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E-BIKEなどリチウムイオンバッテリーの充電について。いろいろご意見いただきました。

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先日ちょっと触れた、E-BIKEのバッテリーの劣化と充電についてなのですが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/7667

 

バッテリーの劣化と充電について、いくつかご意見を頂きました。
結局のところどうするのが正しいのか、メーカーにも聞いてみました。



頂いたご意見

E-BIKE等につかわれているバッテリーの種類によっては、完全放電の前に充電する方が、バッテリーを痛めません。
リチュウムイオン系はメモリー機能が働かない為、いつでも充電してください。
逆に完全放電させると、一気に痛みます。
ニッケル水素系は完全放電の少し前で充電して下さい。少ししか使っていない状態で充電すると、メモリー機能が働き、良くないです。

まず頂いたご意見です。
これについて【いつでも充電してください】という表現が気になったので記事に書いたのですが、
http://roadbike-navi.xyz/archives/7694

 

さらにこの方からは返信いただきました。

すみません。PCからの送信は迷惑メールで遮断しているもので。
私は普段RCでバッテリーを酷使しているもので、リチュウムイオン系のバッテリーは熱を持っている状態で充電すること以外は、気にすることは無いと思います。
充電によって劣化することは、余り気にしないで良いと思います。経年劣化の方が大きいと思われます。

続いてのご意見です。

コメントをしようとしたのですがなんだかうまくいかないのでこちらで失礼します
“リチウムバッテリーを長く使うには”という内容でしたので、昔かじってたこともあり筆をとりました
結論からいうと「低い充電率をキープしてこまめに充電をする」のが一番長く使える使い方です
ですが、人間的に低い充電率は怖いですし前記事でパワーが落ちるとあったので
今ブログ主さんがされてるような「三割程度になったら充電する」方が現実的で長持ちな使い方なのではないかなと思います
高い充電率でのこまめな充電も悪いことではないのですが、満充電から小さい放電深度(使用した割合)を繰り返してしまうと、パワーは出るんですが良く反応してしまうので劣化は早くなります
簡潔にいうと、”高温、高充電率、100%から0%まで使いきるような大きい放電深度”を避けるように使うと長く使う事ができます
詳しいことは下の資料やブログを参照下さい
最後にはなりますが、
物を長く大切に使おうとするのは日本人の美しいところだとは思いますが、長く使おうとして大事な時に電池がなくなって使えないのが最悪の状況ですので、自分に合ったやり方で使うのが一番じゃないかなと私は思います
乱文失礼しました

良く使われる資料↓
https://batteryuniversity.com/learn/article/how_to_prolong_lithium_based_batteries良くまとめられてるブログ↓
https://www.google.co.jp/amp/s/dalary.exblog.jp/amp/25168703/

続いてのご意見です。

横から失礼します。
リチウムイオンバッテリーの場合、サイクル回数の劣化度合いは放電深度により異なるとの報告があるそうです。
つまり、あまり使い込みすぎないうちに、充電してあげた方がバッテリーに優しいということになります。
ただし、そこまで気にするほどの差では無いそうですので、〇さんが書かれているように、高温になる充電(急速充電や、フル充電近辺での繰り返し充電【差しっぱなし】、高温下での充放電)を避けることが肝要かと存じます。

資料については、リチウムイオンバッテリー、劣化、DOD、サイクル回数、等でググるとすぐに出てくると思います。

こちらの方はあまり使い込まないうちに充電したほうがバッテリーに優しいとあります。

 

実際のところ、バッテリーが劣化しやすい充電というのは何なのか、大手メーカーに聞いてみました。

メーカー側の推奨

A社

バッテリー残量が20パーセント程度かそれ以下になったときに充電するのが最も良い。
充電回数が増えるだけでもバッテリー自体の劣化があるため、残量が多い状態で充電を繰り返すと、それだけでもバッテリーの劣化が起こる。

B社

バッテリーが空にならないようにし、なるべく使った状態から充電して欲しい。
充電回数によって劣化が進むことがわかっているので、残量が多い状態で充電をすることを繰り返しているとバッテリーが劣化する。

メーカー側の推奨としては、2社ともに同じで【なるべく使って20%程度の残量になってから充電したほうが劣化が少ない】ということでした。

 

