BB30とBB30Aの異音問題。実際にCAAD10をお持ちの方より、ご意見いただきました。

先日、CAAD12に採用されているBB30Aの話を書きました。

キャノンデールに採用される、BB30Aは忌み嫌うものなのか?

この件について、CAAD10(BB30)に長年お乗りの方から、メールいただきまして。



BB30の異音問題

この方は以前にバイク自慢のコーナーでも紹介した方なのですが、メールいただきました。

先日のBB30Aは避けた方が良いかとの記事読ませて頂きました。

これについて、BB30フレームに乗って8年目になる私から、ある程度の結果?みたいなものを共有したいと思いまして、連絡致しました。
これからのお問合せに役立てて頂ければと思います。

先ず異音に関してなのですが、これに関してはBB30でもBB30Aでも、結局はパキパキ鳴ってしまいます…
BB30 と30Aは幅が違うだけで同じベアリングですので、自分が乗ってきた車体では漏れなく音鳴してくれてました。
30→24mmのアダプターも装着して試してみましたが、BB30が音鳴しない時に付けたものは音鳴せず、鳴ってから付けたものは結局音鳴してました。

これについて、メーカーの方に直接相談したり、フレームを送って確認してもらった結果出てきたのが、「グリス、洗浄不足」というものでした。
先ず洗浄不足の部分ですが、BB30系のクランクは、やたらと砂詰まりを起こします。シマノBBみたいにベアリングのシールドがしっかりしていない+24mmクランクよりも隙間が大きい為砂が入り易く、その結果石臼のような状態になることで異物が混入し、音鳴に繋がるみたいです。シマノのBBを以前から使っていた方であれば、ある程度洗浄しなくても大丈夫と認識があるかと思われますが、その認識の結果BB30の方では異音が出てしまうということです。

またグリス不足についても同様に、雨風に弱くグリスが直ぐに流出してしまう為、グリス不足になり、ベアリングが砂とかから保護できずに傷が入り、音が鳴る要因になってしまっているみたいです。
実際フレームを送りつけ戻ってきた際に、BB周りがとてもキレイに掃除されており、シマノグリスがこってり盛られた状態で返ってきました。その状態を維持したまま乗り続けたところ、私の異音による悩みは無くなりました。

結論としまして、シマノみたいに頑丈なBBでは無いので、クランク、BB共に小まめに洗浄、グリスアップをしてキレイな状態を維持すれば大丈夫でした。初心者からプロまで使えるシマノに比べて、少し上級者向けなBBかもしれないですね…

というお話でした。

まとめると、
・BB30でもBB30Aでも、ちゃんとメンテナンスしないと異音発生する
・異音発生の問題はメンテナンスの問題であり、シマノBBのような耐久性がないため、頻繁に洗浄やグリスアップが必要
・ちゃんとメンテナンスすれば、BB30やBB30Aでも異音トラブルは起こらない

こういうお話でした。

初心者向きではないかもしれませんが

BB30もBB30Aも、ベアリングを直接フレームに打ち込んでいる関係上、どうしても異音トラブルに悩まされる方が多いです。
実際のところ、CAAD10時代ですが、【CAAD10欲しいけどBB30だからなぁ・・・】と躊躇する声は結構ありました。

ただしやることをしっかりやれば、異音トラブルは起こらないようです。
その【やること】というのが、初心者にはやや難易度が高いかもしれません。
初心者が手出しするような場所ではないので、BBのメンテナンスについてはプロショップに依頼したほうがいいでしょう。

この話を見て、【BB30やBB30Aのバイクは初心者に向かない】という結論を言いたいわけではありません。
きちんとメンテナンスすれば問題ないですが、そのメンテナンスは初心者には難易度が高いというだけの話です。

結論ですが、
・BB30はきちんとメンテナンスすれば異音問題は起こりにくい
・ほかのBBに比べると、メンテナンス頻度は上げないと異音のトラブルが起こりやすい

個人的にはなぜキャノンデールがBB30にこだわるのか、理解しがたいところはありますが、フレーム性能には定評がありますので、人気が高いのは間違いありません。




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