クロスバイクを買うとロードバイクが欲しくなるから最初からロード買ったほうがいい?【質問いただきました】

クロスバイクとロードバイクについて質問を頂きました。

運動不足解消のためにクロスバイクを買って通勤に使おうと考えているのですが、会社でロードバイクに乗っている人が言うには、どうせクロス買ってもすぐにロード欲しくなるしすぐにロードに買い替える人が多いから、最初からロード買ったほうがいいよと言われます。
幸い、スーツを着る仕事でもないのでロードバイクでも通勤できるのですが、実際のところクロスバイクを買うと多くの人がロードバイクを欲しがる、買い替えるというのは本当なのでしょうか?




回答いたします。

正確なパーセンテージは知りませんが

把握しようがないので、クロスバイクを買った人のうち、どれくらいの人間がロードバイクに買い替えているのかはわかりません。
ただし、欲しくなるかどうかで言ったら、クロスバイクの軽快さから【ロードってもっと凄いんだろうな・・・】と憧れを持って欲しくなる人は多いと思います。

欲しくなる、というだけなら、かなりの割合なのではないでしょうか?
それこそ70%以上とか。

ただ現実問題として、ロードバイクはそれなりに高価ですし、欲しいからと言ってみんながすぐに買えるわけでもありません。
また用途によってはクロスバイクのほうが気軽に乗れますし、ロードみたいに前傾姿勢が強いと腰に不安がある人は敬遠してる場合もあります。
またドロップハンドルよりもフラットバーのほうが好きという人もいますので、実際にクロス⇒ロードと買い替える人って、実はそんなに多くはないと思っています。

クロスバイクを買う人って、幅広い年齢層だと思うんです。
高校生とか結構乗ってますよね。

クロスバイクを買う層にはいろんな用途・目的があると思うんですが、街乗り目的でクロスバイクを買った人って、たぶんロードバイクに買い替える人って少ないと思うんです。
またマンションの駐輪場とかに、錆び付いたエスケープR3とか見かけません??
ああいうのって、クロスバイクを買ったけどさほど乗らなくなった人も多いと思うんです。

私の知人でも、クロスバイクを持っているという人は結構います。
知人は単なる通勤の脚だったり、最初はサイクリングに使おうと思ったけど飽きて乗っていなかったりするので、クロスしか持っていない人が結構います。

なので個人的な感想ですが、クロスバイクを買ったからロードバイクに買い替える人って、クロス買った人のうち10%もいないんじゃないのかと思っていますが、正確な数字は把握しようがありませんので、特に根拠もない妄想の域を超えないわけです。

私自身はクロス⇒ロード

私自身は、最初買ったのはクロスバイクでした。
その1年半後にロードバイクに買い替えして、クロスバイクは売却しています。

なんだクロス⇒ロードじゃんかよ・・・と言われそうですが、私の場合は元々、クロスバイクを買う前からロードバイクに対する憧れが強かったのです。
なのでクロスバイクを買う前から、専門店に行って買う気もないのにロードバイクを眺めていたこともあります。

クロスバイクを買ったのは通勤目的だったのですが(約10キロ)、クロスバイクを買って2週間後には通勤だけでは物足りずにロングライド的なサイクリングに出掛けていましたし、クロスバイクを買って半年後には一ヶ月の走行距離は1200キロ程度になっていました。
通勤+ロングライドですね。

そしてロングライドする上ではやっぱロードだな・・・ということでロードバイクに買い替えたわけです。

でも不思議なもので、最初からロードバイク買っておけばよかったと思ったことは一度もありません。
乗っていたのは5万程度のクロスバイクですが、いろいろカスタムして手組のホイールを使っていたり、メンテナンスも一通り覚えたのはクロスバイクのおかげだと思っています。
それは最初からロードでも出来ることではありますが、フラットバーの良さを体感した上でのロードバイクなので、そもそも根本的に違う自転車だと思っているからなんだと自分自身は理解しています。

クロスバイクはロードバイクの劣化版ではありませんし、クロスバイクの延長上にロードバイクがあるとも思いません。
スポーツサイクルであるという共通点を除けば、根本的に違う自転車だと思っています。

通勤目的だと、正直クロスバイクのほうが使い勝手が良かったりしますし、実際のところロードバイクに買い替えて以降、ロードで通勤ということはほぼ無くなってしまいました。
通勤に使わなくなった理由は他にもあるので、必ずしも自転車タイプの問題ではないのですが。

