報道のあり方について思うこと。

昨日書いた記事で、首都高を時速50キロで駆け抜けるロードバイクという記事を書きました。

首都高にロードバイクが侵入!時速50キロで走行?【事件】

これについて、いろんな方からメッセージを頂いているのですが、私も同感だと思うところがありまして。



本当に50キロも出てる??

こちらがその動画です。

各メディアでは、自転車は時速50キロで走行とあります。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190217-00000021-jnn-soci

動画の右下に、自動車の走行速度が表示されています。
自動車は時速50キロ超で走っていて、ロードバイクに追いついています。
その後、ロードバイクと等距離で走っている分には、表示速度は30キロ前半なんですよね。

トンネル内では、自動車の速度表示が出ていません。
これは自動車の速度が30キロ以下になっている状態です。
序盤のほうはやや下り坂になっているようですが、その状態でロードバイクの速度は31キロとかそんなもん。
トンネル内では、ロードバイクの速度は30キロ以下になっているんですよね。

なぜこの状態で【首都高を自転車が50キロの速度で走行】という報道になるのか、正直理解できません。
もちろん、動画には写っていない場面にて、ロードバイクが50キロ出ていた可能性もありますが、正直なところで言うと、このライダーの実力を推測するに、急な下り坂くらいでしか時速50キロは出ないでしょう。

いろいろ総合して考えると、ロードバイクが時速50キロで走っていたという証拠はどこにもありません。

ロードバイクが高速道路を走った、という事実については、間違いなく違反ですし、何ら擁護できるポイントはありません。
しかし【時速50キロで走行していた】という証拠はどこにもありませんし、むしろ【自転車ってそんなにスピード出るの??】とか【自転車で時速50キロなんて危ないだろ!】という、事実ではないことに対する批判も浴びると思うんです。

こういう報道を見ると、なんか悪意を感じます。

もちろん、悪いのは走ってはいけない高速道路を走るロードバイクです。
その違反自体は当然糾弾されるべきですが、時速50キロで走行というのは、なんか報道の悪意を感じるのですが、皆さまはどうお感じになるでしょうか?

広告についても

近年、当サイトも含めてですが、様々なロードバイク関係のサイトは増えています。
ユーチューブもそうですよね。

で、そういう個人のサイトだったり、ユーチューバーだったりを利用する企業は増えています。
それ自体について悪いことだとは思わないのですが、【これは企業から依頼を受けた広告なんですよ】ということは明示するべきだと思うんですね。

正直なところで言うと、当サイトも今現在、ある企業から商品の提供を受けてインプレ中のものがあります。
これは当サイトでは初の案件ですが、当然ですがどこから提供を受けたのかを明記します。
(まだ記事にはしていませんが)

ところが他のサイトさんを見ると、商品の提供を受けていることを意図的に隠して、あたかも自分で買ったかのように書いているサイトが非常に多いです。

一時期、ステルスマーケティング(ステマ)が問題視されていました。
ステマというのは、宣伝目的であることを隠して宣伝行為をすることです。
一方、ステマが問題視されてから出てきた手法で、インフルエンサーマーケティングというものがあります。
インフルエンサーマーケティングもステマに似ていますが、大きな違いは【商品の提供元を明示するなどして、広告であることをハッキリさせること】です。

個人サイトはそういうモラルが低いので、いまだにステマしまくっているサイトやユーチューバーも多いですが、こっちから見るとわかっちゃうんですよね。
何しろ、うちが断った案件をやっていたりしますので。

うちみたいに個人でやっているサイトが報道と呼べるのかは果てしなく疑問ですが、こういうところに【モラル低いなぁ】と思うところはあります。

インプレしている人が、本当に良い商品だと思って書いているならいいですが、実際にはそうではないケースも多いという話も聞きます。
他社のパーツと比べてさほど差があるわけでもないのに、やたらと褒め称えてみたりなど、無理感が生じるだけなんですけどね。

ちょっと話は逸れましたが

ちょっと前に取り上げた件ですが、明石市市長の暴言問題でも、当初マスコミは一部を切り取って、市長が悪いという世論を形成しようとしていたのは明らかだと思います。

謝るべきポイントを間違うと、納得してもらえないと思う話。

記事にあるブルベ問題も、当事者は幕引き図ったようですが、その方々が所属している企業(当然ですが自転車系の企業)は、何らコメント出していないのも気持ち悪いなと思ってます。
こういうところに、自転車広告業界の闇があるのではないかと思ってしまうのですが、広告が溢れているこの時代、どの広告が信用に値するのか、見極める目も必要ですね。

ちなみにインプレ中のパーツですが、何度も乗ってみることで、だいぶこのパーツの意味が分かってきました。
たぶん、一回くらい使っただけではよくわかんないと思います。
何度も乗ってみたり、純正品に戻してみたりすることで、わかることってありますよね。

つい最近、サイクルエキスポが埼玉でありましたが、こういうところでの試乗は、正直真価はわかりません。
というのも、初めて試乗するときって、先入観って絶対に入っています。
先入観というのは、既にネット上に上がっているプロのインプレだったり、価格帯から見る期待感だったり。
そういう状態で、5分程度とか乗っただけで、そのロードバイクの真価なんて絶対にわかりません。

その程度の試乗で得られるものは、せいぜい【好き】【やや好き】【あまり好きではない】等のフォーリング程度です。
剛性が・・・とか振動吸収性が・・・とかたった数分の試乗でインプレしているサイトもありますが、そもそもですが自分にベストなタイヤの空気圧になっているわけではないので、そんなの分かんないです。
タイヤの空気圧を上げると、硬いバイクに感じることもありますよね。
しかもポジショニングもサドル高さを何となく合せる程度ですし、ビンディングペダル使うわけでもありませんし、本当の価値はわからないです。
間違っても、点数化したりなどは無理でしょう。
点数化しているとしたら、それは妄想に近いです。

雑誌などで有名なインプレライダーの安井さんは、やたらと何度も試乗してから記事を書くことで有名ですが、そのせいでクソ長いインプレ記事になっていたり、ポエム化していて意味不明な表現も正直なところありますが、数分しか乗らずに【剛性が】とか【振動吸収性が】とか【登りが】とか【スプリントが】などと書くサイトよりは全然マシです。

ただし、こういうイベントじゃないと乗れない車種、メーカーもあるので、どうしても乗ってみたいと思う人が試乗しにいくのは全然アリだと思います。
それ自体は否定しませんが、サイトなどで記事に出来るようなインプレは難しいです。

試乗も、本当はショップで出来たほうがいいです。
私も気になった車種については、試乗車があるショップで試乗します。
ショップでの試乗だと、ビンディングペダル使わせてくれますし、自分のロードバイクと同じポジショニングに合せてくれますし、そこそこ長い時間試乗させてくれますし、一般公道を走らせてくれるので、路面の凹凸、登り、下りなど自分が試したい場面を試せるからです。

試乗車があるショップは、どうしても都市部に限られてきますが、気になる車種の試乗ができるショップがあれば、是非とも行ってみてください。
ショップだと、表には出ていない裏話も聞けることがありますし。




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする