失敗は遠回りだとは思わないこと。私が過去にミスった事例をひたすら晒します。

ロードバイクに乗る上で、様々な失敗をすると思います。
それこそ、ロードバイク選びですら失敗ということはありますし、メンテナンスでも失敗することはあります。

それを単に【失敗】で片づける人と、【経験】と捉える人では大きな違いがあると思っていまして。



様々な失敗を得ること

最初から失敗せずに、ひたすら成功だけ収めているほうがいいのかというと、個人的にはそうでもないような気がします。

チューブ連続爆破事件

私自身のロードバイク生活での最大の失敗事件は何だろうと思い返した時、一番はR-AIR連続爆破事件かなと思っています。
これは何かというと、まだ初心者のころ、パナレーサーの軽量ブチルチューブのR-AIRを試した時のことです。

その当時、私は確か本を頼りにチューブ交換の技術を得ていました。
チューブ交換時のバルブの噛み込みを防ぐために、バルブを押しまくるという技術がありますよね。

これは何かというと、タイヤ内にチューブを入れた後、バルブをつまんでリム側に押すことです。

ここをつまんで、

リム側に押す。

これはどういう技術なのかというと、バルブのところはタイヤで噛み込みが多いので、タイヤ内にバルブ部がきちんと入るように押し込むことです。
きちんとタイヤ内に収まっていれば、ズボっという感覚があります。
噛み込みしていると、ほぼバルブが押し込まれず動きません。

今となっては技術と言うほどのことでもありませんし、当たり前すぎることなのですが、その当時読んだ本にはそんなことは書かれていませんでした。

で、これを知らずにパナレーサーのR-AIRを数本買ってきて、セットしたんです。
その結果、空気を入れている段階で4,5本爆破させました・・・

グッ、グッ、グッ、パーーーーン!みたいな感じです笑

まあ、数分の間に約1万円が消えてなくなりましたw

なんでだろうと思って馴染みの店員さんに聞いたところ、バルブ押し込んでなくね?という話になったわけです。
これは明らかな失敗なのですが、こういう失敗をすると、それ以降はちゃんとしなきゃという感じで覚えます。
身銭を切って覚えたことって頭の中だけでなく身体で覚えるので、この技術は私にとっては思い出深いものです。

これも運がいいと、空気入れただけでは破裂しません。
その代わり、走行中に急に破裂することがあります。

走行中に破裂していたら大惨事です。



輪行袋買ったけど、まともに練習もせず

これはクロスバイク時代の失敗ですが、輪行袋を買ってまともに練習もせずに遠出して、いざ使おうと思ったらうまく収納できずに困ったことです。
この時はタイオガのコクーンという前輪だけ外すタイプでしたが、どうやってもうまく収納できず、諦めて自走して帰りましたw

今思うと、そもそもコクーンのように前輪しか外さないタイプ、しかもサドル剥き出しというのもどうなんだと思うところはあります。
いろいろ含めて反省です。

プーリー洗浄後からリアディレーラーが不調に

これもクロスバイク時代の話ですが、プーリーを外して洗浄した後から、リア変速がものすごい不調になりました。
だいぶ昔の話なのでハッキリとは覚えていませんが、確か変速するとチェーンがプーリーから脱落したような・・・

リアディレーラーのワイヤーがおかしいのかと思い、ワイヤー調整したらドツボにハマってしまい、もはや修復不能。
丸一日考えてやっとわかったのは、プーリー(下)には方向性があり、付ける方向を逆にしていただけでした。
それに気が付いて元に戻したらプーリーから脱線することはなくなりましたが、ワイヤー弄りすぎて変速がメチャクチャになってしまっていたので、そっちを直すにも時間がかかった思い出があります。

異音⇒シートポストを疑い、シートポストの砂を綺麗にした

ペダリングするとどこからともなく異音が起こるようになった時のこと。
ショップに相談したところ、シッティングで鳴る?ダンシングで鳴る?片足ペダリングは??といろいろ聞かれたので、とりあえず試してみますとシッティングやダンシングを試した結果、シッティングで異音がするもののダンシングでは異音がしてないように感じられたので、シートポストを疑いました。

シートポストを抜いたところ、砂だらけだったので綺麗にしてみたものの、異音は全く変わらず。

ショップにシートポストが砂だらけだったと伝えたところ、【それ、カーボン用の滑り止めグリスだよ】と言われ、もう一度塗ってもらうことに。
ちなみにこの時の原因はペダルでした。