違うタイプの自転車を体感できたという意味で、最初からロードバイクにしておけば良かったと思ったことは正直ないんですね。
このあたりは人それぞれ価値観が違うかもしれないので、もしかしたら最初からロードバイクにしておけばよかったと思う人もいるかもしれませんが。

当サイトの読者様の例

何度も様々な情報を頂いている読者様の例ですが、この方はアルミのロードバイクからスポーツサイクルの世界に入っています。
ホイールをグレードアップしてチューブレスにしてロングライドしたり、私が聞いている範囲ではロングライドも結構な距離を走っている方です。

ちょっと前に通勤用にクロスバイクも買ったというお話でした。
ロングライドはロードバイクで、通勤はクロスバイクでという運用のようです。
通勤用のクロスバイクは振動吸収性重視のタイプを選んだそうで、タイヤも40c、フロントサスペンション付きのモデルにしたそうです。

《在庫あり》CENTURION(センチュリオン) 2018年モデル CROSSLINE COMP 50 (クロスラインコンプ 50)

私が想像するにですが、この方はロードバイクにキシリウムエリートUSTを入れて以降、乗り心地の良さにハマったのかなと考えています。
それで通勤用クロスはこのようなスペックなのかなと。

見ればわかるように、このクロスバイクはロードバイクとは対極な方向性です。
振動吸収性重視、安定性重視、スピードよりも乗り心地というスペックのクロスバイクです。
どう見てもロードバイクの劣化版ではありませんし、このクロスバイクの進化版がロードバイクだとは思いません。
全く違う方向性のスポーツサイクルです。

ロードを目指しているようなスペックのクロスバイクもありますが、ロードバイクではありませんし、乗り味もやはり違います。

どうしても迷うなら、フラットバーロードを買えばいい

クロスバイクとは別物で、フラットバーロードというものもあります。

クロスバイクとロードバイクの違いについて、初心者さんが勘違いしがちなことがあります。
ハンドルとコンポの違いだと思っていませんか?

クロスバイクとロードバイクの違いは、実はフレームのほうです。
ジオメトリという寸法図がありますが、

クロスバイクとロードバイクの走りの違いを出すのは、フレームの設計です。
わかりやすいポイントでいうと、図のCに当たる部分をチェーンステイ長とかリアセンターとか呼びます。
要はペダルから後輪までの距離ですね。

クロスバイクはここが異常に長く、ロードバイクは短いのです。
目安ですが、ロードバイクはほとんどの車種でチェーンステイ長が410mm以下。
クロスバイクだと、ジャイアントのエスケープRXとかだと425mmくらいですが、長いものだと450mmもあります。

ペダルと後輪の距離が短いと、ペダルを踏みこんだ時にダイレクトに反応するようなイメージになるので、加速性が上がるんですね。
これがロードバイクのフレームの特徴。

クロスバイクのフレームはあえてチェーンステイ長を長めにしている者が多く、なぜかというと低速でも安定性が増すからです。
クロスバイクの場合街乗りも想定していますので、ヒラヒラフラフラするような設計では危ないわけで。

フラットバーロードというのは、ロードバイクと同じフレーム、もしくは極めて近いフレームを使っていながらもフラットバーハンドルにしているタイプです。
迷うならフラットバーロードを買えば、ロードバイクが欲しくなったらハンドルをドロップハンドルに変えて、STI付ければすぐにロードバイクに変わります。
クロスバイクではフレームの違いからドロップ化してもロードみたいな走りにはなりません。

【2018年モデル】フラットバーロード特集!フラットバーでもスピードにこだわりたい人向けの一台を。

気を付けたいのは、フレームがクロスバイク用なのに、コンポだけロードコンポにしている自称フラットバーロードです。
上のリンクでフラットバーロードを取り上げているので、参考にしていただければ。

個人的にはクロスバイクを経験するというのは全然アリだと思います。
金銭的な損得でいうと違うのかもしれませんが、クロスバイクを経験できたということに意味があるのではないでしょうか?

こういうのっていろんな考え方があると思います。
ロードバイクでも、最初に10万くらいの買ったけど、もっといいロードバイクが欲しくなって買い替える人もいますよね。

これを【最初から高いもの買っておけば得したのに】と思う人もいれば、【いや、10万のロードでいろいろ勉強できたという経験値が大切】と思う人もいるでしょう。
なのでご自分の性格を考えて、今後ロードバイクが絶対に欲しくなると思うなら最初からロードバイクという選択肢でもいいと思いますが、通勤だったらクロスバイクのほうが便利な気がします。
とりあえずクロスバイクでもいいんじゃないかと。




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