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カンパニョーロからシロッコDBが登場。ディスクブレーキ用に開発されたシロッコの実力は?

2019モデル
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シロッコというとカンパニョーロのエントリーグレードのホイールですが、ディスクブレーキ用のシロッコDBが登場しました。
どうもこのシロッコDB,単にシロッコをディスクブレーキ用にマイナーチェンジしたという話ではないようなんです。

 

むしろ同じ名前を語った別物、と言ってもいいかもしれません。



シロッコDB


今回のシロッコDBですが、単にリムブレーキ用のシロッコをマイナーチェンジさせたモデルというわけではなく、似て非なるものという感じがします。

 

まずリム内幅が19mmとかなりのワイドリムになっており、適応タイヤは25~50cとのことです。
さらに大きな点ですが、2WAY-FIT、つまりはチューブレスタイヤも適応しています。

 

ただしチューブレスにする場合、チューブレス用リムテープが必要とのことですね。

 

ゾンダDBなどと同様、前後G3組のスポーク数は21・21です。


リアはもちろん、フロントもローター側との是正のためにハイローフランジになっています。

 

せっかくなのでほかのホイールとの比較をしてみましょう。

シロッコとシロッコDBの比較


Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセット

 

シロッコDB シロッコ
重量 1739g 1654g
リムハイト 33mm 35mm
リム幅 19mm 17mm
スポーク数 21/21 16/21
タイヤタイプ クリンチャー、チューブレス クリンチャー
指定タイヤ幅 25-50c 25-50c
定価(税別、シマノフリー) スルーアクスル 70,500

QR  73,000

49,500

まず定価がリムブレーキ版よりもはるかに高いですw
リムブレーキ版ゾンダよりも高いことに注目。

 

リムハイトは微妙に違いがありますが、ディスク版シロッコは33mmと2mm下がっていますね。
これについては推測でしかありませんが、重量増加を抑えるための手段ではないでしょうか?(根拠なし)

 

スルーアクスル版とクイックリリース版があることにも注目ですね。

ゾンダDBとの比較


Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ディスクブレーキホイールセット (ボルトスルー、センターロック)

シロッコDB ゾンダDB
重量 1739g 1675g
リムハイト 33mm F26mm、R28mm
リム幅 19mm 17mm
スポーク数 21/21 21/21
タイヤタイプ クリンチャー、チューブレス クリンチャー
指定タイヤ幅 25-50c 25-50c
定価(税別、シマノフリー) スルーアクスル 70,500

QR  73,000

スルーアクスル 84,500

QR  87,000

ゾンダのほうがリムハイトが低いので軽量化されています。
どうしてもアルミリムでリムハイトが上がると重くなってしまうので、イメージとしてはオールラウンドなゾンダ、平坦メインならシロッコというイメージでしょうか。

シロッコDBをどう見るか?

先日もディスクブレーキ用ホイールについて書いたばかりですが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/6675

 

個人的にはフロントG3組がどうにも・・・と感じてしまいます。
もちろん大手メーカーですのできちんと耐久性試験などをしているわけですので問題ないんでしょうけど、フロントG3にする意味があるのかはやや疑問です。

 

しかしチューブレス対応になったり、一定の進化が見られますね。
19cとリム幅が広がりましたが、ディスクブレーキ車は太めのタイヤのほうがいいと個人的には思っていまして、28cチューブレスで運用してツーリング目的などに使っても面白そうな気がします。

 

グラベルロードでも十分使えますしね。
グラベルロードでチューブレスで運用するのも面白いかと。

 

ディスクブレーキ用ホイールがプライス的にはちょっと高めになっているのが気になる点でして、エントリーグレードのシロッコで7万円という現実をどう見るかです。
私が見ている範囲では、海外通販でもディスクブレーキ用ホイールはさほど値下げされていません。
これの理由ですが、やはり求める人がまだ少ないので、大量発注して安く買ってくることが難しいのではないでしょうか?

 

なので予想としては、海外通販でも5万円台後半から6万円台だろうと予想しますが、リムブレーキ用のシロッコがウイグルで2万円台ですので、同じグレードのホイールとは思えないところが痛いかなぁと。

 

ディスクブレーキ用ホイールですが、やはりまだ選択肢が少ないというのと、インプレ自体が少ないということが挙げられます。
どうしても日本でのディスクブレーキ車人口は少ないので、どうしてもそれは仕方がないことです。

 

なので何を買うにしても人柱覚悟という形になりますが、個人的にはこのホイール、グラベルロードで使うほうが面白そうな気がします。




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