今だから闇の部分を語る!GIANT OCRはどうなのか?

このブログはあくまで初心者向けにわかりやすく、それでいて中級者以上にも有益な情報を、という目的で書いています。
GIANTのOCRがロードバイクなのかについて、ロードバイクに乗っている方には異論ばかりだと思いますが、あえて初心者向けに書きます。



OCRシリーズ??

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ジャイアントのロードバイクは、通販禁止というのが大原則です。
ですが通販サイトを見ると、ジャイアントのOCR2600などのロードバイクが売られています。

これって一体、どういうことなのでしょうか?

これの謎を解くには、ジャイアントというメーカーについて話さなければなりません。
ジャイアントは台湾のメーカーです。
ジャイアントの日本での販売は、ジャイアントジャパンという台湾ジャイアントの子会社によって行われます。
つまり、ジャイアントジャパンが台湾ジャイアントから輸入し、それを各自転車屋に卸すという形です。

ジャイアントジャパンは、各自転車屋に「通販での販売は禁止」と通達しています。
これを破ったら取引停止などのペナルティがあるため、日本全国の自転車屋は通販では売りません。
対面販売のみです。

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ところが、台湾ジャイアントから台湾や中国で直接買い付けて、日本に輸入すれば、ジャイアントジャパンを通していないため「通販禁止」という制約がなくなります。
このような形で日本で売られているものを、並行輸入品といいます。

OCRシリーズは、このような並行輸入品という形で日本に入ってきているため、通販で売られているのです。
なのでネット掲示板で見かける「偽ジャイアント」などの表現は、厳密にいえば間違いです。

OCRシリーズは、ジャイアントジャパンは取り扱っていない

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ジャイアントのHPを見ればわかると思いますが、ジャイアントジャパンではこのOCRシリーズは売っていません。
厳密には、過去にOCRシリーズをジャイアントジャパンが扱っていたことがあります。
ただし、今のOCRシリーズとはほぼ別物で、名前が一緒でも全く違うと言っていいバイクです

ジャイアントジャパンは並行輸入品に対して、「並行輸入品は一切保証をしない」と明言しています。
そのため、並行輸入品のOCRに初期不良があっても、ジャイアントジャパンは一切相手にしません。
また、製造過程の不具合などで重大な事故が起きても、ジャイアントジャパンは一切の責任を負わないことになります。

並行輸入品OCRの安い理由

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「ロードバイクは最低でも8万円から」と言われたりしますが、OCR2600あたりは5万円台で買えます。
これの理由ですが、スペックの問題です。

スペックの問題

今、自転車屋で売られているロードバイクは、アルミフレームのバイクでもフォークだけはカーボンです。
ところが並行輸入品のOCRは、アルミフォークなのです。

フォークというパーツは、前輪の路面からの突き上げに対して振動を吸収する必要がありますが、カーボンフォークなら振動を吸収してくれますが、アルミフォークだと振動を吸収しません。

クロスバイクだとアルミフォークのものがたくさんありますが、クロスバイクはロードよりもタイヤが太いです。
タイヤが太いと、エアクッションで振動を吸収するので成り立ちますが、細いタイヤのロードバイクだとアルミフォークは致命的に振動吸収性が悪いのです。

これが圧倒的な安さを実現している理由です。



とはいえ、お小遣いが少ない学生は高いバイクを買えません・・・

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上に書いたように、明らかに振動吸収性が悪いため、このバイクはロングライドではかなりつらい思いをするはずです。
街乗りとか、短距離の通学などには悪くないかもしれませんが、ロードらしい楽しさであるロングライドがつらく感じるというのはなかなか厳しいかと。

もうちょい予算を出して、最低限アルミフレーム&カーボンフォークのものを探したほうがいいです。
セール品だと、9万円くらいのバイクが6万円くらいまで値下げされることもあります。
とはいえ、お金がなくてこれしか買えないという人で、なおかつ街乗りとか通学程度の使い道であれば、OCRは悪くない選択肢なのかもしれません。

ただし、このOCRを後からコンポ変えたり、ホイール買えたりなどのスペックアップはしないほうがいいです。

あくまで問題なのはフレーム&フォークのほうであり、これにデュラエースつけたりなどを考えるならば、もうちょっといいフレームのバイクを買ったほうがいいかもしれませんね。

ジャイアント OCR2600

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