何回やってもすぐにパンクします・・・一日で空気が抜けてしまう【質問いただきました】

ロードバイクのタイヤのパンクについて質問をいただきました。

いつも記事を楽しく読ませてもらっています。
質問なのですが、最近空気を入れても一日たつとすぐになくなってしまいます。チューブも変えたのですが直りませんでした。対処法を教えてもらえると幸いです
ちなみにタイヤはGP4000s2、チューブはコンチネンタルです。





回答いたします。

パンクを起こす原因

この場合ですが、すぐにパンクしてしまうというお話ですので、原因を探る作業になります。
こういうとき、パンクの原因になりうるものはどんなものがあるのかを考えていく癖をつけたほうが、今後トラブル時には理屈立てて原因究明が可能になります。

まずこの場合、乗っていなくても空気が抜けるという意味ですので、リム打ちパンクは除外します。
その上でパンクする原因は何があるでしょうか?

大きく分けて以下の点です。
・タイヤに異物などがあるための貫通パンク
・リムテープの劣化による内側パンク
・タイヤを嵌めるときの不手際による、噛みこみパンクなど

さてこれをわかった上で、どれになりそうなのかを見ていくわけです。

まずはチューブの確認を

パンクしているわけですから、チューブに穴が開いています。
この穴がどこにあるかをまずは見ていきます。

とりあえずパンクしたチューブに空気を入れます。
この際、ブチルチューブならば、大体の場合は空気漏れの音がします。
その音を頼りに耳を近づけて、穴がタイヤ側にあるのか、リムテープ側にあるのか、バルブ付近など見ていくわけです。

音がしない場合には水につけて0でもいいですし、とりあえず次のステップに行ってもいいです。
ラテックスチューブの場合、音がしないことも多々あります。

この時点でタイヤ側に穴があればタイヤを確認すればいいですし、リム側にあればリムテープを確認します。
どちら側でもなく側面の場合、タイヤ装着時に噛みこみしている可能性が高いです。

タイヤ表面、裏側を見て触る

タイヤ表面と裏側を見て触り、異物がないか、穴などがないかを確認します。
指先でなぞるようにして、異物がないことをしっかり見てください。

小さな針金などは、埋もれていることもありよーく見ないとわかりません。
もしあった場合には、ピンセットなどで抜きます。

あとあまりないことですが、タイヤ自体の不良品のこともなくはないです。
その場合、タイヤビートが欠けているなども確認します。

私もずいぶん昔にパンクが頻発したことがありますが、その時はよーく見ないとわからない小さな針金がタイヤに刺さったままでした。



リムテープの確認

リムテープが必要なホイール限定ですが、リムテープに異常がないかの確認です。
ニップルホールのクッキリ跡がついているとか、リムテープがズレてニップルホールが一部見えているとか、リムテープ自体が捩れたり破損してないかの確認です。

もし異常があれば、リムテープを交換します。

リムテープ不要のホイールでも、リム側にササクレみたいなのがないか確認します。

タイヤ装着時の不手際

正直なところ、これが最も多い原因です。
チューブがタイヤに噛みこみしているとパンクします。
この場合、大きな破裂音を伴うことが多いです。

まず、タイヤ装着時にはタイヤレバーを使わないでください。
レバーでチューブを傷つけていることもありますし、レバー使うといいことはなにもないです。

レバー使わないとタイヤを嵌めることができないという人は、根本的にタイヤ装着の方法が悪いです。
決してパワープレーで嵌めるわけではありません。

タイヤを嵌めるときは、バルブから最も遠いところから嵌めていきます。
最後にバルブのところが硬くて嵌めづらいわけですが、そのときにバルブの反対側のタイヤをつまんで、リムの中央にタイヤを寄せます。

リムの中央は一段と窪んでいるため、タイヤをリム中央に寄せれば少し緩くなりますので、その隙にバルブのところを嵌めます。

全部嵌めた後、必ずバルブをプッシュします。
バルブをつまんで

リム側に押す。

これをやる意味ですが、バルブのところはチューブが盛り上がっているので、タイヤで噛んでしまうことがよくあります。
バルブをタイヤ内に押し込むということで、バルブをつまんでプッシュします。

噛みこみが完全に取れていれば、バルブはズボッとタイヤ内に入る感覚がありますが、バルブにズボっと感がないときは何度かプッシュしてか見込みを外します。

最後に全周に渡って噛みこみがないか、目視でチェックします。
タイヤの横から見ていく感じですね。

原因は追究するもの

何かトラブルが起こったときに、様々な可能性が考えられます。
それをどう追求していくかで、今後の対応力が変わると思いますので、とにかく考えるという思考力を持つことが大切です。

この方からは追記で、チューブに穴が見当たらないとの話がありました。
水につけてもないという話ですが、それであればバルブの不良も疑う必要があります。

さらにメールが来まして、タイヤにセットせずに空気入れて一晩放置したらどうなのかということを聞いていたのですが、やってみたら翌朝にはチューブが真っ二つに割れていたという話です。

ただお話を聞いたところ、

管理人さんに言われた通りチューブだけで空気が抜けるかを試したところ50barだけ入れたら朝にチューブがまっぷたつになっていました

50Barはどうやっても入りませんので50Psiだと思うのですが、家にあった要らないチューブで試してみましたが、チューブ単体で50PSIも入らないです(はじけそうで怖くて)。
10PSI入れただけでも破裂しそうですし。
なのでこの真っ二つは、単に空気入れすぎただけなんじゃないかと思います。

もしかしたらここに小さな穴があって、そこに空気を入れたことで真っ二つになった可能性もありますが、この状態ではリム側、タイヤ側などを判別できません。
可能性としては、バルブ付近で何かあったのではないかということくらいです。
可能性として高そうなのは、タイヤ装着時の不手際かなと。

とりあえず、タイヤをよーく見て触って、リムテープを確認し、それでも問題がないようならチューブ交換時の不手際の可能性が高いかと。

バルブの不良はそこまで多くない上に、チューブ替えても同じことが起こっているようなので、スローパンクで微小な穴が開いている、そしてその原因として上記3点を見逃している可能性が高いのではないかと思います。


Continental – Grand Prix (グランプリ) 4000S II フォールディングロードタイヤ (ツインセット、25c)




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