ピンチをチャンスに変えること。

普段ユーチューバーの動画とか一切見ないのですが、読者様との話の中で、ある自転車系ユーチューバーがブルベ不正参加疑惑でネット上が荒れていると聞きまして、見てみました。
正直なところ、真相についてはサッパリわかりませんし、そこについては何も評価しません。

ただ、もったいないなと思うところがありまして。



ブルベ不正参加疑惑

https://randonneurs.tokyo/?p=9164

ご本人がユーチューブで話している内容で書きます。

・Kさんがブルベに参加

・参加者リストに名前がなかったので、不正参加ではないかと疑われる

・入金が遅れたために、参加者リストに名前がなかったのではないかと釈明。
完走したメダルも貰っているとのこと。

・一緒に走った人の中に、実はエントリーせずに参加していた人(つまりは不正参加者)がいて、ブルベのルール上不正参加者と一緒に走ることが禁止なため、自分も失格となってしまった。

・一緒に走った人が未エントリーだとは知らず、後日、本人より申し出があって初めて知った。

・Kさんも不正扱いになってしまうため、一定期間ブルベに参加できなくなった

こういう流れのようです。
それが本当なのかについては、本人が語っているのですから、本当なのでしょう。
ただ、釈明動画を見て、もったいないなと思ってまして。

明石市市長から学ぶ

確かに、この流れでは、Kさんは被害者であるとも言えます。
しかし、ネット上で炎上しているのですから、被害者であるというスタンスで釈明すると、再炎上しかねないと思うんです。

理由は、その経緯はどうであれ、ルール違反には変わりないから、です。

ちょっと前に、明石市長が市職員に暴言を吐いて炎上した事件がありましたよね。
この時、最初の報道では、後半部分がカットされていた音声だったために、市長に非難の声が殺到しました。

それに対し、あるメディアがその暴言と言われた全文を公開したところ、【これは市長の熱い思いから出た言葉で、暴言自体は許されるものではないにしろ、むしろ市長としてはよくやっているのではないか?】という世論の流れが出来ました。

この時点で、市長も【俺は正しいんだ】と主張することもできたかもしれませんが、言い訳もせずに辞任する道を取りました。
この事件、炎上からむしろ賞賛の声に変わって行ったとも言えます(全てではないですが)。

要は、【悪いものは悪いと認めて、余計な言い訳をしない】という潔さで、炎上から好感度を上げることに成功しているとも言えます。

私見ですが、Kさんについても、被害者であるというスタンスではなくて、ルール上は悪いことには変わりないのだから全て自分の責任です、というスタンスで動画を作っていれば、もうちょっと違う価値観が生まれたのではないかと思うわけです。

お前ごときが何を偉そうに・・・と思う人もいるかもしれませんし、それはその通りなのですが。
なんかもったいないな、と思ったのは私だけではないのではないでしょうか?

不正参加していた方はお知り合いのようですし、全く見ず知らずの人と一緒に走った結果、その人が未エントリーだったというのならまた話は違うかもしれませんが、結果的にルール違反を犯した事実には変わりないと思うので、被害者であるという観点で釈明したのはもったいないなと思ってしまいました。

ユーチューバーは一般人なのか?

あまりユーチューバーという人たちに興味はありませんが、意味合いとしては準芸能人みたいな存在だと思ってます。
一般的な知名度は高くないものの、その分野での知名度は高いでしょうし。

全くの一般人というわけではないと思うんですね。

一般人だろうと芸能人だろうと、何か変わるわけでもないのですが、人から好かれると同時に、叩かれる存在にもなるわけです。
人気商売的な意味で芸能人に近い存在だと思いますが、せっかくの釈明なのですから、もったいないと思うのが私の考え方です。

時々、いろんなロードバイクの記事をユーチューブで動画として編集したら?という提案を受けることがあるのですが、私は絶対にしません。
理由ですが、覚悟がないからです。

私も本業ではある意味では名前を売る仕事をしていますし、ユーチューブで流すことで本業にも影響が出かねませんし、そんな勇気も覚悟もありません。
そういう意味では、ユーチューバーの人ってある意味凄いなと思うのですが。
どこに行っても正体がバレるなんて、私には無理です。

私の職場の近くに、数年前まである政治家がいました。
国会議員ではなく、地方団体の議員さんです。

その方、かなり奇抜なファッションで有名でして、いろんなところで【松屋で飯食っていた!】とか【どこどこで車運転していた】などとどうでもいいレベルの目撃情報は聞いてました。
正直なところ、一地方団体の議員なんて、ほとんどの人は顔も知らないと思うんです。
松屋で飯食っていたとして、普通は気が付きません。

それが奇抜すぎるファッションで有名だったために、顔は知らないけど存在は知っているという形になっていて、どうでもいい目撃情報が相次いでました。
議員さんですから、ある意味では顔や存在を売る仕事とも言えますので、その方の戦略がそうだったのでしょう。
でも私にはとてもマネできませんし、したいとも思いません。
飯食っているだけで存在がバレるとか、私生活に制限がかかるようで私には無理です。

なのでユーチューバーの人も凄いなと思うところはあります。

いろんな自転車界の盛り上げ方ってあると思うんですが、私はあの人の方向性についてはやや疑問を持つことがありますが、私なんかよりもはるかに自転車界に影響を持っているわけで、自転車業界に対する貢献度は高いのだと思います。
それを利用しようとする、メーカー側には霹靂するところはありますが。

何でもかんでも褒め称えるような方向性は私とは違うなと思うところですが、あの人の動画を見てロードバイクに乗り始めた人もいるんでしょうから、やはり貢献度は凄まじいのだろうと思ってます。




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