先日の記事についてコメントいただきました。コスパってなんですか?

先日書いた記事ですが、

イタリアンバイクでもアメリカンバイクでも、結局は台湾製造だから同じという理屈。←合ってる?

これについて結構な数のメールを頂きました。
どうもこの理屈を言われたことがある人って、一定数いらっしゃるようでして。



前回書いた記事の内容

詳しいところは読んでもらったほうがいいのですが、

イタリアンバイクでもアメリカンバイクでも、結局は台湾製造だから同じという理屈。←合ってる?

まとめると、まずこういう意見がありました。

イタリアのブランドでも、アメリカのブランドでも、結局は台湾のメーカーがフレームを製造している。
アメリカンブランドのトレックだって、製造は台湾のジャイアント。
ビアンキだって台湾製造でしょ?
だから製造委託している分だけ余計なコストがかかっているし、結局はロゴとかカラーが違うだけで台湾メーカーのフレームと乗り味は変わらない。
だから、台湾ブランドのロードバイクを買ったほうがコスパがいいんだ。

こういう意見に対し、私の反論としては、あくまで委託しているのは製造だけであって、設計や開発、テストなどは自社でやっているから、ロゴやカラーだけ違うだけで同じとか暴論過ぎるという主張です。

これについていくつかご意見を頂きました。

頂いたコメント

実はこれ、自分も言われたことがあります。
ビアンキを買った後に、知人に『どうせ台湾で作っているんだから、カラーが違うだけでジャイアントとか買ったほうがコスパがいいのに』と。
なんでビアンキなんて割高なもの買うの?と言われましたけど、いやいや違うでしょうよと思いながら、チェレステがカッコいいからさと大人な対応で逃げました。

まずこれに類似した意見はいくつか頂きました。
トレック買った後にジャイアント買うほうが安いのにと言われたとか、コルナゴの方もいました。

まず、トレックはジャイアントがOEMで製造していると言われています。
しかし、同じフレームでカラーリングとロゴだけ変えているだけということは一切ありません。

ロードバイクってミリ単位の違いが大きな差になるわけで、ちょっとしたジオメトリの違いが乗り味に変化を与えます。
ジオメトリがよくわからない人でも、とりあえず見た目でトレックが好きだけどとか、ビアンキが好きなんだとかそういう部分は大きいでしょう。

作っている会社が同じでも、設計が違うなら出来上がるものは別物です。
前回も書きましたが、ロードバイクのフレームは大雑把に言うと前三角があって後ろ三角があるだけなので、シルエットだけ見るならどれも同じようなもんでしょう。
でも同じものではないですよね。

コスパってなんですか?

私は世間でいうコスパという用語がどうにも好きになれないのですが、一番の理由は【コンポのグレードが上で安ければコスパがいいという表現っておかしくね?】という考えです。
確かに、台湾ブランドのものは、他社に比べると同じ価格であればワンランク上のコンポだったり、非台湾ブランドだとアルミ+105で16万くらいするのが、台湾ブランドだと14万とかで買えるなどそういうお買い得感はあります。

でもこれって、すごく雑な考え方だと思うんですね。
確かに同じアルミフレームという括りでも、フレームの質やジオメトリなどについては一切議論がない。
本当に同じグレードのフレームなのかも不明だし。

最近、某社のカーボンフレーム完成車が異常にお買い得だということで話題になっていますし、やたらその質問メールが来ます。
そこではカーボンも東レのT1000グレード(最高峰)を使っているフレームで、105が付いてそんな値段でいいの??などと話題になっています。

確かに評判もいいようですし、世間一般で言われるコスパはいいと思います。
ただし私はあまりオススメしていません。
理由はいろいろありますが・・・HPが貧弱すぎてこの代理店は大丈夫なのかということが大きいです。

ロードバイクにおけるコスパってなんだろうと考えた場合、コスパってあくまでも自分の中にあるものだと思うんですね。
欲しいものを買うというのが、最もコスパがいいわけで。
見た目で気に入っていないものを【コスパがいいから】といって勧められても、買わないでしょうよと。

例えばピナレロなんかは、同じようなグレードの他社のバイクに比べてしまうと、ちょっと割高だなぁと感じます。
でもピナレロが好きな人にとってはそれが全てなんでしょうから、欲しいものを買うのがコスパがいいわけで、妥協して他社のものを買ってもその人にとってコスパがいいとは言えないのではないでしょうか?

コスパはコストパフォーマンスですので、掛けたコストに対してどれだけのリターン(パフォーマンス)があるのかという話です。
いくら安く買えても、欲しくないものを買ったらパフォーマンスも何もないでしょうよと。

パフォーマンスという表現にも、人それぞれ解釈はあると思います。
単に走りだけをみてパフォーマンスと捉える人もいるでしょうし、見た目も含めてパフォーマンスと捉える人もいるでしょう。
どっちが正解とかではなく、人それぞれ違う捉え方でいいと思うんですね。

しかし思った以上に、他人のロードバイクにケチ付けるというか、一言モノ申したい人もいるもんだなと感じました。
何を買おうと自由ですし、他人から文句言われる筋合いもありません。

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