新興ブランドのカーボンフレームは、値段の割に硬いフレームが多い気がする。

自分なりの勝手な感想であってさほど根拠がある話ではありませんのでご了承ください

最近、新興ブランドのカーボンフレーム完成車についての問い合わせがいくつかありました。
あえてどことは書きません。



私が乗ったことがないメーカーばかりでしたが、いろんな人から話を聞くと【値段の割に硬いフレーム】が多いような気がしています。

硬いフレーム

【このフレームは硬いなぁ】というとき、当然ですがフレームの剛性が高いという話をしているわけです。
時々剛性と強度を勘違いしている人がいますが、剛性はシナリにくいかどうかの指数であって、強度は壊れにくいかどうかの指数です。

ロードバイクにおける剛性、強度、耐久性の違いって??

硬いフレームという表現をするとき、二つの可能性があります。
・踏み込んだパワーを逃がさず、サクサク進んでくれるフレーム

・振動がガツガツくるフレーム

個人的には、この二つって意味合いはちょっと違うと思っています。
どちらもざっくりまとめると【剛性が高い】となるのかもしれませんが、強いて分けるなら前者は駆動剛性が高い、後者は振動吸収性が悪い、だと思うんですね。
駆動剛性が高いフレームの中にも、振動吸収性が高いフレームもあるので、この二つはもうちょっと区別されるべきではないかと思っています。
ただし、駆動剛性が高くて振動吸収性も高いフレームというのは、ハイエンドカーボンモデルの話です。

例えばですが、トレックのフレームではアイソスピードというシートポストを動かして振動吸収性を確保しながら加速性も抜群のモデルもあります。
ビアンキのオルトレXR4なんかは、駆動剛性は高い一方、フレームに忍ばせたカウンターヴェイルが素材として振動を除去しています。

TIMEのアクティブフォークも剛性と振動吸収性をうまくバランスとっているように感じますし、各社ハイエンドモデルは駆動剛性も高ければ振動吸収性もあるフレームが多いような気がします。

ここで最初に書いた新興ブランドのフレームが硬い気がする、ですが、両方の意味を持っていると思っていただいて結構です。
駆動剛性は高いが振動吸収性は・・・というフレームが多いような気がしています(根拠はあまりありません)。

個人的に思う、新興ブランドのフレームの硬さの意味

これ本当に何の根拠もなく、どちらかというと私の妄想の域を超えないものだと思って読んでください。

新興ブランドのフレームが、値段の割に硬いことが多い気がするのですが、個人的には狙ってこういう味付けなんじゃないかと思っています。
というのも、新興ブランドのロードバイクは、まずは乗ってもらってなんぼだと思いますが、サ〇クルモードのような短い距離の試乗だと、硬いフレームってよく進むしスゲー!!って感じると思うんですね。
短い距離なのでさほど振動吸収性云々もわかりづらいですし、そういう試乗コースはそもそも舗装がやたら綺麗だったりしますし。

長距離乗ると、この硬さが脚に来るという場合もあるでしょうけど、短い距離の試乗で脚に来るわけもありません。
そもそも試乗コースではスピードも出せませんし、ガッツリ踏み込むこともないので。

試乗でスゲー!と思わせることがまず第一だと思うんですが、こういう時に硬いフレームって有利だと思うんですね。

これを狙ってそうしているのか、そもそもフレームの剛性バランスを取る技術がまだないのか、これについてはわかりません。
しかし新興ブランドの場合、いいカーボン素材を使っていることのアピール、それでいてこの値段ですよというコスパのアピール、試乗すると最高ですよという体験的アピール、こうやって売り出していくほうが売れやすいんじゃないかと思っていまして。



最近は剛性よりも空力か

最近のメジャーブランドのトップモデルを見ていくと、数年前に比べて【剛性が〇%アップ】という表現が減った気がします。
代わりに多いのは【空力が〇%アップ】のほうでしょうか。

ロードバイク界もトレンドがありますので、今のトレンドは空力に注視しているのかなと思っています。

一時期【BB周りの剛性が〇%アップ】みたいな売り出しが多かったわけですが、どこかで見て思い出せませんがBB周りの剛性はさほどロスにはなっていないみたいなのを読んだことがあります。
勝手な予想ですが、あまりに硬すぎるバイクはプロからも歓迎されなかったのではないでしょうか?
何日にも渡るレースの場合、速いし疲れにくいというほうが有利ですし、硬くしてもさほど効果がない代わりに疲れやすくなったのでは本末転倒ですし。

空力については最近ホント多いですよね。
ホイールの空力は個人的にはわかりやすいと思っているのですが、フレームの空力だけは私にはよくわかんない要素です。
この加速感が空力なのかな??と思うことはありますが、なんかピンとこない気がしてます。

剛性は人それぞれ必要量が違う

これが結構大切だと思うのですが、必要な剛性は人それぞれ違います。
剛性が高すぎてもつらいし、剛性が低すぎてもつらいのです。

しかし最近のフレームは硬いだけみたいなのが減ってきている気がしていまして、剛性と振動吸収性のトータル性能で勝負しているフレームが多い気がします。
これは一般サイクリストにとって歓迎すべきことだと思うわけです。
プロ選手が必要とするような剛性は、一般サイクリストにすると過剰剛性になりかねませんので。

なおいろいろ調べた結果ですが、男性自身は硬いほうが女性に好まれるという傾向があるようです。
長さ(ジオメトリ)や太さよりも剛性重視。
女子は男性自身に求めるのは剛性重視だという調査結果がネット上にはたくさん出ています。

でも男性自身は、年齢を重ねるごとに剛性不足になりがちですので、悲しいですよね。
サプリメントを使ってみたり、ドラッグに頼る人もいるのかもしれませんが、10代の頃にあった男性自身の剛性はもはや再現できません。
10代の剛性は下手すると過剰剛性とも思うほどガチガチですが、30代後半にもなると硬さが取れてマイルドな乗り味に変わっていきます。
10代の頃は朝起きたときに【Oh!フジヤマ!!ビューティフル!!】と絶賛された経験があっても、30代後半にもなるとマウント・フジとは程遠い世界が待っています。

話は逸れましたが、最近コスパがいいと言われる新興ブランドですが、いろいろ聞くとやっぱり【硬い】と感じる人が多いような印象です。
これはこれで脚力が強い人には有利でしょうし、乗っていて加速感が楽しいというのも事実です。
ですがまったり走りたい人には向かない場合もあるのかなと思っています。

もちろん、【新興ブランド】なんて括りにすること自体が間違っていて、本来は一つ一つの車種で見ていく必要があるのは承知です。
しかし値段の割に硬いことが多いのが新興ブランドの特徴なんじゃないかと思うわけです。

私も年齢の割には硬いねと言われたいです。
男子ならそれが理想でしょう。
そう考えると、経年劣化でフレームの剛性が落ちるというのも仕方ないのかもしれません。

注:今回の話はさほど根拠があって書いているわけでもないので、批判されても対応できません・・・




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