前から疑問に思っていたのですが、パナのクローザープラスってそんなオススメなんですかね?

当サイトでは、ロードに乗るならタイヤはケチらないほうがいいと以前から書いています。

ブレーキが効かないなら、タイヤをケチるな!ブレーキ力を左右するタイヤの質。

これの理由ですがいくつかあります。
まず、ハイエンドのタイヤは転がりが非常によく、乗り心地もいいということ。
ついで、ブレーキの制動力に関わるからです。




ただ前から読者様のメールで気になっていたのですが、【クローザープラスがオススメ】と推奨しているところもあるようで。

いいタイヤを使うメリット

タイヤをケチるな!というのは、あくまでも定価ベースでの話です。
今はウイグルでコンチネンタルのGP4000S2が激安化してますが、GP4000S2は言わずと知れたハイエンドタイヤでした。

さていいタイヤを使うメリットですが、まず転がりがいいので走っていて気持ちいいです。
下位ランクのタイヤは、ここがモッサリすることがほとんどです。

次に、ハイエンドタイヤのほうが振動吸収性がいいことが多いです。
これはタイヤの銘柄にもよるのですが、振動吸収性はタイヤサイドの薄さに関係する部分も大きいと思ってまして、サイドが薄いと縦に振動を吸収するんですね。
どうしても安いタイヤって厚ぼったいものが多いため、振動の収まり方が悪いものが多いです。

最後に重要なのは、ブレーキの制動力はあくまでもタイヤで発生するということです。
ブレーキングの力は、タイヤと地面の摩擦で発生します。
安いタイヤはグリップ力が悪いものばかりなので、どうしてもブレーキングしたときの挙動がイマイチです。

よく、

レースに出ないのだから、高いタイヤは必要ない

このようにいう人がいますが、これは発想としては逆な気がします。
レースに出ない初心者さんほど、安全性重視でいいタイヤを使って欲しいと思ってます。
そもそも、レースに出るかどうかで分けること自体がナンセンスです。

ただし、超軽量のタイヤについては、一発レース用で耐パンク性が著しく低いものもあるので、重量200g未満のタイヤは使わないほうがいいかと。

クローザープラスがオススメ?

クローザープラスをバカにするつもりはないのですが、当サイトに寄せられる質問の中で、このようなものが結構多いのです。

10万くらいでホイール買いたいのですが、10万でオススメなのは何でしょうか?
タイヤは定評があるクローザープラスに変えたばかりです。

ハイエンドのタイヤって、一本当たり定価だと8000円とか普通にします。
実売ではそこまで高くはありませんが・・・

クローザープラスって定価で3000円台だった気がするのですが、そんなにオススメするほどいいのかな??とずっと疑問に思ってまして。
どこかのサイトでクローザープラスがオススメされているのかなと思ったのですが、調べてみてもよくわかりませんでした。

私自身、パナレーサーのタイヤは長年使ってました。
使ってました、なので過去形です。
4年位前までは、パナレーサーのRACE AとかDを使ってましたし、Aなんて20本以上使ってきたと思います。
クロスバイク時代は、T-SERV PTという結構高いタイヤを使ってました。

その当時は、パナレーサーのタイヤは他社よりも安めだし、性能もいいと信じていたのですが、あるときに何となくの気分で、他社のタイヤに変えてから考え方が変わりました。
今はヴィットリアのコルサを使っていますが、前作のオープンコルサに変えたときに、明確にパナレーサーのAよりも上だと感じ取れたからです。

パナレーサーのタイヤですが、かなりの本数を使ってきた経験から見て、あるところからパンクが頻発するという印象があります。
これはクロスバイクに使っていたT-SERVでも、RACE AでもDでも変わりません。
だいたい、3000キロ越えたあたりからパンクが頻発することが多く、当時は月間1500キロくらい走っていたこともあって、タイヤなんて2,3ヶ月で交換していました。

クローザープラスについては、正直なところ使ったことがないのでよくわかりませんが(使ってもないのに言うなという人もいるかもしれませんが)、私の経験上、タイヤについては安くていいタイヤというものはないと思ってます。
試乗車によくついてくる、ヴィットリアのザフィーロなんかはクソタイヤの典型です。
ここでいう安くてというのは、定価ベースでの話です。
ウイグルでコンチネンタルのGP4000S2が激安特価になってますが、あれは定価ベースで見ると結構なお値段するタイヤですし。


Continental – Grand Prix (グランプリ) 4000S II フォールディングロードタイヤ 23c (ペア)


Continental – Grand Prix (グランプリ) 4000S II フォールディングロードタイヤ (ツインセット、25c)

一度ハイエンドタイヤにすると、二度と安いタイヤは使いたくなくなるということは正直あります。
明確に性能が落ちたとわかるので。
ですが、レースに出るとか出ないとかではなく、初心者さんほどいいタイヤを使ったほうが安全だと思っているので、是非ともハイエンドタイヤを試してみていただければと思ってます。

あと、安いタイヤについて【コスパがいい】と表現する人もいますが、これについてもちょっと違うのではないかといつも思ってます。
コスパというのはコストパフォーマンスなわけですから、掛けた値段よりもいい性能という意味合いで使われます。
でもロードバイク界でコスパがいいという表現を使うときって、単に安いことを指していることが多いと思っているので、なんだかなぁと思うことがあります。

ちなみにですが、ローラー台で使うタイヤは、ハイエンドタイヤである必要性は全くありません。
当たり前ですが笑。




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コメント

  1. はにわ より:

    ロードバイクを4台持っており、それぞれに、Michelin POWER endurance、Continental GP4000S2、Panaracer CLOSER PLUS、MAXXIS ReFuseを使っています。

    POWER endurance(定価8,424円)とGP4000S2(定価7,000円)はさすがとしか言いようがない性能ですね。
    一番気持ちよく走れたのが、GP4000S2でした。
    一方、POWER enduranceは乗り心地とグリップ性がよく、安定性抜群です。

    一方、CLOSER PLUS(定価3,381円)とReFuse(定価4,200円)は、やはり上記2つと比べると劣っているのは感じます。
    ただ、決して悪いタイヤというわけではありません。
    しっかりグリップもしてくれますし、耐パンク性も高いです。
    (この4つのタイヤに交換してから、一度もパンクしていません。)

    できれば、初心者の人にも、いわゆるハイエンドタイヤを使ってもらいたいものですが、予算の都合などもあるかと思います。
    そこで、値段と性能のバランスを考えると、Panaracer CLOSER PLUSという選択肢はアリかなと思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほど、さほど悪いというわけではないんですね。
      ただ、初心者さんにはなるべくいいタイヤを一度は試してもらいたいということもあるのと、ウイグルだとGP4000S2がクローザープラスと変わらないような値段で売っていますので、いいタイヤというのがどれだけのレベルで、そこからワンランク下がるとどうなるのか?2ランク下がるとどうなるのかというのも知ってもらいたいなと思ってます。