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コンチネンタルGP5000TLの転がり抵抗!Bicycle Rolling Resistanceの結果から。

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コンチネンタルの新作チューブレスタイヤ、GP5000TLについて気になっている人も多いと思いますが、Bicycle Rolling Resistanceにて転がり抵抗の実験を行っています。
新作チューブレスタイヤの期待の星となれるのか、どうでしょうか?




GP5000の転がり抵抗

Rolling Resistance 120 psi / 8.3 Bar 8.3 Watts
CRR: 0.00249
Rolling Resistance 100 PSI / 6.9 Bar 8.9 Watts
CRR: 0.00267
Rolling Resistance 80 PSI / 5.5 Bar 9.9 Watts
CRR: 0.00297
Rolling Resistance 60 PSI / 4.1 Bar 11.6 Watts
CRR: 0.00348

この数字だけ見ても意味がわかりづらいと思いますので、ほかのタイヤとの比較です。

Vittoria Corsa Speed (open TLR) 7.7w
Continental Grand Prix 5000 TL 8.3w
Vittoria Corsa Speed (tubular) 9.1w
Continental Grand Prix TT 9.9w
Continental Grand Prix 5000 10.0w

※上位5タイヤの転がり抵抗。
※空気圧は8.3Bar時の比較

 

このように、この比較だけを見ると転がり抵抗はかなり低いことがわかります。

転がり抵抗が低い=よく転がると言う意味ですよ。念のため。

転がり抵抗の差

これは実験室データなので、実走とはちょっと異なります。
異なる要素ですが、まずクリンチャーとチューブレスでは、実走する際は同じ空気圧とは限らないからです。
一般論としては、チューブレスではリム打ちパンクが起こりませんので、チューブレスのほうがクリンチャーよりも空気圧を下げて運用します。

 

しかし空気圧を一段階下げても、クリンチャーのGP5000よりは転がり抵抗がいいともいえますので、なかなか良さそうなタイヤといえます。

問題は重量面

恐らくこれを懸念している人が多いと思うのですが、GP5000TLのネックは重量面で、カタログ値で300gあります(25c)。
転がり抵抗で最高の数字を記録しているヴィットリアのコルサスピード25cではカタログ値が240gなので、この差はねぇ・・・と思ってしまう人もいるでしょう。

 

ただしこれだけ見るのも間違いで、GP5000TLはチューブレスレディタイヤではなく、チューブレスタイヤです。
なのでシーラントが不要。

 

一般的なチューブレスレディタイヤの場合、最低でも30ml程度はシーラントを入れるので、それも込みで見たらそこまで差は大きくない・・・ところまでは行きそうです。
しかしチューブレスタイヤといっても、パンク対策でシーラントを入れることもあるでしょうから、GP5000が重いということには変わりない気がします。

 

GP5000TLは先ほども書いたようにチューブレスタイヤのため、エアー漏れ防止のプロテクター(インナーライナー)が付いているそうで、それが30g程度重量増加させる原因のようです。
チューブレスレディタイヤとの重量差はここに原因があるようですね。

パンク耐性


Continental Grand Prix 5000 TL Tyre

 

サイトのデータを見る限りでは、耐パンク性能もなかなか高そうです。
ただしパンクについては運の要素が大きいので、こればかりは何ともいえませんね・・・

GP5000TLは買いなのか?

これがすごく難しいところです。
確かに転がり抵抗も低く、耐パンク性能も良好。
ですがネックになるのはやはり重量ではないでしょうか?

 

私は最近、ヴィットリアのオープンコルサCX3(210g)からコルサ(245g)に変えました。
確かに、この35g差は体感できる要素です。
だいぶ慣れてきましたが、それでもちょっとタイヤが重いなぁと感じる場面はあります。

 

転がり抵抗の低さでもヴィットリアのコルサスピードのほうが上ですし、重量面でもコルサスピードのほうが軽いわけですので、なかなか難しいなというのが実情でしょうか?

 

ただしタイヤと言うのは転がりが良くても、軽くても、それだけで満足いくかというと違います。
最終的にはフィーリングです。

 

チューブレス派の人は、クリンチャーに比べるとタイヤの種類も多くはないのですが、GP5000TLも一度試してフィーリングを確かめる価値はあるかと思います。

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