお金を持っていなければ意味がないのです。

賠償額は100万円という判決が出ても、相手の全財産がたった数万円しかなかったら、どうやっても弁済不可能になります。

このあたりは考え方次第なので、どっちが正しいとか言うつもりはありません。

3件目

事故の話を見て、いろいろと考えさせられました。
不謹慎かもしれないのですが、下りの左カーブで対向車がせり出してきたときに、ディスクブレーキなら何とかなったと思いますか?
(報道を見てもディスクブレーキ車かどうかはわかりませんが)

これについても、どれくらい対向車線のバスがセンターラインを越えてきて、ロードバイク側がどれくらいの速度で、どのようなライン取りで走っていたのかわからないので、正直何ともわかりません。

ただ強力な制動力を持つブレーキを搭載していても、下りの左カーブでフルブレーキしたら、吹っ飛びませんか?
対向車線側に吹っ飛ぶだけですし、スリップして危ないだけな気がします。

対向車線からどれだけせり出してきたのかわからない、ロードバイク側がどのようなライン取りをしていたのかもわからないという前提で書きますが、一番は下りのコーナーリングに入る前に、十分な減速をすることです。
コーナーリング中にはコントロールできません。
コーナーに入る前までが重要でしょうね。

ただこの事故では、どれくらいバスがせり出してきたのかが不明です。
なのでせり出し具合によっては、ロードバイクが十分な減速をしていても間に合わなかった可能性はあります。

ほかにもメールを頂きましたが

ほかにもこの事故についてのメールを頂いていますが、質問ではなく感想なので割愛させていただきます。
ただ多くの人が、この事故から学ぼうとしているというか、今まで以上に慎重に下ろうとか、自分のことのように考えている人が多いようでした。

管轄の警察署の担当さんも言っていましたが、この事故は【稀なケース】だと言っていました。
確かに、そうそう起こるようなものではないですよね。

まだ15歳という若者がロードバイクで命を落としてしまったという事実は、重たいと思うんですね。
ご冥福をお祈りします。

また、この事故から学ぶべき点も多いと思うので、初心者さんは特に【下りカーブ】には十分気を付けるよう、安全性を高めるにはどうしたらいいのか、考えて走りましょう。




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