ステム交換後、コラムスペーサーが不足

これもクロスバイク時代ですが、ステムを交換したところコラムスペーサーが足りない(微妙に隙間が残る)になってしまったのですが、どうしたらいいのかわからずにそのまま乗って自転車屋へ。

ステムにも高さがあり、ステム交換後にコラムスペーサーが足りなくなることがあることを知らず、そのまま乗ってしまいました。

ショップまでの数キロだけでしたが、こういうことするとヘッドパーツを壊す原因になります。

ヘッドのガタを知らずに

ロードバイクを買って半年後くらいの時でしょうか。
なんかリア変速がおかしいと思いショップに見てもらったところ、【そんなことよりもヘッドが相当ガタ出てるよ】と指摘されまして。

リアディレーラーの調整はチェーンの伸びだったのでチェーン交換しましたが、ヘッドのガタということの存在を知らず、そのまま乗っているとヘッドのベアリングを壊していたかもと反省。

ロードバイクのメンテナンスで、必ずチェックしてほしい場所!ヘッドの緩み

追いかけて立ちゴケ

信号待ちで左足をビンディングペダルから外して待機していたときのこと。
ドリンクを飲んでいるときに手が滑ってしまい、ロードバイクの右側にドリンクが落ちそうになったのを追いかけた結果、右足はビンディングペダルで固定されているために立ちゴケ。

堕ちそうになったものを無理に追うと、立ちゴケします。

チェーンオイル使いすぎ事件

これもクロスバイクの頃ですが、チェーンを洗浄した後にご丁寧にチェーンとスプロケなどにオイルをたっぷり振り掛けていました。
スプレー式のワコーズのオイルを使っていたのですが、昔じい様がママチャリのチェーンにこれでもかとオイルを掛けていたのを思い出し、これでもかとオイルを付けてまして。

その結果すぐにスプレーオイルがなくなってしまうのですが、あまりに頻繁にオイルを買う私に不信感を持った店員さんが【あれ?この前もオイル買ってませんでした?】と聞いてきて、初めてオイル使い過ぎを知ったわけです。

今考えると相当なアホだったなぁと思います。
そんだけオイル使うとフレームにもかなり飛び散るはずですが、クロスバイクのフレームがブラックだったので全く気が付かず。

チェーンオイルは、一本で余裕で一年以上足ります。
スプロケにはそもそも注油は不要です。

スプロケの防錆目的でオイルを使うべきという人がたまにいますが、チェーンにつけたオイルが勝手にスプロケにつきますし、スプロケにまでオイルを掛けると使い過ぎです。
汚れやすくなるだけです。

マナー違反と酔っ払い

これもクロスバイク時代ですが、輪行して夜に地元の駅に戻っていたときのこと。
今思うと完全にマナー違反ですが、駅の構内でクロスバイクを輪行袋から取り出して組み立てしてました。
外に出ると暗いので、明るいところでやりたかったのかもしれません。

ちょうどノーブレーキピストが社会問題化していた頃でしたが、酔っ払いサラリーマンが数名寄ってきて、【オニイサン、ブレーキ付いてる??】とやたらと絡んできました。
付いてますよ、といってクロスバイクのVブレーキにワイヤーを掛けているところを見せたら、【ブレーキ、よーーーし!】、【ブレーキ、確認しました!!】と酔っ払い達がコールし始めて、周りの通行人の視線を釘付けに。

駅の構内で組み立てるということがマナー違反なわけですが、目立つ場所でやるからから絡まれるんだと思い自業自得です。

当サイトではマナー問題についていろいろ書いていますが、ぶっちゃけて言うと私だって最初はマナーをよくわかっていませんでした。
一つ一つ覚えていったわけですが、マナーというのは要は他人に迷惑をかけることを慎むということです。

鍵紛失事件

私は基本、ワイヤーロックしか使いません。
ワイヤーロックを開けるほうのカギがあると思いますが、なぜかライド中に紛失したことが二回あります。

タチが悪いことに、カギ紛失に気が付くのはロックしていたものを解除する時でして。

一回はたまたま通りかかった工務店の車の人に事情を説明し、ワイヤーカッターで切断してもらいました。
もう一回はすぐそばにサイクルベースあさひがあったので、ワイヤーカッターをお借りして切断しました。

私の場合、家のカギなどと一緒にワイヤーロック解除のカギも付けているのですが、なぜか外れてどっかにいってしまったのが二回。
これが山の中とかだった日には、困っていたでしょうね。

変人と関わる事件

これは前にも書いたことですが、

【自転車は歩道を走りなさい!それが法律です!】←なぜか激怒する原付を警察へ。

いきなり後ろにいた原付に乗るオバサンにクラクション連打されて、俺か?と思い停止したことで揉めた事案です。
この時は言い争いになった関係上、スルーすると今後マズイ事態になりかねないと思ったので仕方なく警察呼びましたが、オバサンのマシンガン打線が炸裂したときに、面倒だからテキトーに誤っておいてスルーしたほうが楽だった気もします。

この時はあまりに間違ったことばかり言われたのと、相手が警察呼ぶと言っていたので、こちらから警察呼びました。
警察呼んだ理由は、オバサンがあることないことを警察に言った場合、例えば自転車乗りに殴られたとか言い出した場合に非常に厄介なことになりかねないので、無実を証明しておいたほうがいいと思ってのことです。

でも警察呼ぶと、いろいろ面倒です。
最低でも30分以上は拘束されますし。

悪そうなヤツはだいたい友達♪ではなく、ダメそうなヤツはスルー推奨です。

クリート緩み事件

事件というほどでもないのですが、これは毎回やらかします。
クリートのネジも、時々増し締めが必要です。
いつもノーマークで知らぬ間に緩んでしまい、ひどいときはネジ一本が行方不明に・・・

ロードバイクのボルトの増し締めは気を付けていますが、毎回シューズのほうはすっかり忘れてしまうのが私の悪いところです。(全然経験を活かせてない・・・)

失敗は経験と成す

あまり起こらないような事件もあるので参考にならないかもしれませんが、誰でも最初は初心者です。
初心者だから許されるというわけでもないでしょうけど、失敗や間違いは経験として、今後に活かせばそれでいいと思っています。

例えばですが、クロスバイクを買いたての頃、我が物顔でサイクリングロードで爆走していたことがあります。
今考えると恥ずかしいです。
サイクリングロードには歩行者もいるわけで、スピード出す場所ではありません。
私のせいで怖い思いをした人がいましたら、全力で謝りたいです。

メンテナンスの失敗についても、一歩間違うと重大事故につながりかねない可能性もあります。
最初から失敗しないことが大切ですが、わからないときは曖昧にせず、ショップの店員に聞いてみるなど解決していったほうがいいのは確かです。

個人的に最近気になることですが、高校生らしき私服でロードバイクに乗っている人が近所にいるのですが、フォークのコラムをカットせずにステムを一番下まで下げているのが気になります。
こんな状態ですね。

ここを適正にカットするというのは、実は見た目だけの問題ではありません。
まず、落車したときに出っ張りが身体にぶつかるとケガが大きくなります。
カーボンコラムのフォークの場合、ここは適性の長さにカットしないと、フォークの脆弱性に関わります。

というのも、カーボンコラムのフォークの場合、フォーク内側から内圧をかけて固定します。
プレッシャープラグというやつですね。

この内圧がかかる場所と、ステムで締め付ける位置の高さが合っていると、外と内から締め付ける形になるのでコラムに損傷が起こりにくくなりますが、コラムカットせずにステムを下げると、内圧がかかる位置とステムで締め付ける位置が違うため、フォークに剪断力のような力がかかりコラムが壊れやすくなります。

某社のロードバイクには、確か適正なステムの高さが見つかり次第、早めにコラムカットしろと説明書に書いてあったりします。

実は見た目の問題でコラムカットしているわけでもないんですね。

近所の高校生らしき人は、恐らくこんなことを知らないでステムをベタ下げしているんだろうと思いますが、知っているのと知らずにやるのでは大きな差が出ます。

ステムは、構造的に見れば単にボルトで止めているだけなので、ボルト緩めてスペーサーとの位置関係を変えればステムの高さは変わります。
ですが本当に大切なことはそこではなかったりします。
それこそ、ステムのボルトを締める順番を間違っても、ガタが残りヘッドパーツを痛めますし。

ロードバイク乗りにとって、最低限出来ないといけないメンテナンススキルとは?初心者でもこれだけは覚えておけ!




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