ディスクブレーキ用フロントホイールのラジアル組について【先日の補足】

先日、ディスクブレーキ用のホイールについて書けない理由という記事を書きましたが、

ディスクブレーキロードバイクのホイールについて、書けない理由。

いろいろとご意見を頂いています。
コメントなどのご紹介と改めて考え方などについて解説します。



頂いたコメント

いくつかありますのでご紹介いたします。

正直な所、ディスクブレーキ車を持っていても、ホイールを試す機会はほぼ無いのが現状です。
身内はほぼリムブレーキ車+ショップのホイール試乗とかでもディスク用が無し。

ゾンダは元々G3組で華奢に見えていましたが、スポークに負荷がかかるディスクでこれ大丈夫かな、と私も思いました。
フロントはローター側がクロス・反対がラジアルに見えますが、リアはセオリー?に反してローター側がラジアル組ですし…
ただシマノもデュラエースのWH-R9170はリアのローター側がラジアルのようなので、フロントに比べてブレーキ負担が少ないリアなら問題ないのかもしれません。

ディスクブレーキ車を持っていると思わしき方からコメントいただきました。
そもそもですが、リムブレーキ用のホイールでも試乗となるとさほどありません。
試乗用のロードバイクを置いているショップはたくさんありますが、試乗用のホイールとなるとほぼ見かけませんね。

それがディスク用ホイールとなると皆無に等しいようです。

ディスクブレーキ車のホイールですが、いろいろ見ていくと個人的には片側だけであってもラジアル組はどうなんだと思うところはあります。
ただシマノやカンパニョーロなどの大手メーカーはかなりのテストを行った上で市場に投入しますので、まあ問題ないんだろうとは思いますが。

リアのローター側ラジアルは、フロントよりはまだマシなのかなと思います。

続いてのご意見です。

私もゾンダDBなどのローター側ラジアル組については疑問を持っています。
普通に考えるとフルブレーキングでホイールがぶっ壊れそうな気がするのですが、製品化されたということは問題ないということなのでしょうか。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ディスクブレーキホイールセット (ボルトスルー、センターロック)

一つ妄想したのですが、万が一スポーク切れが起こった場合がヤバそうな気がします。
キャリパー用ホイールなら、スポークが一本切れても振れて乗れないという問題はありますが、スポーク調整すれば自転車屋まで行けるくらいなら乗れます。
ゾンダDBのようなローター側ラジアルでスポークが一本切れた場合、ブレーキングするとさらにホイールは壊れそうな気が・・・

最近のリムブレーキ用のホイールは、スポーク数が極端に少ないです。
フロント16本、リア20本とかザラです。

こういったホイールはスポークが一本切れただけで振れがひどく、シュータッチしてまともに乗れないのですが、慣れた人だとほかのスポークを調整して自転車屋まで行く程度なら乗れなくはないです。
(オススメはしませんが)

ただ同様のケースでローター側ラジアルなどのホイールの場合、スポーク折れ⇒振れ取り⇒自転車屋まで乗ったとしても、ブレーキングでホイールが壊れるのではないかというご意見です。

これについては正直わかりませんが、嫌な予感がするので試さないでくださいね笑
ディスクブレーキの場合、スポークへの負荷が凄まじいのです。
スポークへの負荷が凄まじいのでスポーク数も多めになり、タンジェント組になってスポーク長も長くなり、結果的に重量はリムブレーキ用ホイールよりも大幅に増えている状態です。

この記事よりもずいぶん前ですが、カンパニョーロやフルクラムのディスク用ホイールがおかしいのでは?というメールを頂いたことがあります。
このメールの内容も、【ローター側ラジアル組になってない??】という質問でした。

これについてですが、カンパニョーロなどではローター側のスポークを太くして対処しているようです(モデルによって違うかもしれませんが)。
これで大丈夫なのかはわかりませんが・・・



私の意見として

まず、大手メーカーはきちんと耐久性などのテストを重ねてから製品化しますので、恐らくは問題ないんだろうとは思います。
ただ理屈的には、ローター側だけであってもラジアル組はちょっと、、、と思っています。

ディスク用フロントホイールで、完全なラジアル組のホイールがあったらさすがにヤバイと思います。
予想ではフルブレーキで早々に壊れるだろうと。

ラジアル組というのはこういうスポークパターンですが、

スポークの交差が全くない状態です。
この組み方ではスポークが短くなるので軽量化できるとか、空力がいいとかメリットもありますが、横剛性が出ないなどデメリットもあります。
ディスクホイールではハブ側制動なので、ハブで制動力が生まれてもリムは回転しようとしています。
それをスポークが制動力を伝えてリムの回転を止めようとするので、ラジアル組だともたないというのが定説です。

ゾンダやシャマルなどのディスクブレーキ用は、前後ともG3組になっています。
前後ともG3組でカッコいい!!と思う人もいるでしょうし、イヤイヤ・・・前後G3だとフロントの一部がラジアル組だからヤバくね??と思う人もいるでしょう。

大手メーカーなので耐久性試験はかなりやっているはずです。
これが個人に等しいメーカーだと耐久性試験はしてないでしょうし怖いです。

ディスクブレーキ車というのは、制動力が高いこと、軽い力でブレーキングできることなどが大きなメリットです。
メリットもあればデメリットもあるわけで、ディスクブレーキ用ホイールについてはまだまだこれからというか、まだメーカー側も試行錯誤している状態なのかなと思うわけです。

ディスクロードを買いたいと思っている人も多いと思いますが、私自身はまだ様子見段階です。
というのも、やはり製品の進化というか、まだホイールを見る限りでは成熟しておらず実験段階に近い気がするのです。

もう少し軽くて問題ないホイールが出るようならアリだと思うのですが・・・




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