私自身がやっている充電方法で間違いないということです。



まあ、所詮は消耗品ですので

私はE-BIKEと呼べるようなものではなく、電動アシストのママチャリを通勤時に使っていますが、3年弱使っていて、正直そろそろ交換時期かなというところにきています。
通勤時は往復で8キロ弱毎日乗り、最大13%の勾配を登っているのですが、新品バッテリー時は5日くらいは持ちました。
最後の一日は登りが重くなる感じでした。

 

今ですが、充電して3日持つかどうかです。
激坂の登りは、充電初日は快適ですが、2日目以降は激重です。
内装ギア3段付いていますが、一番軽いギアにしてアシストをマックスにしても、結構重く感じます。

 

バッテリーも寿命がありますので、まあそろそろだなぁとは感じています。
とりあえず、貧乏性なのであと半年くらい使って考える予定ですが。

 

最近は各社、E-BIKEを出してきています。
サイクルモードなどでも試乗車をたくさん出しているようですが、まあ新品バッテリー時にはそりゃ快適でしょう。
ロングライド繰り返していればバッテリーも劣化していくので、バッテリーは消耗品と考えいつかは買い替えです。

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バッテリー、結構高いんですよね・・・

 

私の電動アシストのママチャリでも、バッテリー単体で買うと4万弱します。

 

そこまで知ったうえでE-BIKEを買うのはいいでしょうけど、いずれ高く付くということも知っておいたほうがいいと思うんですね。

 

あと、海外で売れているE-BIKEというのと、日本で販売されているE-BIKEについては原則として別物です。
というのも、日本の法律上、アシスト比率などには大きな制限があるためです。

人力と電力補助の比率は最大1対2(10km/h以下)。10km/hから24km/hまで徐々に比率が下がり、24km/hで補助はなくなる[6]。最大出力は規定されていない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%8B%95%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A

 

詳しい法律のほうは読んでもわかりづらいので載せませんが、時速10キロ以下ではアシスト力が人力の二倍まで出ます。
時速10キロ以上だとアシスト力が徐々に弱まり、時速24キロでアシスト力が終了するように設計されているのが日本の法律です。

 

これが海外だと事情は異なります。
EU圏だと時速25キロまでアシスト、最大出力は750w。
カナダやアメリカでは、時速32キロまでアシストしてくれますし、出力も結構大きいのです。

 

日本では時速10キロいかだと人力の2倍までアシストしてくれて、最大出力は規定されてないのですが、時速10キロ以下で人力で1000wというのもおかしいですし、事実上日本が最も規制がうるさいといえる訳です。

 

海外でE-BIKEが流行っている・・・といっても、根本的に別物だと思ったほうがいいと思うんですよね。

 

電動アシストのママチャリとE-BIKEでは、アシストユニットが違うのですが、E-BIKEのほうが自然なアシスト力が働くと言われています。
個人的にはそれほど差を感じないのですが・・・

 

電動アシストの自転車で楽に坂を登ろうとすると、後ろ重心でペダルにはそっと力を乗せる程度のほうが進みます。
ガシガシ力を入れて踏むと、アシスト力が落ちるんですね。
速度が上がるとアシスト力が弱まる設計だからです。

 

なのでロードバイクとは違う変なペダリングが身に付く可能性があるので、今後アシストが付いていないロードバイクなどに乗りたいという気持ちがあるのなら、個人的にはオススメしていません。

 

脚力がない人でもヒルクライムできるとか、そういうメリットがE-BIKEには確かにあります。
ただし、平坦で仲間についていけないから(千切れてしまうから)E-BIKEを選ぶというのであればナンセンスです。
なぜなら、時速24キロまでしかアシストしてくれないので、それ以降は重い自転車でしかありません。

 

E-BIKEは、使い方次第ではアリだと思うところもありますが、今後アシストが付いてないスポーツサイクルに乗りたいという希望があるのであれば、正直オススメしません。

 

ちなみに私が電動アシスト自転車を通勤に使う理由ですが、正直なところ激坂対策です。
13%の勾配が200mくらい続く場所があるので、トレーニングと割り切ればいいのかもしれませんが、毎日仕事で疲れたあとに登りの練習をする気力は正直ありません。

 

話がそれましたが、バッテリーはあくまでもある程度使ってから充電がベストのようでした。
あと、このサイトを読んでいる方のほぼすべての人は、E-BIKEというものに興味がないと思います。
興味と言うのは、あくまでも欲しいかどうかという意味での興味です。

 

スポーツサイクルですから、人力でスポーツしたほうが楽しいと私自身は考えています。

 




コメント

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