クラリスやソラで【変速が悪い】と嘆く前に、頑張って調整してみましょう。

当サイトは一応【初心者向けナビ】となっているので、クラリスやソラなどのコンポを使っている方もそこそこいるようです。
ロード用コンポというと、昔から【105信仰】が強いように感じます。
105以上でこそ変速がいいというのが定説になっていますが、個人的には最近のクラリスやソラの進化は目を見張るものがあると思っていまして。



クラリスやソラは劣る?


《在庫あり》【ボトルプレゼント】Bianchi(ビアンキ) 2019年モデル VIA NIRONE7 PRO CLARIS (ヴィアニローネ7プロクラリス)[アルミフレーム][ロードバイク・ロードレーサー]

クラリスやソラ完成車だと、だいたい9万~11万くらいの間に入ってくるモデルが多いように感じます。
コンポのグレードでいうと、どうしても下層に位置することは間違いありません。

ぶっちゃけて言うと、スラムの下位コンポなんかは、まともに変速してくれません。
これはひどいなと思うようなコンポもあります。

シマノのいいところですが、最下層のクラリスであっても、きちんと変速してくれます。
もちろん、上位の105に比べると劣りますが、クラリスでも調整がうまいと、正直なところサイクリングレベルでは何ら気にならないほどスムーズに変速してくれるものです。

強いて言うなら

フロント変速とリア変速はメカニズムがちょっと違うのですが、フロント変速の場合、34T⇒50Tのように大きな変化を起こします。
リア変速はせいぜい3T差くらいの変化なわけです。

フロント変速は大きな歯数差を変化させるため、ここは上位コンポに比べるとやはりワンテンポ遅れる感じがあります。
リア変速については、個人的にはクラリスでもソラでも十分なほどスムーズだと思うんですけどね・・・

クラリスやソラで上位コンポよりも明確に劣る点があるとしたら、リア変速ではなくフロント変速です。
正直なところ、フロント変速については突き詰めればある程度は良くなりますが、どうしても下位コンポは上位コンポよりも劣ります。

フロント変速の場合、大きな歯数差を変えるために変化量が大きいのですが、これをもう少し細かく分析します。
問題になるのはインナー⇒アウターへの持ち上げですが、左STIの大レバーを動かすと、フロントディレーラーが動きます。
フロントディレーラーが、チェーンをアウターチェーンリングに押し当てながら持ち上げるのですが、アウターチェーンリングがカッチリとした剛性がないと、ここでロスするわけです。

前にも書きましたが、シマノ11速用廉価クランクでRS510というものがあります。
これをアルテグラクランクに変えると、変速が劇的に良くなります。

RS500、105、アルテグラのクランクの違い。剛性はどれだけ違うのか?【質問いただきました】

クラリスやソラを使っていて、クランクだけ105とかアルテグラにすることは互換性がなくできません。
唯一改善できるとしたら、クラリス完成車やソラ完成車では、クランクをケチってFSAのTEMPOなどにしてあるケースがあります。
これをシマノクランクに変えると、ちょっとフロント変速が良くなります。

フロント変速のメカニズムをまとめると
・STI
⇒上位コンポに比べてレバーのアクションが大きい=変速が完了するまでの時間がかかる

・ワイヤー
⇒上位コンポに比べて抵抗が重い=変速が重く感じる

・クランク(チェーンリング)
⇒上位コンポに比べてクランク(アウターチェーンリング)の剛性が低い=変速のキレが落ちる

フロントディレーラー自体も、下位グレードだと剛性が低いのでロスが生じます。
ただし、シマノの互換性の大原則ですが、【同じ変速段数同士のものしかミックスできない】ということがあります。
なのでクラリスを使いながらクランクだけ105はダメですし、ソラを使いながらFDだけアルテグラというのもNGです。

なのでフロント変速を改善できるために出来ることというと、せいぜい他社製クランクをシマノ製にすることくらいに限られてきます。
上位コンポよりはフロント変速が落ちることは否めないところですが、実用上でそこまで劣悪だとは思いませんし、調整次第でスパスパ行くようにすることはできます。



リア変速が悪いのは、調整不足です

リア8速とか9速は、11速よりも変速調整が簡単です。
簡単なのでテキトーな調整でもそこそこ変速してくれます。

正直なところでいうと、自転車屋さんでも変速調整が下手な人はいます。
あまり大きな声では言えませんが、某チェーン店とかだと変速調整は慣れていないように感じます。

時々【プロの自転車屋で調整してもらったけど変速が悪い】という意見を頂くのですが、正直自分でいろいろ試していったほうがいいです。
自転車屋のレベルにもよりますが、あの人たちは商売ですので、80点~90点くらいの調整で終わらせるようなところもあります。
もちろん、神がかった調整で即座に100点に近いところまで持っていくような店員さんもいますが。

変速が悪い、と嘆く前に、自分で時間をかけてワイヤー調整してみてください。
ちょっとアジャスターを回すだけで、ちょっとしか変わりませんが、そのちょっとが面白いんです。
私も過去に、ドツボにハマって1時間くらい変速調整していたことがありますが、ちょっとの差が面白いんですよ。
ちょっとの違いで変速の滑らかさが変わるんですね。

こういうのって、めんどくさいと思うような人には向きませんが、クラリスだから、ソラだから、という前に、クラリスやソラを120%にする努力が大切です。
105のフルセットは7万円くらいしますが(定価)、クラリスやソラを自分で弄るのはゼロ円です。

まあ、ブレーキに関しては上位コンポのもののほうがやはりいいので、ブレーキはケチらずに105以上をインストールしたほうがいいでしょうけど。

シマノ(SHIMANO) BR-R7000 F/Rセット ブラック IBRR7000A82L
シマノ(SHIMANO)
売り上げランキング: 8,765




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする