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ひき逃げ事故の件で、いくつかメールを頂きました。どうやったら事故を防げるのか?

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先日、茨城で起こった、大学生が乗る自転車をトラックがひき逃げした事故。
http://roadbike-navi.xyz/archives/6634

 

容疑者が逮捕されましたが、事故から約10時間後に一名死亡、もう一名は重症とのことです。
大学生が神奈川から青森まで自転車旅行しようとしていた道中での事故、心よりお悔やみ申し上げます。



事故の詳細

当サイトでは起こってしまった事故に対して、どういう対策をしていれば事故を防げる可能性が高いのかということを時々書いています。
しかしこのような交通事故の場合、事故の概要は報道発表されても、事故の詳細は発表されないものです。
そのため、今回の事故について当サイトで書く内容が、必ずしも事故を防げるかというとノーです。

 

まず報道されている事故の概要です。

28日午前4時20分ごろ、茨城県常総市新石下の国道294号で、車道を自転車で走行していた大学3年のAさん(24)と、大学4年のBさん(21)が大型トラックにはねられた。Aさんは頭を強く打ち、約10時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。Bさんは肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負った。トラックは走り去っており、茨城県警はひき逃げ事件とみて捜査している。

 

常総署によると、2人は別の友人と3人で神奈川から青森へ自転車で旅行中だった。トラックは友人の自転車を追い越した後、前方を走っていた2人をはねたとみられる。3人は道路の左側を走行していた。現場は片側2車線の直線道路。外灯は少なく、事故当時は暗かったという。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL8X36D9L8XUJHB003.html

 

報道をそのまま読むと、
・暗い時間帯だった
・街灯も少ない
・自転車は左側を走行していた
・一番後ろの自転車を追い越した後、前方の二車(自転車)をトラックがはねた
・片側二車線の国道

 

 

可能性としては、トラックが一番後ろの自転車を追い抜いたものの、前方にいた2人の自転車乗りには気が付かなかった可能性もありますが、真相はわかりません。
左側を走行していたとあるので、キープレフトで自転車は走行していたものと推測されますが、これについても詳細は不明です。

どうやったら事故を防げるのか?

先ほども前置きしたように、当サイトで書く内容が今回のケースで事故を必ず防げたかというと、これについてはわかりません。
しかしながら同じ自転車に乗るものとして、このようなケースに巻き込まれたいと思う人はいないわけで、可能な限り事故に巻き込まれないような対策をすべきでしょう。

 

前回私が書いた記事では、防げるとしたら以下のことくらいしかないのでは?と書きました。

今回の事故は詳細までは発表されていませんので、この事故うんぬんよりも一般論として書きます。

 

まず、暗い時間帯では、明るいリアライトは必須です。
暗くない時間でもリアライトを常時点灯しているロードバイクすらいます。
トンネルもありますしね。

 

それとキープレフトです。
これは自転車乗りの基本です。

 

追い越しされるときは、ペダルを緩めたほうが安全です。
大型車も進んでいますし、ロードバイクも進んでいます。
距離感が掴みづらくなるため、ロードバイク側が追い越しされた瞬間にペダルを緩めて速度を落としたほうが安全。

 

正直なところ、これくらいしかできることはありません・・・

 

あとは大型車が安全に追い越しを完了してくれることを祈るくらいです。




いくつかメールを頂きました。

1・地域性
私が住む岡山県南部と広島はかなりマナーが悪いところです
また香川県の交通死亡事故の多さも有名ですね
でも、総合的に見れば岡山も広島も四国4県に兵庫・大阪も
普通に走っている人ばかりです

 

ただし、マナーてのは車対車について語られることが大半です
これが対原付+自転車になるとまた話が変わるのです

 

広島ナンバーの車は幅寄せや進路妨害、追い抜きながらの左折が
日常茶飯事です
追い抜きながら威嚇のクラクションやアクセル空ぶかし
はては、並走しつつ同乗者が罵声を上げる事もあったり・・・

 

もっと怖いのは片側一車線で対向車がイエローラインを越えて
順路を走る自転車にクラクション鳴らしながら横を猛スピードで
すれ違っていったりします
いや? すみません 少し嘘書きました
クラクション鳴らす人はまだマシで自転車なんて目に入ってないです
とにかく、自分さえよければいいのが広島ナンバーです

 

また四国4県もイエローラインはあってないようなもので
イエローカットと呼ぶそうです

 

岡山でも幅寄せや進路妨害は少なくはありません
で? なぜか岡山ナンバーはイエローラインを越える車は少ないのですが
原付や自転車の後ろでアクセル空ぶかしで威嚇するトラックが多いです

 

鳥取と島根東部ですと自転車に対する意識がガラっと変わります
また、兵庫県も全体的に自転車に対して穏健に感じます
お盆に回った琵琶湖も比較的穏健でした(レンタカーに酷いのは多かった)

 

で? 何が言いたいかなると
岡山を走るときと広島を走るとき、四国や鳥取を走るときに意識する所が
まるで変わるのです

 

鳥取や兵庫を走るならオートバイを運転しているつもり位で大丈夫
実際にはこちらは自転車なので守られています
兵庫はローディーが信号守らないので危ないです

 

四国4県だと「四国の車は一旦停止は守らない」、
高速の高架下等の見通しの悪いところは車道は危険で歩道走れ
徳島だけは幅寄せしてくる普通車が少なからずいる
てなことを意識すればそれなりです

 

岡山・広島ですとトラックの幅寄せは悪意があります
ブレーキしないとひっかかる勢いで寄って来ますし
寄せながらクラクション鳴らすアホもいます

 

もちろん信号待ちで路側帯を塞いでの進路妨害は忘れません
下手に前に出ると、後ろで煽りに煽って抜く時もアクセル猛吹かしです
なので、極力先に行かせます

 

ちなみに信号待ちなんかでトラックを先に行かせる場合で
お礼や合図をするのも広島と岡山だけって、また事実でもあります

 

まぁ? 要するに身を守る運転や安全に対する意識が地域差ものすごいですよ
って事です

 

2・安全装備(ヘルメットや服装は省きます)
私の場合はリアフラッシャーは1日中て訳ではありませんし
車体にしかつけていません

 

ただし、前面は点灯と点滅、フロントフォークにも点滅で3ヶ所です
特に夕方とかお母さん連中は回り見てません
こちらにまったく気づかずに右折や路外から進入とか日常茶飯事です
フロントもフラッシャー必須です

 

そして、前項のトラックの追い越し云々にも言えますが
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
私はバーエンドにミラー埋め込んでます 常に後ろ見ています

 

ヤフー知恵袋なんかでミラーをけなす回答者が多く、
実際につけてない人が大多数なのが本当に不思議なんですが
後ろ見えないのって怖くないですか?

 

ちなみに私のミラーだとぱっと見はミラーとかに見えないですが
自分の後ろにへばりつく自転車から、右は対抗車線までクッキリ見えます
見るときも視線落とすだけです
サイコン見るのと大差ないし、ボトル出し入れも同様でしょう

 

で、表題に戻ります
私はかなりのペースでミラー見ます
後ろから迫ってくる車も色々と思考しつつ確認してます
明らかにトラックが安全運転じゃないと思えば、
右手をユックリ上げて「すまねぇな」って意思表示します

 

また明らかに悪意ありそうなら、「脇の下から見てますよ」とアピールします

 

信号待ちなんかでミラーにトラック映れば、ゆっくり発信後は交差点出口で停車
手で合図してトラック行かせます

 

これくらいの意思表示をするだけでも、悪意が減るのは期待できるのではないでしょうか?

 

地域差もあるとの話ですが、これについては私は中国地方や四国地方をよく知らないので何とも言えません。
バーエンドミラーは後方確認では有用です。
私も過去に付けたことがあるのですが、どうも見づらいのでやめました。
バーエンドミラーよりも音で異変に気が付いたら後方確認のほうが私には合っていました。

 

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ただ今回のケース、報道の読み方によってはバーエンドミラーがあっても事故を防げていなかった可能性があります。
というのも、可能性としてはトラックドライバーが前方の二自転車には気が付いていなかった可能性があるからです。
自転車がキープレフト出来ていたのなら、バーエンドミラーがあることで異変には察知できた可能性がありますが、左側に逃げ場がなかった可能性もありますね。

 

こればかりはわかりません。
しかしながら、バーエンドミラー自体は有用なパーツだと思います。

 

お次のメールです。

>トラックが自転車をひき逃げ!自転車事故から思うこと。
の記事で、少し考えたことがありましたので、書いてみます。

 

まずは、本当に痛ましい事故で言葉もありません。
この記事でも思ったのですが、サイクリングに出発して無事家に帰ってこられること、これって決して「当たり前」のことなんかではないのですよね。
どんなサイクリングでも、ひとたび家を出るといつも思います。「無事戻って来よう」と。

 

そのために気をつけていることは、「今回のような事例を防ぐ」という観点では、まずはあまりに暗い時間帯の出発は避けます。
こんな暑い日が続いていると涼しい時間帯に出発したいものですが、空が明るくなっている時間帯になってから出発します。
まぁ、暗い時間帯に出発しようとすると普段より相当早起きしないといけないですし、そうすると頭の回りも良くなく
普段通りの正常な判断に支障をきたすかもしれません。
出発の時点で無理をしないことです。(私にとって)

 

次に、交通量の多い幹線道路を通るルートは極力避けたルート設定を心がけますが、どうしても海岸線だったり場所によっては
幹線道路の通過は避けられないものですので、極力目立つ服装を心がけています。
仕事柄車の運転が多いのですが、自転車の色も白よりは黒の方が景色と同化しにくいように思いますが(街中では)、それでも目立つ色ではないので、
レーサーパンツ&ウェアは、青をメインに、両サイドに蛍光イエローが入り、赤と白が混じっている派手目なものを着用しています。
下の、38「スバル」です。


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派手すぎるかなぁとも思ったのですが、極力公道では目立っていた方が少しでもドライバーの目に止まりやすいかなぁと思っています。
たぶん、次ウェアを買い換えるとしても、黒と白基調のモノトーンのようなものは選びません。
(なお、愛車はスバル車ではありません、悪しからず笑)

 

あと、管理人様と同じですが、とにかく最も危険度の高い大型車両をいかにやり過ごすかは常に考えて行動しています。
信号待ちなどで止まっているときに後続に大型車両がいる場合、先に行かせてから出ますし、走行中後方に大型車両がいることを認識した場合、
歩道や広い路側帯があれば躊躇なく避けて先に行かせます。
問題はそれらの待避スペースのないような道路。
極端に左へ寄りすぎることなく、通常の走行位置をキープしながら、待避スペースが見つかるまで「ごめんね、ぶつからないでね」と
祈りながら先に進みます。
大型車が追い越しをかけてきたときには、巻き込みを避けるため、減速しながら可能な限り左に寄ります。

 

・・・で、この問題を考えるときに、ある良く聞く話を考えてしまうのです。
それは後続の車にクラクションを鳴らされて腹がたつとか・・・
これ、私は受け止め方の問題だと思うんですよね。
確かに、道路交通法になんら問題のない走行をしていて、なんでクラクション鳴らされるんだ?!と思う気持ちも理解はしますが、
逆に言えば、少なくともその車は自分の存在に気づいてくれています。気づいてくれていることを教えてくれているのです。
中には異常な方もいるのでしょうが、誰もが自転車を撥ねたいと思って走行はしていないはずです。
であるならば、少なくともその車は、自分を抜いていく多くの車の中でも、自分を撥ねるリスクの一番低い車だと思うのです。
私はむしろクラクションを鳴らしてくれた場合は、「あ、気づいてくれてる」と安心しています。
これで腹を立てている方は、車に「ブゥッーーーーーーーーーーーーーー」という悪意のある鳴らされ方をされたのでしょうか??
しかもそれが多いのでしょうか??
少なくとも、私は「プッ!」くらいの鳴らされ方しかしたことがありませんし、(それなりに何度も「鳴らされること自体」は経験していますが)
抜かれる時にちらっと横目で運転手を確認してみても、大抵は目線も合いませんし、
少なくとも悪意を持った視線で睨まれたりしたことなんて一度もありません。
受け止め方を変えればいいのになぁと思っているのですが、いかがでしょうか。

 

最後に、これは逐一完璧な基準を持っているわけではないですし、ご意見はいろいろあろうかと思いますが、
自分が「この道の車道を走ることは危険だ」と判断した場面では、歩道上を走ることを躊躇いません。
安全に帰宅できてこその楽しいサイクリングです。
どのような法律の条文をかざされようとも、自分の安全は自分でしか担保できないのです。
もちろん歩道上では歩行者最優先であることは忘れず、徐行し通過しています。

 

・・・まぁ、これぞという対策はないのかもしれませんが、安全に戻ってくることを第一として、今後もロードバイクを楽しんで行きたいですね。

 

暗い時間には走らない、というのも一つの選択肢です。
夜間はどうしても事故率が上がります。
私も前にロードバイクで通勤していた頃は、前後ピカピカさせまくってました。
というのも、やはり視認性が落ちる暗闇の中では【いかに目立つか】が一つのカギです。
ライトはケチらずいいものを、という考えの元、フロントライトは二本(一本は点灯、一本は点滅)、リアライトは点滅で運用していました。

 

ライトってピンキリで、安いものだと1000円くらいからありますよね。
逆に高いものは1万円超えます。

安いライトは視認性が悪く、遠くからだとほぼわかりません。
高いライトはかなり離れた場所からでも【何かいるぞ】と思わせるほどの威力があるので、ライトはケチらないほうがいいというのが私の考えです。

 

クラクションについてはなかなか難しいところですが、車が自転車に対してクラクションを鳴らすことは違法性があります。
ケースバイケースですが、警笛の使用制限違反に当たる可能性も出てきます。

 

ですがトラック側が注意喚起の一環として鳴らす場合もあると思いますので、お互いにとって有用な場合もあるでしょう。

 

ただし、至近距離でクラクション鳴らすのだけは勘弁してほしいところです。
トラックのクラクションってデカいので、かなりビクン!ってなるんですよね・・・
そっちのほうが怖いです。

 

【いかに無事に帰宅できるか?】これは非常に大切な考え方です。

今回の事故でいうと、映像で見る限りシティサイクルのようなものだったのかなと思うのですが、出来ることは視認性を高めるためにリアライト複数などでしょうか。
バーエンドミラーで後方確認するというのも一つでしょうし、暗い時間には走らないという選択肢も重要です。

 

事故から学ぶということは重要です。
100%事故を防ぐ手段があるとすれば、極論ですが自転車には乗らないということ以外はあり得ません。
ですが趣味としてロードバイクなどに乗るわけですので、どうしたら100%に近づけるのか、これを考えていくことが大切なのかなと思います。

 

私なりに思ったことがあります。
もし暗い時間にロードバイクが三台以上で走っていた場合、ある程度固まって走行しているのと、バラけて距離を取っている状態、トラック側からするとどっちのほうが視認性がいいんでしょうかね?
もちろんみんな、リアライトはバッチリという前提です。

 

固まって走行しているほうが視認性が悪いのでは?とも思いますし、トラック側からしたら適度な距離がある自転車三台を追い抜くほうがめんどくさいと感じるのかもしれませんし。

 

まあ、暗い時間にトレイン組んで走るという行為自体が危ないと言えば危ないのですが。
いろいろと考えさせられた事故でした。

 

この件については引き続きご意見お待ちしております。




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